尖閣諸島を守れ!緊急街頭演説会【幸福実現党】3 黒川白雲
皆様、こんにちは。ご支援、ご声援、まことにありがとうございます。幸福実現党政調会長、黒川白雲と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
このたびの参議院選挙におきましても、この新宿駅ご利用の皆様、新宿区民の皆様、東京都民の皆様、大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。前回の選挙の時においても、この新宿駅においては本当に暖かく皆様からご支援いただき、「がんばれよ」とかけ声をいただいたり、その場で党員になっていただいたりと、本当にこの新宿駅はたくさんご支援いただいた、そうした思い出でいっぱいでございます。そして、この新宿駅ご利用の皆様、本当に国防への高い意識を持っていらっしゃる。そうした思いを持っていらっしゃいます。
今回、沖縄県より金城タツロー氏にお越しいただきましたけれども、このまさに沖縄が日本の防衛の最前線で、これだけ熱い思いで沖縄県民の皆様が戦ってくださっているんです。今日、実はそちらでたくさんチラシをお配りしていらっしゃる党員の方、サポーターの方々、沖縄県より数十名の皆様にお越しいただいております。ありがとうございます。そして東京都の皆様に本当に沖縄の皆様の熱い思いを訴えたい。東京都民の皆様に、沖縄は今、これだけの危機にあるんだと。本当に沖縄の皆様、頑張って戦っていただいております。もう日本の最前線です。沖縄は中国のものだと言っておりますけれども、沖縄県民の皆様は日本国民の一人として、日本のために最前線で戦っていただいているのです。その象徴が金城タツロー氏であります。沖縄には左翼の牙城といって、左翼の人たち、皆様もテレビでご覧のように、基地反対デモであるとか、この辺野古での座り込みとか、さまざまな左翼勢力がたくさん集まっております。しかし、沖縄県にはたしかに保守の思いを持った、日本国を守ろうとその身を捧げた人たちがいるのです。金城タツロー氏をはじめ、今ここに集っていらっしゃ�る皆様。そうです、今、沖縄が本当に危ないんです。
皆様、毎日ニュースでも出ております尖閣諸島。このまま放っておいたら、あっという間に中国の領土になってしまう。こうした事態が今、来ているのです。日本政府はあまりにもあまりにも対応が遅すぎます。
この7日に領海侵犯をして海上保安庁の巡視船にぶつけてきた、その船に乗り込んで確保してから、日本政府から逮捕OKが出たのは13時間後なのです。その間、菅総理も仙谷官房長官も、中国との摩擦が大きくなったら困るとうだうだしていたのです。本当であればもう即刻逮捕してもいい事態であるにもかかわらず、まったく国防意識に欠けているのです。今の民主党政権に本当に任せていていいのか。大変不安になります。
昨日も民主党の代表選を有楽町駅でやっておりました。党本部の近くでしたので、私も見てきました。菅直人首相はおっしゃっておりましたけれども、何ひとつ国防の話、尖閣諸島の話をしておりませんでした。そればかりか、この尖閣の事件が起こった翌日には、菅首相は「私のおかげで中国のビザが緩和され、中国の観光客が増えて経済的にも日本は潤ってくるんです」と、そんな寝ぼけたことを言っているんです。本当にこうした菅総理に任せておいてよろしいのでしょうか。私たちは本当に不安になります。
一方、この代表選でもう1人の主役、小沢一郎氏は、「尖閣諸島は日本固有の領土だ」と、先週の日曜日にNHKの番組で言っておりました。この小沢氏の正論が、この中国の今回の領海侵犯を引き起こしたと言われておりますけれども、小沢氏の言ったことは正論であろうと思っております。ただいま党員がパンフレットを配っておりますけれども、『小沢一郎の本心に迫る』と、この小沢一郎氏の守護霊リーディングにより、その本心が書かれております。ぜひこのパンフレットをお読みいただき、本書もお読みいただければ、その本心がおわかりになると思います。今、なぜ小沢一郎氏がこの日本の防衛について、強く言っているのか。急に180度ひっくり返ったように、「尖閣諸島は日本の領土だ」と「日中よりも日米が大事だ」と言い始めております。その本心が描かれた本書を、ぜひお読みいただきたいと思います。
今、こうした日本の政界が二転三転、右往左往している間に、中国は刻々と尖閣諸島を我が領土にせんと迫ってきております。漁業監視船という中国の軍艦を、軍艦からミサイルを撤去した監視船を、尖閣諸島に向けております。また、中国の漁船を100隻近く、日本の尖閣諸島の領海に送り込んで上陸しようという計画が呼びかけられております。10月1日からの国慶節、中国の建国記念日に上陸しようとたことが、公然と呼びかけられているのです。中国のネットでは、日本の観光庁にサイバー攻撃をかけろという強硬論も、次々に出ています。日本の大使館の前でも、30名のデモが行われております。こういったことを中国政府は黙認しているばかりか、裏であおっているのではないかと思われます。
中国が今、こうした強硬論に出て、この尖閣諸島を実効支配していく。それに対して、日本政府は断固として毅然たる態度を示さなければ、このまま尖閣諸島は取られます。尖閣を取られれば、沖縄を取られます。沖縄を取られたら、日本列島を取られます。本当にこれは一手一手、オセロの隅っこを取るようなものなんです。尖閣諸島を一つ押さえたら、日本はオセロのようにすべて中国領に引っ繰り返ってしまう。絶対に取られてはならない。この一線であるのです。これに対して、日本政府はまったく危機感がないことが問題であります。
幸福実現党は、先ほど金城タツロー氏が訴えたように、日米同盟をしっかりと堅持し、そして沖縄に自衛隊を配備する。今、沖縄の海上自衛隊には艦艇がないのです。船を持っていないのです。あるいは沖縄の航空自衛隊もF15を16機しか持っていません。いざという時に守れません。沖縄の陸上自衛隊も戦車を持っていません。攻撃ヘリも持っていません。どうやって沖縄諸島を守れるのか。まったく今無防備状態で、海上保安庁が一生懸命汗をかいて、ギリギリの所で守っている。しかし、向こうがミサイルとか鉄砲を持ち出してきたら、もう守れない状況に来ているんです。
今こそ、私たち日本国民は目覚めなくてはなりません。今、龍馬伝で黒船が到来した時のように、今、中国からの黒船が到来して来ているんです。私たち幸福実現党はこの黒船到来に対し、自分の国は自分で守る。これは右翼でも何でもありません。ごく当たり前の普通の国として、自分の国を守ると言っているだけなのです。故郷を守りたい。この沖縄県民の方々の思いと一体となって、守ろうとしているんです。どうか共に立ち上がり、この日本の世論を変えてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。