統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

原発事故とホルミシス効果その①(放射性同位元素にホルミシス効果はあるのか?)

2012-09-27 23:13:17 | 語句の説明



ビックリしました!!久しぶり紀伊国屋書店に行ったららラドンのホルミシス効果を利用して治療しているクリニックのことが沢山書かれている本がありました。

ホルミシス効果の事はすでに日本では療術師の治療に応用されていた。

昔東京の病院にいたころ、東洋医学と言うよりも日本の療術師の所でカイロや電気治療のことを勉強していました。しかし私の先生はすでにそれらのことに興味をなくし、微量放射線が癌に良いということを盛んに研究していました。研究と言うより既に応用のことを考えていたようです。そして彼は私が山陰大学に帰るころに、「東北に統合医療の治療所を作るので手伝わないか」という申し出がありました。わたしはまだ25~6歳の頃ですから、これから西洋医学を十分研修しないといけない頃でしたので断りました。と言うか若いのに山奥にこもって末期がん患者などはまだ見たくないという思いもありました。彼は自分に医師免許が無いのを残念がっていました。彼は医師よりも病気を治す自信があるが、医師免許が無ければ診察も診断も治療もできないのです。何かあれば医師法違反で逮捕です。ですから医師免許を持った私に手伝ってほしいというわけです。元々医師になりたくなかった私ですから「医師免許と言うのはしかるべき人から見れば、そんなに価値があるのか」と思ったものでした。

顔のニキビが一回のラドン浴で吹っ飛んだそれから3年たちました。私は山陰から九州に帰り、やがて結婚し家内と旅行で久しぶり療術の先生の所を訪れました。結局彼は伊豆で微量放射線を利用した温泉旅館みたいなことをしていました。たぶんモナザイトか何かを使っていたのではないかと思いますが、たくさん蒸気が出てきて風呂と言うよりはまるで蒸気浴のような感じでした。特に体に悪いところはないので今一つ効果を確認できませんでしたが、家内が私の顔に出来ていた大きなニキビがきえてしまっているのに大変驚いていました。それからどうなっていったかは分かりませんが、おそらくは彼の死とともにその治療所も消え去ったと思います。それが1981年のことです。1982年アメリカのラッキー博士が微量放射線が体の健康に良いという直線仮説をひっくり返すようなホルミシス効果について学会で発表し、一躍有名になりました。しかしその療術師は1977年にすでに微量放射線を利用した治療所を作っていたのです。これは驚くべきことです。今やっと日本の気の利いた医者が1977年の彼に追いついたところなのです。微量放射線が健康に良いということを彼がどうして気づいたのか聞いてませんでしたが、少なくともこのラッキー博士より知識は早く、また既に治療に応用していたのですから驚きです。ですからこの本を見たときに35年前のことが、ある種の感動とともに鮮明によみがえってきました。

ラドン温泉発見田舎で統合医療をめざし、息子のアトピーの事もあって田舎に井戸を掘り、水が不足したため深い井戸を掘ったが、花崗岩層でボーリング屋を悩ませる。その後ボーリング屋さんの指導で「花崗岩層があるのでラドンを一度測定してみたら」と言う話があり。2007年ラドンを測定してもらったら高濃度ラドン温泉であったという話。さらに温泉地の山の岩盤から北投石のような放射線が出ている。穴を掘ったらさらに高い値が。。これはもう人口ラドン浴ではなく、もう天然のラドン洞窟療法の実践しかないでしょう。。。これはもう偶然ではなく必然でしょう。。

まだ西洋医学を勉強しますか?35年前療術師がやっていた微量放射線療法を中心とした統合医療の勧めを、西洋医学を学ぶ必要があるため断り、早35年たち今や気が付けばクリニックが巨大なラジウム花崗岩の岩盤のふもとに建っています。すでに多くの医師が人工ラドン浴まで作り、西洋医学をやりながらも統合医療を目指しています。もう私も今更この年で西洋医学をさらに極めることもできません。私の山の中で統合医療を勧めた療術師はいませんが、35年たち既に私がそう状態になっていたということです。ただしかも今度は天然ラドン温泉です。遜色ありません。ラッキーな状況ですが、これを実践していかなければ愚かとしか言いようがありません。



クリニックの山肌から出た岩石は玉川温泉の北投石並みの放射線が出ている(主にラジウムのガンマー線)

原発事故とホルミシス効果以前ハーブを使ったホメオパシーが日本の学術団体から「荒唐無稽な医学、医学から排除」と言うお墨付きをもらったようにラドンの微量放射線も原発事故の前は放射線障害の直線仮説で、どんな微量でも害ありと言う判断でした。肺がんの原因にもなる等々ラドンには厳しい判断です。しかし今度は原発事故が起こると被ばくは大したことないとか何とかで、このホルミシス効果が利用され、しきい値仮説も尊重され20ミリシーベルトまでOKと言うことになりました。残念ながらそれは間違いです。ガンマー線による外部被ばくには原発事故でもホルミシス効果は期待できますが、内部被ばくは極力無い方がよい。放射性同位元素の内部被ばくとラドンガスの内部被ばくは全然異なります。プルトニュウムが呼吸器から入るとそこに留まり、デトックスされなければ2万4千年そこで放射線を出し続けます。主にアルファ線。これに対してラドンもアルファ線を出しますが、ラドン温泉に入ると、飲泉でも同じことですが、ラドンは速やかに身体に入り、風呂から出ると速やかに全部体から出ていきます。半減期も3.8日です。身体に入るのにガスと粒子の差は大きい。身体が一生アルファ線を受けるかほんの一周アルファ線を受けるかでホルミシス効果が決まります。粒子は細かくそこだけに放射線を出し続けますがラドンは全身を巡りますが一瞬です。しかし、アルファ線は放射線の中でもエネルギーが強いので、私は30分以上ラドン温泉入れません。一方一か所にとどまった放射性同位元素は限局されたところのみに強いアルファ線が出続けるので、その箇所が癌化しやすくなるのです。


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原発事故による放射線障害から逃れる方法その②阿武隈山系に井戸を掘れ!!

2012-09-24 20:54:23 | 農園の詩(うた)


これは私が発見したラドン温泉の温泉分析の一部です。ミネラル的には中硬水と言うところです。

まだ続いている困難「直ちに健康被害が出る状況ではない」とは巧く言ったものである。確かにどんな状況になってもウソを言ったことにはならない。ただやや無責任で、今後生じてくる健康被害に対して不親切と言う感は逃れられない。一般市民は知識が無いので、専門家の意見のもとに積極的かつ行動的な対応が必要である。ところがこの専門家に御用学者が出てくるものだから、話がひどく歪曲しているように思える。被災者の今後の健康と生命を左右する状況を「直ちに健康被害が出る状況ではない」という言葉でいつまでも通用するものではない。

集団疎開私は去年の3月20日にブログで集団疎開をすすめました。また原発周辺で5種の放射性同位元素が確認されるも、それが何かを明らかにしない状況を見て、メルトダウンもしているかもしれないとも言いました。ですから私はできるだけ遠くに逃げるというのが意見です。したがって、ここで述べることはあくまでもやんごとなき様々な理由でどうしても避難できない人のために書いています。避難できないのならじっとしているのではなく、少しでも放射性同位元素による内部被ばくを避ける方法を行うべきかと思います。

チェルノブイリ法チェルノブイリ事故の5年後くらいにチェルノブイリ法が出来ました。年間被爆量が5ミリシーベルト以上は退去対象地域、1~5ミリシーベルトまでは移住権付き住居地域等々有ります。1~5ミリシーベルトでは、自由意思で移住してもすべて権利が保障される法律です。しかし日本では20ミリシーベルトまでOKになり、避難者も被災地に帰ってきているようです。事故現場から遠く離れたある都市でも年間被爆量は1マイクロシーベルト×24時間×365日=8.76ミリシーベルトとなります。もちろんいつも外にいるわけではないので実際はこれよりかなり低いとは思いますが、食事等による内部被ばくがありますので、慎重に考えておいた方が良いと思います。

花崗岩層の下の水は太古の水、お肌にとても良い腐食酸のフミン酸も有ります上記分析法はラドン温泉の温泉分析表の1部ですが、カルシュウムやマグネシュウムが多く含まれています。皆さんもご存じのようにこれらのミネラルはストロンチュウムやプルトニュウムの吸収を阻害します。活火山が冷えると黒い玄武岩になり、休火山のようにマグマがゆっくり冷えていくと花崗岩になります。花崗岩には鉄分などの多くのミネラルが存在し、時にラジウムえを含みラドンを発生させます。この花崗岩が冷えて固まるときに時に水が逃げられなくなり、たくさんの水が石油のように沢山岩盤下にプールされます。一部の植物が有機酸フミンになります。しかしこの水は太古の水ですから汚染が全くありません。ミネラルはとても豊富です。セシウムを阻害するカリウムは少ないかもしれません。これは汚染のない新鮮な野菜や果物を食べれば良いことです。

福島も花崗岩層がある花崗岩層は大体ラドン温泉の多い福岡山口を中心とした西日本に多いのですが、阿武隈山系にあります。福島にもいかりや長介が通った有名なやわらぎの湯というのがあります。これも花崗岩がある証拠です。結論が遅くなりましたが、要するに「阿武隈山系に井戸を掘れ!!」と言いたいのです。しかも巨大な深い井戸を何本も掘り被災地住民に供給すればよいのです。良質なミネラル水を多くとれば放射性同元素の吸収を抑え、あるいはすでに骨などに入ってしまったストロンチュウムやプルトニュウムですら押し出してしまう可能性も高いと思います。骨ですら2年半で全部変わります。今からでも遅くはないと思います。

太陽光利用型植物工場後セシウムの代わりとなるカリウムはやはり野菜や果物を中心とした食物からとるしかありません。そこで今考えているのがミネラル豊富な温泉水とそれを利用してボカシ菌を増殖させ作った液肥による植物工場試みです。最初は農園に150坪のものを作る予定でしたが、家内や周囲の者の意見により50坪、最後には5坪の実験コースとなってしまいました。最後はアイパッドから操作する植物工場にしたいのですが、お金がないので当分それは無理かとは思います。。。現在、水耕栽培ではレタスなどの葉物はできますが、キャベツなどの巻野菜は出来ないと言われています。しかし、私の方法では必ずキャベツをつくれると思っています。名前まで考えています。「○○○のドクターキャベツ」です。

復興よりまず救済復興予算20兆?がれき対策1兆700億?人の不幸まで金儲けにしようとする人が集まってきます。わざわざお金をかけて九州までがれきを運ぶ。それならば阿武隈山系に井戸を掘り、汚染の無い液肥を九州からタンクローリーで運び、太古の汚染の無い地下水と液肥での植物工場で被災者に安全な食料と水を供給すべきです。1兆もかかりません。御用学者のおかげで20ミリシーベルト以下はOKとなってしまいましたが、早く「福島法」を作って、何のバイアスも掛からない正しい基準を再度設け、海が必要な人は山形や新潟へ、農地が必要な人は長野県へ、都会が必要な人は安全な都市へ移住を補償し、どうしても残るという人がいれば安全な食と水を。。ただし!地下水にもヒ素やマンガンその他の有害なミネラルもあるので多項目にわたる水質検査は必要です。

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原発事故による放射線障害から逃れる方法その①(福島県の自然には福島県民を助ける力がある)

2012-09-23 22:02:48 | 農園の詩(うた)




3番目の子供が生まれつき難治性のアトピーで、3年間の長期間、福岡以外の県まで小児科や皮膚科の専門医を受診するも、どの医者も検査とステロイドホルモンだけで治療。ある時名医と聞いて受診するも、相変わらずの抗体検査と相も変らぬリンデロンVGが出たので、もう相当頭にきて、検査結果も聞きに行かず田舎に70万はたいて井戸を掘りました。

ボーリング屋の苦情
ボーリング屋は大体のその辺の地層がどうなっているのかが良く分かっています。飲める水が出るまで掘るのかそれとも深さを指定して掘るのかを聞いてきます。だから飲める水が出ないところは掘ってくれないし、深さを指定した場合はメーター何万かで契約し、飲めなくても終了となります。いわゆる博打的な性格があります。もちろん私は前者で契約しました。汚染の無いきれいな表層地下水が取れればOKでした。ところが岩盤層に当たり、ボーリングの回転リグが何個もダメになったそうです。ボーリング屋の苦情で、「赤字だ赤字!」と言われても契約で彼らは飲める水が出るまでは掘らなければなりません。結局岩盤の表層近くの水を取ることになりましたが、幸い軟水のおいしい水が出ました。

水が変われば運命が変わるこれはいつかこのタイトルで本を書きたいなと思っている言葉です。3番目の子供がアトピーになったころ、家内が不整脈が出て調子の悪い状態が長く続いていました。また私の手の指の爪もボロボロになり始め、一体どうしたことなのか不安が強くありました。食事には統合医療ですから常日頃気を付けています。水には相当気を使い、水道にも20万円以上する浄水器を結婚した当初からつけていました。πウォーター、アルカリイオン水、酸化還元水生成器と様々です。しかし息子のアトピーで相当頭に来ましたので、とうとう田舎に井戸を掘りました。毎週日曜日に10リットル缶を7個入れ、毎日1缶使い、水道水は1滴も飲まないようにしました。3年で子供のアトピーが完治し、家内の不整脈も治り私の爪もきれいになりました。当時暗かった私たちの家族の運命はそれからは明るい方向に流れました。しばらくは。。。





30年前の写真で恐縮ですが、私がすべての作物を自然農法で作っていたころです。水稲に関しては水に強い関心を持ちました。しかし自然農法は聴診器しか持ったことのない私にはきつい仕事でした。特に田の草取りを経験したら、都会人はまず100%の人が農業が嫌になります。私も作物栽培を一通りしたら止めました。



これは現在の田植えの後の水田の姿です。白い粉は除草剤。ただの除草剤ではない。1回まいたら徐々に溶ける徐放剤です。1回これを田んぼに撒いたらもう撒かなくて良いのです。すなわち血圧の薬で言えば、1日1回飲む徐放薬のタイプで、一度体に吸収されるとなかなか身体から出ていかない薬と同じです。

統合医療をやっていたらどんな困難な事象でも解決方法が分かるこの後に3番目の子供が生まれアトピーとなりました。自分の子供のアトピーを井戸を掘って治す。これは医者は誰も思いつきません。しかしこの私の田植えの経験と水に対する強い関心と体験的危機感がそれを可能にしました。しかし怖いと思った時は私たちはすでにそれに侵されているかも知れないと考えた方がよい場合が多いのです。放射性同位元素は農薬より恐ろしいものです。消えないし微生物を使って分解できるものでもありません。しかも症状が出るのが他の環境汚染と異なり何年後と言う代物です。ですからよほど気を集中して、熱心に考えないと難しい局面を迎えてしまう可能性があります。環境汚染によるアトピーは3年たった後でも治りました。放射性同位元素が体内に吸収されても放射線障害はまだ出ていません。しかし照射線障害を防御するなら今のうちです。発症する前が勝負です。

前置きが長くなり過ぎて本論に入れませんでした。今日はその①として次回に本論を書きたいと思います。オヤスミ!
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北九州瓦礫焼却反対最後のあがきその④放射性同位元素は発癌だけでなく人体の機能を障害する

2012-09-15 23:05:55 | 語句の説明




これは15年前に書いたガンの本の第2章心の病としてのガンの中の「ガンは時空の病」の4ページほどです。

もう一つの肉体私たちの体は大きく分けて二つあります。1つはこの見えている肉体ですが、もう1つはヨガでも言うところのエーテル体とかアストラル体とかいう見えない肉体です。実際はこの見えない肉体は複雑ですが、東洋医学では「気」と表現されています。この気は動いていて12の経絡と任脈、督脈と365のツボを中心に動いています。病気とは文字通りまず最初にこの気が病みます。これは天の気や地の気からなりますが、地の気は食事や水から作られています。この気は心のあり方で曇り(気の流れが悪くなる)ガンなどの病気になりますが、環境汚染からもこの気は障害されます。特に放射性同位元素は量子力学的エネルギーを持つため気に対する直接的影響が強くなります。

天気が曇ると何故頭痛がするのか片頭痛持ちの人の頭痛は天気予報より正確で早い。これは雲がプラスに帯電しているからです。地球はマイナスなので天気が悪くなると電場が生じます。これにより私たちは強い電場に入り、私たち自身も数万ボルトに帯電することがあります。これは建物の中で電気系統のケーブルの多いところもしかりです。私たちの自律神経などの神経を流れる電流はとても弱く電場ができると強い影響を受けます。頭痛だけでなくめまい、耳鳴り、肩こりひどいときは皮疹など色々な症状が出ます。要するにもう一つの肉体である「気」の肉体の機能が一時的に狂うのです。放射性同位元素は種類によって臓器親和性が異なりますから、たとえばストロンチュウムは骨に、セシウムは筋肉や心臓に、プルトニュウムは灰などに沈着し長く存在するのでこれらにより気が影響を受け、ガンだけではなく身体のエネルギーバランスが壊れ種々の症状を出してくる可能性があります。同位元素の種類によってエネルギーが異なりますから、もう一つの肉体「気」バランスにに歪みが出てきます。



雨風の中の運動会が終わって帰る父兄達。ご苦労様でした。昨日は台風が接近し北九州市でも朝から大雨と大風でした。しかし驚いたことに中学校の運動会の声が聞こえているではありませんか!!あり得ないと思って風の吹く音を聞き分けながら耳を澄ませると、子供たちの声が聞こえてきました。「雨天決行」なのです。

裸の王様こんなに雨が降れば次週も連休なので延期すれば良いのですが、今日は9月16日がれき焼却前日です。是が非でもやろうというのが父兄の意見でしょう。おそらく神経質な(間違っているとは限らない)お母さん方が焼却灰が降ってくる中で子供たちを走らせたくはなかったのではないでしょうか。がれきの焼却に関しては北九州市の人は無関心(というか皆まだ良く分かっていない)な人がとても多いのですが、本能的にみんな恐れてはいるが大きく口に出して言えないのでしょう。正義は瓦礫焼却にありますので。。。



八幡西区のJR陣の原駅前にそびえたつ焼却場の煙突です。

陣の原駅は最近できた駅です。ここは学生やサラリーマンが多く住んでいるので通勤通学に便利がよいようにできました。まさに焼却場はその駅前にあります。またこれは黒崎折尾と八幡西区で一番人口が密集しているところです。小学校や中学校が数キロ以内にたくさんあります。よく考えてみたらいつの間にこんなごみ焼却場が(以前100万都市)市内のど真ん中に出来たのでしょうか。近所の人は反対しなかったのでしょうか。環境汚染に境界はありませんが。。。普通はごみ焼却場は半島の先か海岸沿いにあるものです。福島の原発事故も不幸中の幸いで汚染灰のほとんどが海の方向に流れチェルノブイリの4倍と言う放射能汚染がかなり軽減されています。津波にはやられましたが。ごみ焼却場なら津波が来ても被害はそれほどないでしょう。





農園の一角にある花びらだけの水仙群。何時だったか忘れましたが、おそらくチェルノブイリの前後位だったかと思うのですが、下のような水仙が花びらだけになりました。これは放射能によるものだといわれています。

これでがれきシリーズが完璧に終わりです。がれきのことを書くとアクセスは少なくなるうえにコメントが汚い!クソヤローとか死ね!とかブログの品位を落とすので公開できません。なぜ瓦礫賛成なのかを理論的に冷静に言ってくれれば公開もできますがそんなコメントはほとんどありません。有識者会議に放射線科の医師が多くいます。放射能で食べてるのですから放射能は反対しません。原子力で食っている人は原子力関係では反対しません。自分の専門が通用しなくなり食べていけなくなるのは恐ろしいことですから。バイアスのかかっていない人、どちらも利害関係のない人が有識者となるべきでしょう。これからも耳鼻科や眼科に行く人が出てくるかもしれませんが、皮膚科も耳鼻科も小児科も患者が増えることは喜ばしいことですから、(放射線障害に関しては)何も助けにはならないと思います。自分のことは自分で守ってください。天気予報より頭痛もちの人の方が雨の予測は正確です。自分の感覚を大切にしましょう。子供が叫んだように言いたいことは言いましょう。裸の王様に向かって「王様は裸だ!!」と。。。焼かずに現地で埋めれば良いものを、今までの法律を勝手に変えてまで、わざわざ高いお金を出して運ばずにすればよいものを、ましてや!市民を二つに分断し、市民に怒りと不安生じさせてまで放射性がれきを焼く重要な意味が一体どこにあるのでしょう。放射性がれきの焼却が市民の力で早く中断となることを祈ってやみません。






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北九州瓦礫焼却反対最後のあがきその③瓦礫焼却は北九州市の歴史的な悲劇

2012-09-13 23:49:49 | 日記


これは高濃度ラドン温泉の中での放射能測定です。0.53マイクロシーベルトというのはラドン温泉としては相当高いものです。ラドンという放射性希ガスはアルファ線しか出しません。半減期も3.8日と短い。アルファ線は先日述べたように強烈なエネルギーを持っています。ですから30分以上入っていると体の熱が自ら上がり時に湯あたりを起こしやすい温泉です。しかしそれらを期待して、またホルミシス効果を期待してがん患者さんが多く訪れています。ラドンは電離放射線を出す強い作用のある放射性希ガスですが、ガスですから風呂から上がって30分もすればすべて体から消えていきます。

僅かな被ばく量で強い刺激ですから、これこそ心配いりません。身体にラドンが残留することは有りません。おそらく電離放射線によって生じた活性酸素も30分のジョギングのそれと同じくらいの量でしょう。上記の風呂に30分入ったとしたら0.26マイクロシーベルトの被爆を受けたことになります。胸の写真の200分の1です。放射性希ガスラドンの被爆は内部被ばくですが、身体よりすぐに消えるので外部被ばくと比較することも可能です。しかし、もしこのラドン温泉に1時間入るか1マイクロシーベルトの温泉に30分入れば湯あたり確実です。

何故福島では1マイクロシーベルトの中に1日中いても平気なのかそれは放射性同位元素がガスではなく粒子なので身体にはすぐに入らないからです。原発事故後は既に放射性同位元素は冷えていますので、重合したり塵埃のその他の物質と結合し浮遊しており、高熱で気化したままの元素の形にはなってもいないので身体には入りにくいのです。しかし先日線香花火で述べたように
鼻出血が起こったり水や食物に多量に有れば下痢などが起こりえます。皮膚の弱いアトピーの人などには皮膚炎も起こすかもしれません。多くの同位元素はアルファ線を出しますが、ラドンガスのように体内に入ることはできません。しかし皮膚や胃腸粘膜は防衛力があっても呼吸器は少し危険になります。それも以前、肺の表面積はテニスコート同じ広さがあるので汚染を受けやすいと言いましたが、同じようなことが言えます。すなわち肺胞の膜はとても薄いので同位元素が侵入しやすいのです。プルトニュウムが吸入されるとそこでずっとアルファ線が放出されます。ラドンのアルファ線どころではありません。ですから呼吸器からの侵入を防ぐため、まだ空間線量の高いところでは絶対にマスクをつけなければなりません。これは他の同位元素についても同じです。




これはラドン温泉の現地に穴を掘り、放射線を測定したものです。これがラジウムのガンマー線やアルファ線、ラドンのアルファ線の総計を出しています。



しかし穴から出して少しでも高いところで空間線量を測ると(別の日ですが)、ガンマー線は距離が離れるとすぐに減衰するし、ラドンも空気の7.7倍重いので測ることはできますせんが、アルファ線自体も数センチしか飛びませんから、どんなに地表の線量が高くても距離が離れると空間線量は上がりません。

空間線量が高いとは周りに放射性同位元素が浮遊しているということ今度のがれき本格搬入は漏れないようにコンテナに入れられています。前回の試験焼却の時は搬入時に瓦礫から塵埃が漏れて、うかつにもがれき搬入反対派に測定されてしまいました。強烈な値でしたね。0.4~0.5マイクロシーベルトあったのではないでしょうか。がれきに放射性同位元素が多くあるのは確実です。原則的に無理ですが、どうしても空間線量計でがれきの放射線を測定すると言うならば、がれきに感知器をせめて0.5センチくらいに近づけなければなりませんが、トラックから離れてこの値とは驚きです。

煮ても焼いても食えないやつ放射性同位元素を何故持ち込むのでしょうか。汚染物質は拡散しないで封じ込めるのが原則です。一度広げたらもう元には戻りません。これはどんな人にも分かることなのではないでしょうか。セシウムやストロンチュウム、プルトニュウムでガンになって、焼き場で焼かれてまた放射性同位元素が気化され舞い上がり、また誰かの呼吸器に入り同じことが繰り返されます。煮てもも焼いても同位元素は消えないのです。

灰のつまった瓢箪ホピ族の予言に有名な一説があります。

 母なる大地から心臓をえぐり出してはならない、
もしえぐり取ったならば、それは灰のつまった瓢箪と化し、
空から降り、やがて世界を破滅に導く。
この瓢箪の灰は、恐ろしい破壊力を持ち、
川を煮えたぎらせ、大地を焼き尽くし、生命が育たなくなる。
そして人々は不治の奇病に苦しむのだ。

怖い怖い放射性同位元素をなめてはいけません。、子供がかわいそう。今からでも遅くはありません。がれきは返して現地で埋めましょう。ともかく焼くのではなく埋めるのが一番。そもそも焼却すること自体が再度放射性同位元素を気化させ呼吸器侵入を可能にして、わざわざ害を大きくしてしまいます。母なる大地の心臓にかえしましょう。






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