■半歩先行く料理レシピ 樋口直哉 2021.7.9
アスパラガスのおいしさは、ゆで方次第。
根元と皮を加えた湯でゆでると、味が濃厚に。
卵は水分の多い水溶性卵白を除くとプリッとした食感に。
焼くときは弱火で、塩は白身にだけふりましょう。
おいしく、きれいな目玉焼きがつくれますよ!
ゆで上げアスパラと目玉焼き
きょうの料理 2021年5月号
ゆで上げアスパラと目玉焼き : 樋口直哉
材料と作り方
材料(6本分)
----------------------------------------------------------
グリーンアスパラガス 6本(200g)
卵 2コ
塩・オリーブ油・バター・黒こしょう(粗びき)
----------------------------------------------------------
作り方
1.アスパラガスのゆで汁をつくる
アスパラガスは根元を2~3cm折る(堅い場合は包丁で切り落とす)。
ピーラーで下から3~4cmの皮をむく。
フライパンに水1リットル、アスパラガスの根元と皮を入れて強火にかける。
沸騰したら弱火にし、そのまま1~2分間ゆでる。
■ゆで汁で、さらにおいしく
根元と皮のゆで汁には、ほのかな甘みと香りが。
1%の塩を加えて、飲んでもおいしい汁でアスパラガスをゆでると、味が濃くなる。
2.アスパラガスをゆでる
1に塩小さじ2弱(10g)を加えて、アスパラガスを1分30秒~2分間ゆで、ざるに上げる。
水けをきって根元と皮を除いてバットに入れ、オリーブ油小さじ1をからめて、塩1つまみ(1g)で味をつける。
ゆで時間は太さで調整。
小指の太さくらいで1分20秒間、薬指で1分30秒間、中指や人さし指で1分40秒間、親指で2分間が目安。
■オイルで水分をキープ
水っぽくなるので、ゆでたアスパラガスを冷水にとるのはNG。
オリーブ油をからめて保湿をし、塩をふれば味がしっかりとつく。
3.3卵を茶こしでこす
卵を茶こしに割り入れ、水溶性卵白をこす。
茶こしに残った卵をボウルに移す。
■白身の濃さを均一に
サラサラの水溶性卵白を除くと、白身の厚みが均一になってムラなく焼け、味も濃くなる。
こした水溶性卵白はみそ汁の具に。
4.目玉焼きを焼く
フライパンにバター10gを入れ、弱火にかける。
バターが溶けたら3の卵を低い位置から静かに入れる。
黄身の周りの白身が固まったら火を止め、白身にだけ塩1つまみをふる。
アスパラガスを器に盛り、目玉焼きをのせる。
好みで黒こしょう少々をふる。
■卵はやさしく扱うこと
火加減は弱火で。静かに卵を入れると黄身がつぶれず、なめらかに仕上がる。
塩は白身にのみふる。
黄身にふると塩が溶けて表面で固まり、斑点状になってしまう。
アスパラとベーコン炒めが好き。
樋口さんの作り方は、炒める料理の仕方に比べて、少し手間です。
ぼくは、アスパラをゆでるよりも、炒めた方が好みです。
目玉焼きは、参考になりました。
アスパラガスのおいしさは、ゆで方次第。
根元と皮を加えた湯でゆでると、味が濃厚に。
卵は水分の多い水溶性卵白を除くとプリッとした食感に。
焼くときは弱火で、塩は白身にだけふりましょう。
おいしく、きれいな目玉焼きがつくれますよ!
ゆで上げアスパラと目玉焼き
きょうの料理 2021年5月号
ゆで上げアスパラと目玉焼き : 樋口直哉
■今までのレシピは‥‥‥・ アスパラガスは塩ゆでにし、水にとる ⇒鮮やかな色は保たれるが、塩味が抜け、水っぽい 卵は水を加えてふたをし、蒸し焼きにする ⇒短時間で火は通るが、白身がなめらかにならない |
材料と作り方
材料(6本分)
----------------------------------------------------------
グリーンアスパラガス 6本(200g)
卵 2コ
塩・オリーブ油・バター・黒こしょう(粗びき)
----------------------------------------------------------
作り方
1.アスパラガスのゆで汁をつくる
アスパラガスは根元を2~3cm折る(堅い場合は包丁で切り落とす)。
ピーラーで下から3~4cmの皮をむく。
フライパンに水1リットル、アスパラガスの根元と皮を入れて強火にかける。
沸騰したら弱火にし、そのまま1~2分間ゆでる。
■ゆで汁で、さらにおいしく
根元と皮のゆで汁には、ほのかな甘みと香りが。
1%の塩を加えて、飲んでもおいしい汁でアスパラガスをゆでると、味が濃くなる。
2.アスパラガスをゆでる
1に塩小さじ2弱(10g)を加えて、アスパラガスを1分30秒~2分間ゆで、ざるに上げる。
水けをきって根元と皮を除いてバットに入れ、オリーブ油小さじ1をからめて、塩1つまみ(1g)で味をつける。
ゆで時間は太さで調整。
小指の太さくらいで1分20秒間、薬指で1分30秒間、中指や人さし指で1分40秒間、親指で2分間が目安。
■オイルで水分をキープ
水っぽくなるので、ゆでたアスパラガスを冷水にとるのはNG。
オリーブ油をからめて保湿をし、塩をふれば味がしっかりとつく。
3.3卵を茶こしでこす
卵を茶こしに割り入れ、水溶性卵白をこす。
茶こしに残った卵をボウルに移す。
■白身の濃さを均一に
サラサラの水溶性卵白を除くと、白身の厚みが均一になってムラなく焼け、味も濃くなる。
こした水溶性卵白はみそ汁の具に。
4.目玉焼きを焼く
フライパンにバター10gを入れ、弱火にかける。
バターが溶けたら3の卵を低い位置から静かに入れる。
黄身の周りの白身が固まったら火を止め、白身にだけ塩1つまみをふる。
アスパラガスを器に盛り、目玉焼きをのせる。
好みで黒こしょう少々をふる。
■卵はやさしく扱うこと
火加減は弱火で。静かに卵を入れると黄身がつぶれず、なめらかに仕上がる。
塩は白身にのみふる。
黄身にふると塩が溶けて表面で固まり、斑点状になってしまう。
アスパラとベーコン炒めが好き。
樋口さんの作り方は、炒める料理の仕方に比べて、少し手間です。
ぼくは、アスパラをゆでるよりも、炒めた方が好みです。
目玉焼きは、参考になりました。