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~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

24歳の死

2013-02-23 | 韓国music


韓国アイドルの「A'st1」(エースタイル)のメンバーだったソン・インギュくんが亡くなりました。
胸腺ガンという病気に侵され、まだ24歳という若さでの志半ばの逝去だそうです。

正直に言うと私には、このジャケット写真を見てもどの子がインギュくんかわかりません。
日本人のトモくん(彼は左から2番目)がいたことぐらいしか知りません。
もっと正直に言うと、解散していたことも知りませんでした。

でも、「A'st1」の曲は結構好きで、ウォークマンにもミニアルバムの数曲が入っていて、
今でも時々(特にウォーキングにテンポがぴったりで)聴いていました。
「1.2.3.4 Back」という曲はなかなか耳残りが良く、ご存知の方もいるのではないでしょうか?

だから、またアルバムが出たら聴きたいな~と思っていたのだけど、
解散していたのだからそれも無理なことだったんですね。


トモくんのブログによるとインギュくんは、日本のコンビニのお弁当が大好きで、
特におかずがたくさん入ったやつ(幕の内とか?)が好きだったそうです。

病に勝って必ずまた舞台に立つんだ!と決してあきらめていなかったと書いてありました。

でも日々衰弱していく自分の体…
呼吸するのも大変になる病気だそうで、どれだけつらかったことだろうと考えます。

彼は「A'st1」の中でラップ担当だったそうですので、今夜、気にしながら聴いてみようと思います。

ソン・インギュくんのご冥福をお祈りいたします。

    

それにしても、ネットでは
「だれ?こいつ」「報告いらねーし」などのコメントがたくさん上がっています。
「日本人の死をお祝いしたんだからこっちだってお祝いするよ」

悲しいなぁ。
もちろん、そうじゃない人のコメントもたくさんありますよ。
「あなたの心が寂しいですね」と、ファンでもない方でも言っています。

領土問題があるから、
韓国人だから、日本人だから、
アイドルだから、庶民だから、
ファンだから、ファンじゃないから…

そうじゃなくて、人間だから。
地球上に存在する小さな人間として、誰が何と言ったって、こういう死は悲しいと思える人でありたいし、
プラスすれば、やはりこの若さは気の毒だったとしか言いようがありません。

いつか、日本と韓国がもっと仲良くなれるようにと、
日・韓・中から成るこのグループにいたのなら彼は思っていたのではないでしょうか?

天に唾を吐けば自分に落ちてくるように、
他人に向けた矢は自分に戻ってくるように、
かつてお祝いした人にも、今回お祝いしようと思っている人にも
「因果応報」があると思います。

私は日本人に生まれて良かったととても思っているけれど、
地球上のどこに生まれ落ちるかなんて、本当に奇跡みたいなもんです。
たまたま生まれ落ちた先の「所属先」で良くも悪くも生きて行かなくちゃなりません。

日本人に生まれて幸せだと思えるなら、
その心の余裕で、気の毒な人を見つめられるようになりたいと思います。


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