鎮守の森の学校(京都北山細野の神主)

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

お宮さんの大雨被害状況を調べにゆく・お宮さん四社には雨の被害はないが?

2018年07月08日 | 自然

午前中に私の奉仕している四社のお宮さんにこの大雨での被害状況を見にゆきました。

幸いお宮さんと境内には大雨による被害はありませんでした。ところが残念なことに。

本務社への道

拡大(少しピンボケ)

私達の集落のお宮さんにゆく道が一部トロケて車が入らなくなっていました。歩きでは大丈夫ですが車で通ることは危険です。

午後から集落の人達が出て相談して対策を講じる事になりました。

このあと残りの三社のお宮さんに周り三社目のお宮さんで社務所の裏口のガラス戸(裏にプラスチックで補強)が石で割られているのを見つけました。

すぐにこのお宮さんの総代長さんを呼びに行き交番に届けてお巡りさんに来てもらいました。

右手に落ちている石をぶつけたものと思われます。我々の想像では、さい銭泥棒のアタン(うらみ)だろうということになりました。

理由は、

このあたりの神社は集落から離れたところに建っていますのでこれまでもよくさい銭を盗まれているのです。

参拝者も集落の人達だけなので参拝者も少なくさい銭の額も少ないのですが賽銭箱はデッカクて鍵がかかるものがほとんどでした。

さい銭泥棒は箱自体を壊して盗む奴が多く盗まれたさい銭より賽銭箱の金額のほうが遥かに高いのでです。

だから氏子さんたちには事あるごとに普段お参りのときにはさい銭は入れないで鍵はかけないで下さいとお願いしてきました。

今回はタマタマ七月一日に氏子さんたち20人ほどが集まって境内の草刈りや掃除をやってくださいました。

そのときに入っていたさい銭は会計の方が全て抜き出して賽銭箱には何も入っていなかったようです。

もちろん鍵も付いていませんから空っぽの賽銭箱を見てガッカリしたのだと思います。

そばに適当な石ころがあったので腹立ちまぎれにガラス戸にブツケたのだと思います。

そのうち何処かで現行犯逮捕でもされれば追加でここのさい銭泥棒も自白するかもしれませんのでとりあえず警察に届けておきました。

さい銭泥棒は常習ですからどこかで捕まった奴を拷問でもすれば余罪はイッパイ出てくるはずですが(私は根がヤサシイのでそんなことは考えられませんが)

このお宮さんに行く道には写真のような流れ出た土石がたまったところが数カ所ありました。

今は自動車の幅分だけ避けてありますが昨日は一時通行止めになっていたでしょう。

今日は夕方まで雨は降りませんでした。今夜降らなければ良いのですが。

明日からはお天気がつづくようです。高温が続いて夏本番を迎えるのでしょう。京都の夏は思いっきり蒸し暑いから覚悟しなければなりません。

 


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