統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

原発事故とホルミシス効果その①(放射性同位元素にホルミシス効果はあるのか?)

2012-09-27 23:13:17 | 語句の説明



ビックリしました!!久しぶり紀伊国屋書店に行ったららラドンのホルミシス効果を利用して治療しているクリニックのことが沢山書かれている本がありました。

ホルミシス効果の事はすでに日本では療術師の治療に応用されていた。

昔東京の病院にいたころ、東洋医学と言うよりも日本の療術師の所でカイロや電気治療のことを勉強していました。しかし私の先生はすでにそれらのことに興味をなくし、微量放射線が癌に良いということを盛んに研究していました。研究と言うより既に応用のことを考えていたようです。そして彼は私が山陰大学に帰るころに、「東北に統合医療の治療所を作るので手伝わないか」という申し出がありました。わたしはまだ25~6歳の頃ですから、これから西洋医学を十分研修しないといけない頃でしたので断りました。と言うか若いのに山奥にこもって末期がん患者などはまだ見たくないという思いもありました。彼は自分に医師免許が無いのを残念がっていました。彼は医師よりも病気を治す自信があるが、医師免許が無ければ診察も診断も治療もできないのです。何かあれば医師法違反で逮捕です。ですから医師免許を持った私に手伝ってほしいというわけです。元々医師になりたくなかった私ですから「医師免許と言うのはしかるべき人から見れば、そんなに価値があるのか」と思ったものでした。

顔のニキビが一回のラドン浴で吹っ飛んだそれから3年たちました。私は山陰から九州に帰り、やがて結婚し家内と旅行で久しぶり療術の先生の所を訪れました。結局彼は伊豆で微量放射線を利用した温泉旅館みたいなことをしていました。たぶんモナザイトか何かを使っていたのではないかと思いますが、たくさん蒸気が出てきて風呂と言うよりはまるで蒸気浴のような感じでした。特に体に悪いところはないので今一つ効果を確認できませんでしたが、家内が私の顔に出来ていた大きなニキビがきえてしまっているのに大変驚いていました。それからどうなっていったかは分かりませんが、おそらくは彼の死とともにその治療所も消え去ったと思います。それが1981年のことです。1982年アメリカのラッキー博士が微量放射線が体の健康に良いという直線仮説をひっくり返すようなホルミシス効果について学会で発表し、一躍有名になりました。しかしその療術師は1977年にすでに微量放射線を利用した治療所を作っていたのです。これは驚くべきことです。今やっと日本の気の利いた医者が1977年の彼に追いついたところなのです。微量放射線が健康に良いということを彼がどうして気づいたのか聞いてませんでしたが、少なくともこのラッキー博士より知識は早く、また既に治療に応用していたのですから驚きです。ですからこの本を見たときに35年前のことが、ある種の感動とともに鮮明によみがえってきました。

ラドン温泉発見田舎で統合医療をめざし、息子のアトピーの事もあって田舎に井戸を掘り、水が不足したため深い井戸を掘ったが、花崗岩層でボーリング屋を悩ませる。その後ボーリング屋さんの指導で「花崗岩層があるのでラドンを一度測定してみたら」と言う話があり。2007年ラドンを測定してもらったら高濃度ラドン温泉であったという話。さらに温泉地の山の岩盤から北投石のような放射線が出ている。穴を掘ったらさらに高い値が。。これはもう人口ラドン浴ではなく、もう天然のラドン洞窟療法の実践しかないでしょう。。。これはもう偶然ではなく必然でしょう。。

まだ西洋医学を勉強しますか?35年前療術師がやっていた微量放射線療法を中心とした統合医療の勧めを、西洋医学を学ぶ必要があるため断り、早35年たち今や気が付けばクリニックが巨大なラジウム花崗岩の岩盤のふもとに建っています。すでに多くの医師が人工ラドン浴まで作り、西洋医学をやりながらも統合医療を目指しています。もう私も今更この年で西洋医学をさらに極めることもできません。私の山の中で統合医療を勧めた療術師はいませんが、35年たち既に私がそう状態になっていたということです。ただしかも今度は天然ラドン温泉です。遜色ありません。ラッキーな状況ですが、これを実践していかなければ愚かとしか言いようがありません。



クリニックの山肌から出た岩石は玉川温泉の北投石並みの放射線が出ている(主にラジウムのガンマー線)

原発事故とホルミシス効果以前ハーブを使ったホメオパシーが日本の学術団体から「荒唐無稽な医学、医学から排除」と言うお墨付きをもらったようにラドンの微量放射線も原発事故の前は放射線障害の直線仮説で、どんな微量でも害ありと言う判断でした。肺がんの原因にもなる等々ラドンには厳しい判断です。しかし今度は原発事故が起こると被ばくは大したことないとか何とかで、このホルミシス効果が利用され、しきい値仮説も尊重され20ミリシーベルトまでOKと言うことになりました。残念ながらそれは間違いです。ガンマー線による外部被ばくには原発事故でもホルミシス効果は期待できますが、内部被ばくは極力無い方がよい。放射性同位元素の内部被ばくとラドンガスの内部被ばくは全然異なります。プルトニュウムが呼吸器から入るとそこに留まり、デトックスされなければ2万4千年そこで放射線を出し続けます。主にアルファ線。これに対してラドンもアルファ線を出しますが、ラドン温泉に入ると、飲泉でも同じことですが、ラドンは速やかに身体に入り、風呂から出ると速やかに全部体から出ていきます。半減期も3.8日です。身体に入るのにガスと粒子の差は大きい。身体が一生アルファ線を受けるかほんの一周アルファ線を受けるかでホルミシス効果が決まります。粒子は細かくそこだけに放射線を出し続けますがラドンは全身を巡りますが一瞬です。しかし、アルファ線は放射線の中でもエネルギーが強いので、私は30分以上ラドン温泉入れません。一方一か所にとどまった放射性同位元素は限局されたところのみに強いアルファ線が出続けるので、その箇所が癌化しやすくなるのです。


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