統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

新・心が楽になる考え方

2023-11-18 23:30:26 | 心療内科医の金言集

増加するメンタル患者

世界の各地で戦争が起こり、日本人は幸せと思っている人がほとんどです。

しかし心療内科の臨床をしている私にはそうとばかりは言えません。

今日本人の精神性は極めて困難な状況にあります。自殺者は最近上昇傾向にあります。

日本人の幸福度が47位に上がったと言っても経済大国3位の日本としては上がったとは言えない。

先進国の中では最下位です。幸福度が上がったと言っても物質文明の事ではないか。

長くメンタルを見ている医師にはそうは思えない。

都市部で心療内科を新患受診しようと思えば数か月は待たなければならないであろう。

幸い私のクリニックは統合医療の関係で人口僅かで、来院が困難な農村地にあるが、

それでも患者が遠方からきて大変です。

もう看板を2か所取り下げました。

ホームページも消したいくらいです。

患者が多くなると切れ味の良い薬物療法が中心になり、それは私が望むところではありません。

いったん治っても再発するからです。

また薬だけだと自殺の危険も増えます。

一番人気がある私の処方箋が進化しています

そこで私は外来でのカウンセリングのカバーとして、診療中に患者に渡す心の処方箋を十何枚か作っていますが、

一番人気が、極めて分かり易い「心が楽になる考え方」です。

分かり易いが、あらゆる精神療法からの抽出で、治った患者の言葉を通して練り上げ作り上げたものです。

ですから多くの患者診療なくしてこの処方箋は出来ませんが、

色々な患者の悩みが多種になっているだけに、その項目が増えるばかりです。

本日4項目加えましたので、久しぶりにブログを書いてみました。

恐らく今後も項目や枚数は増え続けるでしょう。

 

本日作成の項目

25.心が苦しくてどうにもならないとき、身体を動かしてみると意外に楽になることがある。

26.理屈にかなう屁理屈なし

27.理屈が分かっていても実践しなければ意味が無い

28.かたくなに根性で頑張るより、自分が変わる方が生きやすい

これは昔書いた本ですが、お勧めです。

 

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HSPの歌パート2

2023-09-22 01:02:27 | 心療内科医の金言集

HSPの歌パート2

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HSPの歌パート2

2023-09-22 01:02:27 | 心療内科医の金言集

Highly Sensitive Person

HSP過敏性体質の人が多くなりました。

過ぎると心療内科の病気になってしまいます。

歌って踊って治したい!

HSPの歌パート2

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私の予言(コロナの行方その⑳ナルシストプーチンの精神分析・過去を引きずる男)

2022-03-03 00:30:04 | 心療内科医の金言集

東欧ではやっとコロナが減少してきていますが、戦争のため難民が出て密になったり、

最高の密となる軍隊の集結でコロナが再燃してくるかもしれません。

第一次世界大戦の時はスペイン風邪のために厭戦気分が高まり終息したとも言われています。

心療内科の患者さんは過去の外傷体験を引きづっている人が多くいます。

過去が忘れられない、過去の苦い経験にとらわれ続ける傾向が誰にもありますが、

多面的に考えることが難しい発達障害のような人は、一つの過去の思想傾向にとらわれてしまうことが多いのです。

プーチン大統領の場合は若い時からKGBに入ることに集中していました。

無事就職し東ドイツにNATO(だから彼はNATOが特別に嫌い)の情報収集の勤務するも、東ドイツは崩壊してしまいました。

ソ連に帰ると今度はソ連が崩壊してしまいました。アイデンティティーの危機です。

これは彼にとって一種のPTSDなのです。しかし彼はこれを乗り越え大統領になりました。

ですが彼は過去を引きする男ですから、経済を発展させ経済大国になることよりも、どちらかと言えば旧ソ連のような軍事的に大国になりたいのです。

裸になりたがる人はナルシストです。自己陶酔型で自分は素晴らしく正しいと思っています。

世界の空気を読まず、さらに年を取れば認知能力にも問題が出てきて頑固になります。

戦争を平和裏の終わらせることが難しいでしょう。

戦争が長引くと、国民の支持が得られなくなるどころかシロビキにも背を向けられるかもしれません。

焦ってウクライナ大統領府に限定的な核使用もあるかもしれません。

 

実は日本が仲介のカギを握っています。

つづく( ^ω^)・・・

 

 

 

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山高ければ谷深し(産後うつの恐怖)

2020-09-27 21:03:42 | 心療内科医の金言集

最近芸能人やキャスターなどの自殺が増加しています。

コロナの影響もあるでしょうが、その前から有名アナウンサーなどが自殺することが多くありました。

うつ病の人には半数といっていいくらいハイテンションのそう状態になることがあります。

すなわちうつ病ではありますが、双極性障害も合併し手いることがあります。

芸能人でもハイテンションのときに作った予定がうつ期になってこなせなくなり、

自殺してしまうこともあります。

産後うつ病は結構重症で、家族の問題などがあるので対応が大変です。

私の本には第一章に書きましたが、産後うつ病はなるべく病棟のあるソーシャルワーカーなどのスタッフの多い病院に今では紹介しています。

産褥精神病は1000人に一人位ですが、極たまには来ますのでその時は即入院検討です。

内容紹介

最近では抗うつ剤を飲ませて授乳もさせるという傾向がありますが、婦人科の主治医との相談が必要です。

案外ω3の油、魚の油が良いこともあります。CBT認知療法も大切です。

 

 

 

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