一生仮宿

直腸癌切除後の排便障害で不自由な生活を送っています。
楽しみは酒と読書。

本当に水だけで・・・レンジフィルターの掃除

2016-12-31 15:07:46 | その他
九月に買ったレンジフィルター

楽したい

実質三か月あまり使いました

妻がレンジ周りの掃除をしていたので見ていると

本当に蛇口から水をかけただけで油汚れが流れていきました

一枚一分ほどで掃除終わり

これで妻も気軽にフィルター掃除ができます

以前はやり始めると洗剤につけたり、ブラシでこすったり

半日仕事でした

楽したいという思い叶って、楽できます






羽根屋 大吟醸

2016-12-31 13:30:10 | 




私が入院中に冬季手当があたった支給された娘

いつもならすぐにボーナスの酒、と言っていつもより少し高めの日本酒を買ってきます

それが退院後も禁酒だったので、昨日ようやくボーナスの酒を買ってきました

家族全員大好きな酒蔵、富美菊酒造

外れがなく美味しい酒蔵

これを飲んでようやく自分の口が不味いのだと分かりました

酒が解禁になってから飲んだ三種の日本酒

若鶴頒布会のお酒二種類

仕事納めの酒だと言って娘が買った来たAKEBONIO

どれを飲んでも味の違いが分からず苦味しか感じませんでした

期待して飲んだ羽根屋大吟醸

グラスに入れると、いつも通りの馥郁たる香り

口に含むと・・・苦い

ちょっと悲しい気持ちになりました

日本酒を楽しめないとは・・・今までの中で一番の後遺症?

自分で作る晩御飯も最近は美味しくないし・・・








肺癌入院記8 術後五日目

2016-12-30 14:07:40 | 肺癌入院記
十二月十四日

術後五日目

今朝も三時に目がさめ、その後は眠れず

でも五六時間は寝ているから日中も眠気はない

朝食前にコーヒーが飲みたくなって二階上の自販機コーナーへ

看護師や主治医に許可を求めると、藪蛇になるかもしれないのでこっそりと

豆から淹れるコーヒー自販機があり、砂糖抜きミルク多めで

部屋に帰って香りと味を楽しむ

コーヒーのリラックッス効果を実感

病室はコーヒーの匂いで一杯に

全然こっそりでは無くなった

十一時から昨日とおなじ・・・名前を度忘れで・・・そう・・・リハビリセンター

今日はこぎました十分、負荷を強くしてと頼みましたがダメと

軽すぎて漕いでいるのがばかばかしく思える

病室からセンターまで行く方が疲れるくらい、これもリハビリの一環か

午後からシャワー、下半身だけ

ついでのシャンプーも、シャンプーは持ってきていないので看護士さんに借りる

シャワー室、入浴室は予約制で一人で入れるのでゆっくりできる

でもあまり綺麗ではないので土曜日退院ならもう使いたくない

時間制限は、入浴で三十分あるので十分

シャワーは入って上がるまで十五分、傷を濡らさないように気を使うので全身洗うなら十分もかからないような気がする

シャワーの後、再びコーヒー、コーヒーを飲みながらの読書は最高のリラックスタイム

夕方、執刀医が病室に

金曜日の検査(血液、レントゲン)で問題がなければ予定通り土曜日に退院

でももう少しいますかの質問に

先生がさみしいなら二三日は

でも看護師さんが可愛いから一週間くらいはいいかな、と答えると

可愛いですものね、と苦笑い

仕事帰りの妻が来ていた時、中勤の看護士さんがあいさつに

帰った後、妻が含み笑い・・・

私の病院で最大の楽しみが消えたのがおもしろかったよう

そう、今日の五時から零時までは男の看護士

どうせこの後顔を合わせるのは一回だけだから

明日の朝起きた時は可愛い・・・



朝食



昼食



夕食







仕事納めの酒・・・BKEBONO?

2016-12-29 15:55:13 | 




AKEBONO WINTER SPECIAL LIMIT 750

昨日は仕事納めの娘、帰ったのは九時少し前

忙しかったようです

仕事で遅くなるとアルコールが飲みたくなるようで、必ずと言っていいほど買ってきます

自分の分だけ買ってくることが多いのですが

昨夜は仕事納めの酒、みんなで飲もうと

せっかくですからご相伴に

辛口で口当たりがきつい

手術後あまり酒が美味しくないので、なおのこときつく感じました

それでもいつものグラスに二杯・・・日本酒一合、缶ビール一本飲んだ後でしたから

飲んだ後の空き瓶に落書き



バケモノ?

いえ、バケボノ・・・ちょっと可愛いかも








肺癌入院記7 術後四日目

2016-12-29 09:46:32 | 肺癌入院記
十二月十三日

術後四日目

五六時間は寝ることができた

十一時からリハビリセンターへ

自転車こぎ十分、頑張ってこいでました

何をがんばったかというと、馬鹿馬鹿しいほど軽い負荷のペダルを淡々と漕ぐ事

疲れたら頑張らなくても途中でやめてもいいですよ、との有り難いお言葉

その後一分ほど漕いでやめました

がんばるのに疲れたから

あれは気の短い人間には向いていないような・・・

それを最後にいろいろ話を聞いているうちに

自転車こぎ四分三十秒しか漕いでないからの言葉

すぐその後に、それでいいんだけど・・・

ちょっとムカッ!!!

明日は意地でも十分漕いでやる

午後から友人が見舞いに

来なくていいと言っていたのに、暇だからと

腕には買ったばかりのロレックス、これを見せに来たのか

いえ、そんな人間ではありません、見舞いに来るとき腕に巻いていただけ?

何を言っても見舞いに来る男だから

病室が暑いので汗を拭きながら三十分ほど居てくれた

見舞金と一緒にお勧めだという文庫本、シリーズで三冊置いていった

今読んでいた本がハードSFで集中力がいる、途中でやめてそれを読み始める

今回の入院で初めての見舞い人

手術を知らせてあるのは三人だけ

お隣さんと妹それに今日の友人

見舞いに来なくていいと強く言ってあるのであとの二人は来ないと思う

夕方うとうとしていたら目が覚めた、幼い女の子の声で

ママーママーと号泣

午後から時々楽しそうに歌う声が聞こえていたのに

もしかするとお母さんが・・・

三十分ほどして嬉しそうな声で、お母さんお帰りなさい、お母さんお帰りなさい

想像だが手術から帰った母親を見て号泣し、麻酔から完全に覚めた母親を見て安心したのだと思う

しばらくしてまた楽しそうな歌声が

喜怒哀楽をてらうことなく表すことのできる幼子

ちょっとうらやましい気がする
 
今日、非常に残念だったこと

日中の担当看護師が男性だったこと

入院中、唯一の楽しみが・・・