いつも毎週、週刊現代かポストのどちらかの表紙を見て買います。たまに新潮か文芸春秋と言うところです。
しかし最近は医者の悪口かクスリの悪口。やってはいけない手術とか、抗がん剤の副作用で死ぬとか。。。もはや医療不信は話題に事欠かず、限界のない状態となっています。
いつまで続くのだろうとその長丁場には驚きです。
来年は統合医療シリーズか?雑誌の売り上げが上がっているのか、しばらくは医療不信の記事が続き、今後は介護や老後などのシリーズ、あの世に行くための死に方上手などもテーマになるかもしれない。最近は生や死に関心が強くなっているようです。天変地変が多くなり、テロや事故などが情報化社会に氾濫し、国民全体がうつ状態か不安神経症になっていると思われます。しかしそれは必ずしも不幸な事ばかりではありません。企業の不調者面談をして思うのことは、うつ病の社員の心ことは、なかなか周りには分らないものです。精神科医療に携わるものでない限り、一般の人は自分が実際うつ病なってみないと分りません。ですから医療不信も生命不安も、本来人があるべき姿に気づくための登竜門なのです。自分の病気を治す本当に必要な事を考えてみようと言う気運が高まるでしょう。色々な病気の治療においても、いつかは西洋医学ではなく、統合医療に国民の関心が向う日が必ず来るでしょう。
通常療法と非通常療法ガンに対する現在の治療、手術、抗がん剤、放射線療法等を通常療法といいますが、これに対してガンを東洋医学や自然治療で治療する事を補完・代替医療と言います。現在は補完・代替医療が色々な人々により多く行われています。しかしCANもフコイダンだけとか、菜食主義とか、あるいはヨガ療法とか、針とか漢方とか独立した治療になれば、現代医療のガンに対する3種に神器と変わりません。
統合医療こそが通常療法で手術、抗がん剤、放射線療法こそが補完・代替医療私は囲碁をしませんので、大局観という言葉を知りませんでした。ほんの2~3日前に知った言葉です。ある会合の後、ある講師の先生が教授の横に座り記念写真を撮ることになりました。その講師は左にいる事務員を右側に移るように指示しました。みんな「何故そんな事をわざわざ言うのかな」不思議がりましたが、写真が出来てみてビックリ、事務員が反対側に移ったことにより講師の自分が真ん中だったのが、教授が真ん中になったのです。その講師は囲碁の有段者で、そのの後に教授から学長から病院長へと上り詰めてゆきました。大局観とは目先の駒の取り合いに翻弄されずに、全体の変化と流れを見つつ勝機を探して行く事です。ガンになったら病院に行き、術前の抗がん剤、手術、放射線療法を受けます。しかしただそれだけです。何故ガンになったのか、発がん物質の身体への流入経路は、そして、それは今もアクティブかそれとも訂正されているか。また既に発ガンの原因となった身体にある発がん物質はデトックスされているか、発ガンしてしまった自分の免疫力の低下は補強されたか。また身体の滋養を高めるための食事に変更されているか。発ガンしやすい性格は訂正されたか、もしくはガンになったことで、うつになり気の力や免疫力が弱らないように心理的にサポートされているか。血流が改善される漢方生薬は用いられているかなどを見ることが、ガンとの闘いの大局観になります。すなわちそれが統合医療なのです。これらが現在は全く行われず通常療法が行われていますが、私から言わせれば、仕方なくやる現在の抗がん医療が非通常療法で、本当は誰もがまず必ずやらねばならない治療法(通常療法)がガンの統合医療なのです。
統合医療は難しい病名がついて薬を出す。悪いところ所を切り取る
。そんなことはあまり難しいことではありません。テレビで神の手と言われている医師でも「神の手というのは好きではない名人と言って欲しい」と言っています。統合医療とは①身体の事について西洋医学的に良く対応されている。②心療内科や精神科的な治療対応がされている。③職業などの社会的ストレス対応が出来ている。④東洋医学や自然医学が応用されている。この4つからアプローチをする医療です。ですから相当難しいのです。
心療内科の治療法もこんなに有ります。心から身体へ、もしくは身体から心へ働きかける治療法です。
たとえば心療内科の治療法は心身両面からの治療ですが、ガンは心身どちらもかかわる病気ですので、心療内科の治療法はどれも本来ガンに有効です。ですが時間がかかり保険も適応なくガンになされることはないし、ヨガや森田療法、認知療法どれも一生かけて学ぶ難しい治療技術です。どんなにヨガが上手でもすべてのガンが救えるわけでもありません。
霊芝の成長期、この時は効能は期待できません。
霊芝の成熟期、効能ある時期
この時期に採取して、洗い乾し、原型をスライスにしてせんじて飲みます
しかし本当は茶色の胞子が効能が高いのですが洗わないといけないので、洗った胞子を熊井温泉に入れて風呂に入っていました。
霊芝は免疫力を高めるβーグルカンが有りますが、βーグルカンは水溶性で煎じると出ますが、もう一つの効能物質ガノデリン酸は脂溶性なのでアルコールで抽出しなければなりませんのでこんな感じでやっています。これだと両方の成分が取れます。
たとえば霊芝は、私の父親が遺伝性のあるスキルス胃がんで47歳で死んだため、私が胃がんを恐れて33歳から飲んでいる免疫力を高める生薬でも、色々注意しなければ意味がないことが多々あります。「冬に天然の霊芝を親のガンの為にとって来て飲ませたが、効果が無かった」と言う人がいましたが、βーグルカンは水溶性なので霊芝が雨にあたると消失します。霊芝は完熟した8月の胞子の出る頃でなければ効果がありません。ですからむしろ、人工栽培で良く栽培管理され取れたものの方が良いのです。但し、オガクズ栽培でなく原木栽培で無いとこれまた意味がありません。しかし原木栽培でもナメクジを殺す農薬が使ってあるところもありますので要注意です。絶対原木無農薬栽培で無ければなりません。
健康食品は継続が必要そして健康食品はクスリではありませんので、継続しなければ効能は出てきません。私は34年くらい飲んでいますが、一日も欠かしたことはありません。本日は鹿児島出張ですが霊芝のティーバッグは4パック持って行ってゆきます。原木を煎じるのは患者さんは長続きしません。ですから途中でやめてしまい何年か後に再発する事もしばしばです。ですから私が考えて何時でも何処でも、旅先でも入院中でも簡単に入れられるティーバックを考案しました。またこれはお酒につけるとガノデリン酸も簡単に抽出する事もできます。
まだある注意点しかしそれでもまだ問題点があります。それは多くの有効成分、たとえばみんなが飲んでいる抗酸化物質の健康食品でも、その分子量が大きければ便に出るだけと言うことです。気の効いた健康食品会社では酵素処理や特別な熱水処理をして分子量を小さくしています。腸は分子量が6000以下でないと簡単には吸収できないのです。
これは霊芝ではなく私が栽培していたコフキノサルノコシカケです。8月になると胞子がまるでお湯から出る湯気のように立ち上っていきます。一体何十兆個の胞子が出るのでしょうか。
このように生薬一つとってもより良いものを手に入れるのは難しいのです。神農本草経でも生薬は360種あります。経穴も361穴です。統合医療がどれほど勉強しなくてはならないかお分かりでしょう。この前知り合いの外科医に「乳がんの手術がうまい医者はいないか」と聞いたところ「乳がんは体の外だから、おできみたいな物、そこそこの外科医なら誰でもいいよ」と言われてしまいました。そうなんで外科はやや訓練が必要ですが、抗がん剤や放射線療法はそんなに勉強は有りません。ですから統合医療が本道で大局観療法で、現代の目先戦法すなわち通常療法いわゆる三種の神器こそ補完・代替医療なのです。