社会福祉法人・青葉仁会の木工作業所の日笠ワークス(奈良市田原・古事記の編纂者・太安万侶の墓がある)の作業棟(元茶工場)にクライミングボードを設置しました。
冬場は大和高原の一角であるこの辺りは寒くて利用者(知的障害を持つ人たち)の運動も不足がちになるために室内で出来るものとしてクライミングを取り入れました。
昨年クライミング施設の設置を申請していましたが事業仕分けか?補助金が受けられませんでした。
私の私物のクライミングボード(20年ほど前に買ったフランス製)の1メートル四方の12枚を運び込んで完成しました。
高さは4メートル、幅3メートルになります。あまり高いと危険ですからこのくらいが良いと思います。この高さでも勝手に登らせては危険ですからもちろんハーネスを付け、ザイルで確保して安全を期します。
クライミングはザイルとハーネス、カラビナがあれば楽しむことが出来ます。これにクレッタ―(クライミング用の靴)があれば充分です。
登山に比べて少ない装備で始められるのですが、それでも新たに購入するには結構な金額になります。
そのために要らなくなったザイルやハーネス、カラビナなどを知り合いなどに声をかけて集めています。
ザイルなどは本番で使わなくなったものでも4~5メートルのクライミングでは十分に使えるのでもし不要のものがあったら使わせていただけたらありがたいと思います。
これから職員に確保などの講習をして一日も早く利用者の運動不足を解消させるために始めたいと思っています。
クライミングは短時間でもダイエット効果はあります。クライミングをやっている人はスリムな人が多いのも特徴です。もちろんデブでは登れませんが。