保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

亀岡市定例議会を傍聴してきました!記念事業、大きく前進!

2005-09-21 15:51:17 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
今日、仕事が休日となった船頭はっちん。

保津川下りの乗船場のある京都府亀岡市の
9月定例議会を傍聴してきました。

船頭はっちんにはあまり縁の薄い
議会に足を運んだ理由とは?

来年度に訪れる「保津川開削400周年」に
ついての市側の見解を問う、一般質問が
あると聞いたからです。

質問するのは「保津川開削」記念事業の
取り組みに意欲的な西口純生市議。

西口議員は来年の保津川開削400年を
迎えるにあたり、地元保津町市民ととも
に記念事業の計画を進められており、
私達遊船組合も‘同志’と呼べる人物。

質問は、
「保津川400年での市の取り組みについて」
というもので、遊船の位置付けなど
具体的な内容にも触れての質問でした。

この質問に対して市長は、保津川下りが
400年の長きに渡り、亀岡地域にもたらし
続けているという功績をしっかり認識した上で、
「市としても積極的な事業計画を検討する」
との答弁を頂きました。
また、「市が中心となり各団体、市民共同
での実行委員会を設立したい!」という
一歩踏み込んだ明確な返答もなされました。

この市長の答弁により、保津川という
‘川’を軸とした市、市民、遊船をはじめ
各団体とが協調した一大プロジェクトが
設立される可能性が濃厚となり、
事業計画が大きく前進したという
ことでもあります。

‘保津川400年記念事業の実行委員会設立!’

「やっとここまで、漕ぎ付けたか」
というのが、市長の答弁を聞いた時の、
私の正直な心境でした。

企業組合という特殊な組織の性格からか?
ここまで漕ぎ付けるまでには本当に
色んな困難がありました。
そのことを思い起こすと、実に
感慨深いものがあります。

今後この委員会に、私はっちんが遊船側の
代表として選出されるかは分かりませんが、
今は準備委員会・委員長として一つの
仕事をやり終えた!という安堵感と
満足感があります。

今後、この実行委員会を中心として
亀岡市上げて、「保津川400年」
記念度を盛り上げてもらって、日本いや、
世界に「天下の亀岡・保津川下り」の
名を轟かせて頂きたい!
そう心から願い期待する次第です。

世界ウルルン滞在記SP、原田龍二さん再び!

2005-09-20 10:01:10 | 原田龍二さん
今月25日(日曜)の世界ウルルン滞在記に
原田龍二さんのモンゴル訪問の模様が
放送されます。

今回の「世界ウルルン滞在記」は
再会スペシャルということで、
以前に訪れた地を再び尋ね、
お世話になった人々との
親交を深めるものがたり。

原田龍二さんは1995年秋、モンゴルの
アルハンガイの大草原で、ヒツジやヤギ、
馬に牛など400頭以上の家畜を飼い生活
しているボルさん一家・5世帯14人の
大家族を訪問されました。

僅かの間でしたが、一家と生活をともにし、
馬の乳搾りや蒙古酒作りから暖房に使う羊の
糞集めまで手伝いながら、親交を深められました。

そのお礼として一家から「馬」を
プレゼントされています。

1997年春には念願が叶い、再びモンゴルを
ボルさん一家と再会を果たし、すっかり成長した
自分の馬に「ワタル」と名付け、
必ず戻ることを誓っていたそうです。

今回、8年ぶりにボルさん一家と
再会する原田さん。
なんでも今回は案内人なしでボルさんの
ゲルを探すことになったそうです。

どんな出来事が原田さんを待ち受けている
ことやら?

このはっちんブログにもたびたび、
コメントを入れて頂く同志・原田龍二さん
の温かい人間味溢れる素顔を観れる
ウルルン滞在記です。
皆さんも是非、ご覧下さい。

観終った後には、きっと男・原田龍二
が好きになると思います。

感動の体験記です。
皆様、ハンカチもお忘れなく!

「世界ウルルン滞在記」再会スペシャル
放送日9月25日(日曜日)
TBS系列、21時~22時50分まで~

ムーンライト・ウェディング in 京懐石・門

2005-09-19 23:59:38 | 京都情報
昨日は「中秋の名月」。
京都の観光地でも『名月』に
ちなんだイベントが各地で目白押しです。

深く暗い秋の夜空を煌々と照らす月の光。
その闇夜に映る黄金色の光を眺めていると、
なんともロマンティックな気分になるものです。

そんな月の光に包まれるロマンティックな夜に、
ナイトウェディング・パーティがありました。


題して「ムーンライト・ウェディングin京懐石・門」

このパーティーをプロデュースした京懐石・門(亀岡)の料理長は
はっちんの友人で京料理界の若き旗手、ご存知西田浩二さん。


プロのジャスピアニストの演奏にあわせて、新郎新婦の
ご入場です。
今日のウェディングパーティは、京都中央市場の鮮魚関係者
の方々が多く来られるそうです。
いわば魚のスペシャリストで、京都の一流と呼ばれる
店の味を知り尽くした方々をお招きしてのパーティです。
西田さん、かなり緊張しているようでした。
でも、新郎新婦さんも、そのような方々に
自信を持って紹介できる「店」と思われている
のですから、考えたら凄いことですよね!!


今日の料理の前菜です。前菜に伊勢えびの黄金焼きとは
なんとも贅沢ですね。えびの頭には稲穂の飾りつけも。
その横には子持ち鮎の山椒煮も並んでいました。

メインディッシュなどその他のお料理についてもいろいろ
述べたいのですが、一様「門」オリジナル料理なので、
無責任に書くことは控えますが、丹波松茸、丹波栗、
丹波黒豆、亀岡牛など、地元丹波の食材料理がふんだんに
登場する今まで遭遇したことのない豪華な京懐石でした。



西田料理長の真骨頂はなんといってデザートです。
日本料理に「デザート」という分野を開拓した伝説の料理人、
丸田明彦さんを師匠にもつ西田さんのデザートは、
和の領域を越える一品です。
今日のデザートは、梨に丹波栗と柿、ホウズキがのせてあります。
秋の食材で満月、月見をイメージした一品でしょうか?


丹波の黒豆と丹波栗をつかった菓子。
これが今日の持ち帰り菓子です。
これも西田オリジナルの一品です。


西田さんは「まる多料理研究会」で丸田明彦さんの下で
「デザート曼荼羅」(竹内書店)いう書籍の出版スタッフに
名を連ねています。
「デザート曼荼羅」では、従来の伝統的な素材や料理技術に
新しい素材と新しい料理技術を取り入れ、日本料理に
「デザート」という新たな料理分野を構築した歴史と
実例が記載されている一冊です。

満月の夜に永遠の未来を誓われたお二人。
そんなロマンティックな夜に、最高の料理と
最高の演出で花を添えた「門」の西田さん。

改めてアーチストと呼ばれる人の魅力を
垣間見て羨ましく感じる凡人のはっちんです。

お式の実況レポートは新聞記者のはかせさんが近日中に
アップしてくれます。
はかせさんのブログ

今日の保津川下り、凄い人出だ!!

2005-09-18 22:04:36 | 船頭
9月に入り、夏休み後初めての3連休。

どの行楽地も大勢の人で賑わいを
みせていたようですね。

京都の観光地・保津川下りの今日は
お盆休み以来の大盛況!!!

はっちんも朝から休憩なしの3回コース
となりました。

もし、あと数名、お客さんが来られていたら
4回目を下ることになっていたのです。

聞けば2時過ぎに、乗船チケットが完売し、
その後にお越しいただいたお客さんは、
予約の除き、全てお断りするという事態と
なりました。

120人の船頭が朝からフル回転しても
いかんともしがたく、今日とこの日に
保津川下りを楽しみにお越し頂いたにも
かかわらず、チケット完売の為、お乗り
頂くことが適わなかった皆様、
誠に申し訳ござませんでした。

これに懲りず、是非、またのお越しを
お待ち申し上げます。

このブログでも出来る限り、
リアルタイムな情報をお伝えできるよう
取り組んでいきたいと考えれおります。

しかし、今日は暑かった!!!

最近、秋を感じさせる涼やかな
風が漂っていた保津川でしたが、
今日はどういう訳か、真夏にもどった
ような暑い陽気となり、かなり
ハードな仕事条件となりました。

今、PCに向かっていても、軽い
熱中症にかかったような、ダルさ
が身体を支配しているようです。

もう少しいろいろなエピソードを
書き込みたいのですが、明日も
3回下らねばならない予感なので、
今日は、ここまでにしておきたい
と思います。

秋の訪れ・・・保津峡に彼岸花咲く。

2005-09-17 17:50:26 | 船頭
朝晩の涼しさに秋の訪れを
感じさせる季節になってきました。

保津川下りが流れる保津峡谷にも
秋の始まりを告げる「彼岸花」が
咲き始めました。



燃えるような‘赤色’の葉が、緑に覆われた峡谷内に
点在し、鮮やかな色調で彩ります。
彼岸花は元々中国から渡来した花といわれ、
くきが突然、土の中から伸びてきて、鮮やかな色の花を
咲かせて、僅か1週間ほどで枯れます。花が枯れると
葉が生えてきて、夏前にはすっかり姿を消す
ミステリアスな花です。

根には毒があるので、日本では昔、
田んぼのあぜ道に植えて、土手を掘る
ネズミ被害を防ぐ役目をしたともいわれています。

彼岸は仏教で悟りの境地に行くことの意味で、
季節の変わり目、農耕の区切りに時期という
意味で使われたと聞きます。

「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように
この花が咲く時期は一年中でももっとも
過しやすい季節になります。




爽やかな初秋の風を受けながら、
下る川下り。
鮮やかな花が迎えてくれる保津川峡谷に
是非、お越しください。

‘男たちの保津川下り’!押忍!!

2005-09-16 19:57:34 | 船頭
年間約30万人の観光客が訪れる
私達の保津川下りには、全国いや
世界中から老若男女を問わず
色んな方がお越し頂いてます。

そんな毎日のなか、今日のはっちんの船
にお乗り頂いたのは、男だらけの団体さん。

船内に設置してある6列シートすべてが
男性で埋まるさまは、華やかさとは無縁な
モノクロの世界で、実に見事です。

船頭業界も女性船頭はいないので、その
一隻はまさに‘男たちの保津川下り’です。

今日お乗りいただいた男性団体は、
スポーツインストラクターの会社らしく
皆さん若くてガタイのいい人ばかり。
頭は丸刈り、ズボンは紺系のスラックス、
上着はポロシャツとバリバリの体育会系!
上司らしい目上の人には丁寧ではっきりした
キレのある返事、私達船頭にも敬語で
接してくれるという徹底さです。

そんな‘男’な彼ら。
船が急流を下ると「おお~!」、
雄大な自然景観を見ては「おお~!」
船頭のギャグにウケては「おお~!」
と野太い大きな声が深い渓谷に
こだまします!

いつもは軽いジョークを飛ばし、場を
和ますことを信条にしているはっちんも、
彼ら‘男’の雰囲気に囲まれ、微かな
緊張感が漂う中、案内も硬めなものに
なってしまいました。

実にクールな‘男たちの保津川下り’。

たまには、男を磨くために
いいかもしれないですね・・・

保津川の9月、鹿との遭遇~

2005-09-15 22:59:32 | 船頭
暑かった保津川の夏も
いよいよ終りの予感。

谷間を渡る風にも秋の訪れを
感じさせる涼やかさです。

今の時期の保津川の楽しみの一つに
「鹿との遭遇」があります。

この鹿さん、最近は保津川下りの
全航路の前半から半分までの
山間でよく目撃されています。
しかも珍しく、かなり船の流れる
至近距離まで寄ってきているのです。


夏中、保津川峡谷沿いを飾ってくれた
「ムクゲ」の下で木の実を食べる鹿。
薄紫の鮮やかな花と鹿・・とても絵になります。


時には、川を泳いで対岸まで渡って行く姿も目撃できます。
川から上がった鹿は船を見つけたら一目散に山の中へ
逃げ込んでいきます。保津川の鹿は冬になると、
猟師に追われる為、人への警戒心は非常に強いみたいです。

奈良の鹿さんのように、せんべいを振っても、決して
寄ってきてはくれません。

今の季節、かなり高い確率で鹿との出会いがある
保津川下り。私達も仕事中ですが、ついつい
今日も川岸にいないか探してしまいます。

ほかの月とは異なり、あまり渓谷を彩る花類が
ない分、鹿さんがお越し頂く観光客の目を
楽しませてくれているような気がします。

そう考えると、この鹿さんたちがなんとも、
いとおしく感じる今日この頃なのです。

ウイリアム王子を呼ぼう!保津小学生ご乗船。

2005-09-14 16:56:49 | 船頭
今日、保津川下りの乗船場が
ある、地元亀岡保津町の
小学生が野外学習で
保津川下りをされました。

代々、この保津町で受け継がれてきた
地場産業・保津川下りに乗り込み
実体験を通じて、その歴史と
魅力を子供達に認識してもらおうと、
「ふるさと保津を読む会」(自治会)
と小学校が協力して企画したものです。

保津町は400年続く保津川下りの
船頭のほとんどが代々住んでいた地域です。
この子供達も、親や祖父、身内に
船頭をされている家の子が多く、
うまれた頃から、船が流れている
風景を自然に見ている子供ばかりです。

でも、今でははっちんの様に一般公募で
入社した他所の船頭が多くなり、地元色
が薄れ、意外にその歴史や魅力を
詳しく知らない地元の子供が多くなって
きているらしいのです。



そこで保津川の歴史と開削に詳しい地元選出の
議員・西口純生氏がガイド役となり、
各名所ポイントの説明と昔のゆかりばなしを織り交ぜ
ながら、川を下って行きました。
野外学習という授業の一環なので、結構硬い話が
続くので途中、緩やかな淵では元気のいい男の子に櫂引きの
手ほどきをするなど船頭体験も混ぜた飽きのこない
サービスにも気を使いました。


急流の波の音や船頭の引く櫂を音で解説が
聞き取れなくならない様に、秘密兵器
として拡声器が持ち込まれました。
ここまでされたら、もう聞くしかないですね。

船頭体験を数人の子供達にチャレンジして
もらいましたが、やはりDNAなのでしょうか?
最初から上手に出来る子が多くて、改めて
400年の奥深さを感じずにはいられませんでした。

もう数年したら、この中から本当に船頭に
なる子が出てくるかも知れない予感を感じる
一日でした。

☆この保津小学校の子供達は来年の
「保津川開削400周年」を記念して、
 英国のウイリアム王子宛てに、
 保津川下りの招待状を書いて送って
 くれました。
 書簡は外務省を通じて手渡されるそうです。
 実現したら、凄いことですね!!

はも鍋を囲み、「浜田省吾」を歌う会、開催!

2005-09-13 09:39:36 | 浜田省吾さん
京都・大阪・亀岡の浜田省吾ファンで
結成された「浜田省吾を歌う会」の
集まりが、昨日亀岡にある
「京懐石・門」さんで開催されました!!!

「浜省を歌う会」とは、浜省をこよなく
愛するファンが、誰に遠慮することなく
カラオケで浜省の歌のみ歌うという環境を
作ろうと、私船頭・はっちんと報道マン
米田さん、主婦えみさんの3人で
立ち上げた会です。

今回は新しいメンバーを迎えたこともあり
顔あわせの意味を兼ねて、浜省を語る宴会
をしよう!という運びになりました。
会場には、メンバーで料理人でもある門さん
のお店を提供して頂き‘はも’の鍋を囲む
ことに!!


門さんのエントランスには「初秋、浜省を熱く語ろう!」という
看板まで!!お二階へどうぞ~


二階の座敷には、はもと、な、なんと!松茸まで用意されてました。
そしてテレビ画面からは浜省のDVDが流れています。
これぞ「浜鍋」です!


京都の夏の食材の‘はも’と秋の食材‘松茸’のコラボは
京の初秋ならではのもの。贅沢すぎる~
はもはお箸につまんで、門さん特性のダシに「1,2,3、」と
湯がいて戴きます。
皮もやわらかくぷりぷりとした食感がたまりません。
定休日だった門さんはこの宴会の為だけに、朝一番
中央市場に行ってくれたそうです。



ふんだんに用意された松茸を豪快に鍋にほり込むメンバー。
あまりにも贅沢な浜鍋に、思わず顔もほころびます。
はもと松茸でいいダシが出たところで、最後は締めの
雑炊へ。これがまた、最高に美味しい~
さすがは、伝説の料理人「まる多」の最後の内弟子、
京料理界の若きプリンス・門さんです。
メンバー全員、高級料亭の味に大満足!!


鍋を囲みながら、浜省のライブ映像を鑑賞。
みんなそれぞれの歌にそれぞれの想い出があり、
映像の場面、場面で熱く語りました。
中でも石田ゆり子さんが出演されている
「君にささげるLove・Song」プロモ内容の
意味について熱い意見交換が繰り広げられ、
米田さんが報道マン独特の洞察力で
奥の深い解説をされ、一同納得!




最後はみんなで記念写真です。
あまりにも熱く語ったので、みんな目が燃えてます~
テレビの横には浜省のDVDが勢ぞろい。
京都市内から参加のおかちゃん、
選挙報道で徹夜明けにもかかわらず山越えで
参加された米田さん、わざわざ亀岡まで
足を運んで下さり、深夜までのお付き合い
ありがとうございました。

そして会場を提供頂いた上に、
考えられないような
破格で料理を提供して頂いた「門」さん
ありがとうございました。
そして不思議な縁を運んでくれる
浜田省吾さんありがとうございます。

これからも浜省好きの仲間を発掘し、メンバーを
増やして盛り上げていきたいですね。
そしていつかこの会に浜省をお招きする夢を持って・・・

小倉百人一首殿堂・時雨殿が10月オープンへ!

2005-09-11 20:19:19 | 京都情報
保津川下りの終着点・京都嵐山に
船が近づくと、保津川左岸沿いに
裾の長い小高い山が姿をみせます。

この山が小倉百人一首発祥の地
「小倉山」です。

嵐山など京都右京区方面から見ると、
お椀のような丸い山に見える小倉山ですが
保津川沿いから見ると細長い山に見えます。

この小倉山裾にこのたび建設されたのが
「小倉百人一首殿堂・時雨殿」です。


この建物は京都商工会議所120周年記念事業の一環として
平成15年11月に設立された財団法人小倉百人一首文化財団
(理事長・山内溥氏任天堂相談役)が
主体となり建設されていたもので、小倉百人一首を通じて
文化・芸術・産業など各分野の更なる発展と
観光の振興に貢献することを目的に、賛同者を募り
昨年9月から建設に着手、今年10月からのオープン
を目指しています。

内部施設も任天堂色のある世界最先端のソフト力や
映像・音声技術による「デジタル百人一首」を実現し、
1階の展示室には45インチの大型液晶70台を
縦横70メートルにわたって敷き詰めて、
CGを駆使した京都市中心部の現在と平安時代の様子が
映し出されるバーチャルリアリティー技術を駆使し
京都の空を歩くような感覚を演出するそうです。


時雨殿は鉄筋コンクリート2階建てで敷地面積は2325平方メートル。
総工費は約8億円ともいわれるが、山内氏が負担したそうです。
さすがは世界の任天堂!!!
百人一首のアニメーション映画も上映する計画もあります。



この時雨殿は保津川下りの着船場のすぐ横、
嵐山・大堰川(保津川)沿いの史跡・名勝指定地区に
建てられています。

百人一首は鎌倉時代、この小倉山に住んでいた
歌人の藤原定家が、好みの歌人百人の最も代表的な和歌
を一首ずつ選んだもの。

天智天皇から順徳院までの約600 年間の歌集で、
配列も年代順にされています。
それらの百首はすべて「古今集」「新古今集」など
十の勅撰和歌集から選ばれたものです。

藤原定家が百人一首を編集した年月日は定かではないようですが
およそ約800年前に、同じこの小倉山裾で編集された
百人一首が、今、最先端のテクノロジーで甦る!
なんともロマンある話ですね。

今年の秋の京都観光は、
トロッコ列車→保津川下りして、
降りた所にオープンした
この「小倉百人一首殿堂・時雨殿」に行く!
このコースで決まりですね!!!