諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

木枯らし一号記念日

2009-11-03 15:32:53 | 日記・エッセイ・コラム

 大陸からの高気圧が、張り出して典型的な冬型の気圧配置である。木枯らしの季節である。北関東の北隅は、よく晴れわたるのだが、冷たい空っ風が吹き荒れる。

  葦原の 茂みの中に 青鷺は 身をすくませて 木枯らしを避く  -夢 蔡

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  このアオサギとは、馴染みである。彼〔彼女)の根拠地は、北側にある沼地である。朝と夕暮れ時には、愛犬モモタロウとの散歩コースの川筋によく来ている。彼(彼女)が、仲間と飛翔する姿を見たことはない。悠然と川面に沿って飛ぶ姿は、大きく孤高である。

  木枯らしは、日中を吹き通す。日が西の端に傾くころに、ようようおさまる。

  木枯らしの やみし川辺の すすき穂は 光をやどし 身じろぎもせず  -夢 蔡ー

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  木枯らしに 飛ばされて来し 雲ありて 龍の形して 残照に染む  -夢 蔡ー

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  木枯らしが、吹き荒れた夕刻の空は、広大であくまでも高い。日が完全に落ちると急速に冷え込んでくる。これからしばらくの間、この天候が繰り返される。

  書き込んだ【短歌】は、我が習作である。ふとしたきっかけで、【短歌を作る講座】に出ることになった。この三首を提出するつもりである。

  「貴方のモノは、単に七/五調で言っているだけに過ぎません。」なんていわれてしまうかも知れませんけど・・・。お楽しみである。

   

 

 

  


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