統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

水とエネルギー

2010-11-25 23:35:59 | 日記
                

 温泉水を汲みに来たお客に「どうつかっていますか」と聞いたら、メダカに使っているとのことであった。この温泉水だと1ヶ月水を換えなくて良いとのことである。そういえばこの間、レッドBシュリンプというエビを飼っている人がやはりこの水を使うといっていた。還元水は老化を防ぐと以前言ったが、要するにエネルギーの高い水はあらゆる生物に有利に働く。また別の女性客が「花に水をやると早く咲いて長くもった。あれには驚いた」とも言っていた。

 水にはエネルギーがある。エネルギーの高い水を飲むと、身体の酵素反応が起こりやすくなる。生体反応は水のエネルギーが高くなれば活発になる。理屈は難しい。水は水素と酸素からなるが、そのイオンの構造上、水分子は極性を持つことになる。すなわち磁石の棒のようになるのである。SDカードのような機能も生じる。水のエネルギーといっても情報エネルギーといった方が良いかも知れない。ハローセンという麻酔薬がある。何故神経が麻痺するのかは本当は分かっていない。水の分子は毒物を取り巻く性質があるので、ハローセンの分子を水の分子がとりまく。しかしそのため水分子の正常な構造が乱れ、神経の電気信号が伝わらなくなるのである。神経を伝わる電位変化は水の力なくして末梢に伝達されない。水は中枢神経の機能にも大きな影響があると私は見ている。


                   

 一番上の写真はアマリリスの水道水と温泉水の発芽実験の比較であるが、ヒアシンスの球根で実験をしてみた。10日ほどたったが、水道水で育てたヒアシンスはほとんど成長しないのに比べ、温泉水のヒアシンスは完全に咲いてしまった。しかし私が驚いたのはそのことではない。この横を通った時、息苦しくなるくらいのヒアシンスの強い臭いがしたのである。香りまで強くなる。日本人には欠かせないわさびの栽培も、その香りは土の力よりも清流の力によるものではないかと思った。土の養分と水の力で、完全なる生物が育つのではないだろうか。人間で言えば食事と水の力が大切と言うことかな。     
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ニラと男性ホルモン

2010-11-24 10:41:34 | 日記
                  ニラの畑

昨日は休みなので、家内とシイタケ狩りとニラの採取にいった。ニラは今旬で刈り取っても次から次えへとまた生えてくる。そして柔らかくて美味しい。私は何よりも含硫アミンが多いのでニラはいつも食べたい。根本に含硫アミンは多いが、あまり根元を切りすぎるとまずいので、ほどほどに切る。料理でこのニラの根元は汚いので切り落としている人がいるがもったいない。含硫アミンはタマネギ、ニンニク、ニラ、らっきょう、ネギ等に多量に含まれている。硫黄Sを含む含硫アミンはタウリン、男性ホルモンのテストステロンを増加させ、インスリンなどにも含まれる貴重な元素である。近年テストステロンが低下するとうつ病になることが分かっている(Low症候群)。テストステロンが減少すると記憶を司る海馬の神経細胞が減少し、認知力が弱ることも分かっている。含硫アミンは中高年の男性にはとっても重要なアミンである。皆さんニラを食べてください。くさいニラほどよい。



後シイタケのほだ場に行き、シイタケを採取した。その後シイタケニラうどんを作り食べたが、ニラは柔らかく、原木シイタケは森のアワビのように美味しかった。



いつもは温泉市場は土曜日しかしないのだが、ニラとシイタケが沢山採れたので急遽一時間ほど温泉水の自販機の前に陳列した。


やがて温泉水を汲みにたくさんの人が来た。シイタケとニラは売れず、結局熊本のイモだけが売れた。博多明太子ではないが「食べんと分からん」ようだ。

最後にニラの神秘的なところを

これはニラの花と種である。この種が実はエストラジオールという女性ホルモンをもっている。この種も持って帰った。自前の育毛剤薬を作ろうかと思う。次回もう少し植物性のホルモンについて語りたいと思っている。

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TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)

2010-11-22 00:19:17 | 日記


日本の農業の危機が来た。これに日本が参加すれば農産物の関税が100%撤廃される。現在米778%、砂糖325%、大麦256%、小麦252%といったように、輸入関税が設けられ日本の農業は保護されている。もしTPPに日本が参加すれば日本の農業は10年の間に全滅となろう。「医は食にあり」という言葉のように、日本人の健康はポストハーベストでずたずたになる。ガンもアトピーもさらに増える。日本は医療費増加で医療従事者は安い賃金で奉仕的な行為を強要され医療も崩壊する。

私の祖先は秀吉の九州征伐で滅ぼされた。岩石(がんじゃく)城は難攻不落の城であったが、兵糧攻めで敢えなく滅んだ。お姫様は井戸に身を投げ、祖先は落ち武者となり小作農として生き残った。秤量責めは元来日本の基本戦略である。しかし今その日本が岩石城になりつつある。トンデモナイ話である。医と農を失って幸せになれる国もなければ時代もない。皆さんTPPに反対してください。でもその時こそ統合医療が見直されるかも知れません。痛い目にあわないと何が正しいのか分からないのが人間です。TPPに反対してミカンの苗を柿の木の間に2本植えました。
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皇帝ダリア(冬に咲くダリア)

2010-11-20 23:56:22 | 日記
                    
最近は親戚のガン末期の相談や友人の不幸事で気分がめいる。統合医療を目指す若い医師に「ガンは外国でも一番か」と聞かれ、Noと答えた。「何故ガンが日本で多いのか」と言う問いに「環境汚染」と答えた。単純な答えだけれどもみんなよく分かっていない。自給自足でなければポストハーベストの農薬で身体が汚染される。60%の食料を外国に依存する限り日本人の体は汚染される。
                
数日前黄砂が飛んできていつもは見える山々が全く見えない。今ではこの黄砂に化学物質が混ざって飛んでくる。大地が汚染され河川が汚染され、ただでも汚染された日本の川の水がますます汚染される。もう一つはストレスによる日本人の心の汚染がひろがっている。環境汚染とストレス汚染でガンになってるのである。「何で自分がガンに!!」とガン患者さんはよく言うが原因のない病気はないのである。最近では病気の上に貧困が重なり心療内科の患者さんの治療が難しくなった。1日終わって患者を助けたという実感が無くなってきた。まさに冬の時代である。
                  
そんな時クリニックの裏の畑の皇帝ダリアが咲いた。市内の自宅にある皇帝ダリアより山の麓は寒いのでここの花が先に咲く。しかもずっと冬中咲き続ける。辛い冬に咲く花が私は大好きだ。温泉水を汲みに来た人がその大きさと美しさに驚き「あの花は何の花?」と聞く。私も3年前に知った花で、人から茎をもらい植えるとすぐつく。3メートル以上になり、最近はやってきている。やはりみんな冬の心は辛いのかな。
                
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還元水と酸化水

2010-11-14 15:27:24 | 日記

私が発見したラドン温泉水4号泉と5号泉の還元力

還元水とは酸化還元電位が+200mV以下の水のことである。一般的な水道水は+600~+700mVで酸化水と言える。酸化とは文字通り酸素がその物質にくっついてしまうことである。還元とは逆にその物質から酸素を奪うことになる。多くはこの役目は水素が担っている。活性水素という人もいるが、百万分の一秒単位で動いている活性水素は測ることも確認も出来ない。ただ酸化は鉄を錆びさせ細胞を痛め動脈硬化や老化の原因となる。還元はこれを防ぐことになる。だから還元水を飲んだ方が良いというのは一応正しいと言える。極端に言えば酸化は老化であり、還元は若返りである。難しく言えば酸化はエントロピー拡大で、還元はエントロピーの縮小である。
 天然水は+200mV~300mV位であるが、水道水は詳しい理論は分からないが、塩素を入れるためか還元電位は高くなり酸化水となる。ナチュラリストの三種の神器といわれる酸化還元電位測定器で測れば酸化還元電位は分かるが、この機械がまた信用できない。高い機械だがすぐ壊れるか、安定性を無くしてしまう。何よりも時間がかかるが上記鉄サビ実験が確実である。還元水は釘が錆びない。私が発見したラドン温泉水は中性であるのに還元電位が低く、4年経っても釘が錆びない。錆びない温泉水というのがホームページであったので買って錆実験をした。確かに水道水と違い錆びなかったが、6ヶ月以上経つと水道水と変わらなくなった。皆さんも色々水にはうるさい人もいるでしょうが、自分がずっと飲んでいるのであれば、一度このように釘の錆び実験をされるのを勧めます。



そして一番良い水かどうか知るのは汲みに来る人が多いことです。
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