諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

春浅し日 トビ

2019-02-13 11:58:44 | 日記

  春浅し 寒風 雲を 押し流す

      楕円(だえん)描きて 鳶(とび)点となる  夢蔡

 鳶は、古びた小社(こやしろ)の杉の木をねぐらにしている。

 此のねぐらを中心にして、回遊しながら、餌を探しているのだろう。

 社のすぐ南側には、利根水系の川があるが、規模は小さい。

 川は、荒れていて、魚もいない…カワラヒワなども寄り付かない。

 小動物(野ネズミ・小鳥など)を、捕獲するのを見たことがない。

 どうやって、生きているのだろう。

   ------<ある日のこと>----

 車で帰る途中(信号が少ない)、便利に使う田圃道を走っていた。

 枯れた稲株の田圃になかに、動くのものを感じた。

 トビがいた。

  トビの足元には、比較的大きめの“動物”のむき出しの骨があった。

 直線的な、農免道路では、よく犬・猫が跳ねられてる。

 普通,カラスが、それをかたずける。

 この日は、トビに運があったのだろう。 

  まんぷく  満腹 

 

           ------<了>ーーーーー