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一生仮宿

直腸癌切除後の排便障害で不自由な生活を送っています。
楽しみは酒と読書。

肺癌入院記7 術後四日目

2016-12-29 09:46:32 | 肺癌入院記
十二月十三日

術後四日目

五六時間は寝ることができた

十一時からリハビリセンターへ

自転車こぎ十分、頑張ってこいでました

何をがんばったかというと、馬鹿馬鹿しいほど軽い負荷のペダルを淡々と漕ぐ事

疲れたら頑張らなくても途中でやめてもいいですよ、との有り難いお言葉

その後一分ほど漕いでやめました

がんばるのに疲れたから

あれは気の短い人間には向いていないような・・・

それを最後にいろいろ話を聞いているうちに

自転車こぎ四分三十秒しか漕いでないからの言葉

すぐその後に、それでいいんだけど・・・

ちょっとムカッ!!!

明日は意地でも十分漕いでやる

午後から友人が見舞いに

来なくていいと言っていたのに、暇だからと

腕には買ったばかりのロレックス、これを見せに来たのか

いえ、そんな人間ではありません、見舞いに来るとき腕に巻いていただけ?

何を言っても見舞いに来る男だから

病室が暑いので汗を拭きながら三十分ほど居てくれた

見舞金と一緒にお勧めだという文庫本、シリーズで三冊置いていった

今読んでいた本がハードSFで集中力がいる、途中でやめてそれを読み始める

今回の入院で初めての見舞い人

手術を知らせてあるのは三人だけ

お隣さんと妹それに今日の友人

見舞いに来なくていいと強く言ってあるのであとの二人は来ないと思う

夕方うとうとしていたら目が覚めた、幼い女の子の声で

ママーママーと号泣

午後から時々楽しそうに歌う声が聞こえていたのに

もしかするとお母さんが・・・

三十分ほどして嬉しそうな声で、お母さんお帰りなさい、お母さんお帰りなさい

想像だが手術から帰った母親を見て号泣し、麻酔から完全に覚めた母親を見て安心したのだと思う

しばらくしてまた楽しそうな歌声が

喜怒哀楽をてらうことなく表すことのできる幼子

ちょっとうらやましい気がする
 
今日、非常に残念だったこと

日中の担当看護師が男性だったこと

入院中、唯一の楽しみが・・・






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