鎮守の森の学校(京都北山細野の神主)

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

野あそび教室・周山の学童クラブで

2015年08月20日 | 野あそび(アウトドアも)

朝10時からお昼まで妻と二人で京北町の中心地の周山の学童クラブで10人ほどの子供たちに野あそび(伝承あそび)を教えて来ました。

子供十人ほどと大人3人に伝承あそびの中でもわたしは何時ものスッチクトンボとブンブンゴマつくり、妻は折り紙でなんか複雑なモノとリボンを使ってシュシュ作りを教えていました。

10人ほどの子供を二組に分けて私と妻がつくらせました。その後残りの時間でコマ回しを教えましたが私たちが子供の頃ほど新しいあそびに対応する能力は低いようです。

ナカナカ上手く廻らないコマ回し。

我々は子供に伝承あそびを教えるモットーの一つは「子供は手から偉くなる」でした。手は第二の頭脳と言われて手の指を動かすことで脳の活性化がすすみます。

指先を使う事は子供の脳の発達を促すだけではありません。年寄りにもボケ防止に大切な事です。

その上説明の時に人の言う事をマトモに聞いていません。これは大人も同じです。

これはテレビの見せっぱなしに原因があります。学校でも先生の言う事を聞いていない、注意力散漫な子供が如何に多いか?

これは幼少期に親が絵本を読んでやる事で訓練が出来るのですが、子守りまでテレビに預けっぱなしでは人の話を真剣に聞く事はできません。

テレビの言葉も聞き流しているのです。目では見ていますが心には残っていないのです。

幼少期に膝の上で絵本を読んでやって下さい。そして、会話の前に人の言う事を聞ける子供に育ててやって下さい。

親の膝の上で日本の神話・古事記の神話の部分(上巻)の絵本を読んでやって下さい。子供に取って親の膝の上が一番安心出来る場所なのです。

その安心な場所で人の言葉をジックリ聞ける人間に育つのです。テレビに子育てをさせてはいけません。

レビから発する言葉は心には残りません。

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