統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

医療崩壊その②(医療費抑制6月から診療報酬大減少、医療医産業は完全に斜陽産業となった!!)

2024-07-15 23:18:29 | 時事ニュース
忙しさと収入が逆相関
診療報酬改正のため6月は忙しかったが、私の予想通り5月と比較して1割売り上げが減少しました。正確にはマイナス9.1%
改定で診療所はマイナス0.25%とか何処からそんなあまい数字が出てくるのか分かりません。
多くの内科系の診療所ではみんな困惑している事でしょう!
最近開業して患者集めて、これから借金を返していかなければならない開業医にとっては地獄となります。


患者さんの払いは増えているのに診療所の収入は減っている現実、不思議がる事務員
理由
①一人当たりの単価が増えても完全に受診抑制がかかり受診患者が大きく減った
マスコミによる患者負担が強調され、この際受診を中断した患者が多い
物言わぬ患者さんが「先生2か月か3か月に一回の受診になりませんか」と発言するようになった
医者を選ぶの寿命の内、受診回数を決めるのも寿命の内、敢えて反対はしません。
ただ後で「病気を見落とした」と文句は言ってほしくありませんね。
毎月診ないと危ない人が、3か月事に受診をと言うなら、責任回避で他院に紹介となるでしょう。

②マスコミによる繰り返される開業年収2700万円のお経により大切な医師患者関係が険悪になった
「俺はお金もなくてこんなに苦しんでいるのに、この医者は2700万円も設けているのか!
しかも1時間も2時間も待たせやがって!」という感じです。
特に心療内科の患者さんは経済うつお人が多いので、メンタルなつながりと信頼を壊すマスコミはメンタルな医療にとって害でしかありません。
心療内科が2700万円も儲かる分けが有りません。薬漬けの所は可能かもしれませんが…
美容形成や透析クリニック、眼科などが入れば高くなるのは当たり前です。ですから中央値は2300万円くらいでしょう。

コロナに不死身の私が7初旬に初めてコロナに罹る
足掛け5年間、日常診療の発熱外来はもとより老人ホームでのクラスターも2回経験し、
漢方薬でいずれも完治で撃破、一日2桁のコロナ患者を打聴診するもコロナにはかからず、
漢方療法をしている私はコロナに絶対にかからないと思っていました。
流石にやはり6月の精神的ストレスで免疫力が落ちたのでしょう。



しかしながらそこは漢方専門医!



これで最高熱が37.6度、熱があるのは2日で終わり、5日で排菌が0になりました。
早くから体調はいいのですが6日間休業、休診できずそのための代診医3名雇う。赤字!!

次回に続く・・・
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五苓散が無くなりました!!(滅びゆく現場)

2024-03-17 13:48:59 | 時事ニュース
消える薬

ずいぶん前から、風邪薬どころか漢方薬までなってきました。葛根湯すら無くなればもう本当に風邪の治療薬が無い。 抗生剤もセフェム系はありません。結局風邪なら病院ではなくて民間薬局にしか薬はありませんので、 健康保険は使えませんが、患者さんはそこに行くしかありません。

 

 
恐らく漢方薬で一番役に立っているのが五苓散ですが、とうとうそれが無くなりました。 五苓散は女性の頭痛やむくみめまいの特効薬です。即効性もあります。 これも民間薬局(OTC)に行かざるを得ないでしょう。 このように、今まともな医療が診療所で出来なくなっています。 薬局に行って薬剤状況を聞いたら漢方薬が本当にまばらになって言います。 倉庫には少しあったので「まだ倉庫に入れられそうなので、沢山備蓄して下さい」と言ったら、 「倉庫はあるけど薬が無い」と言われて仰天! 本当に深刻な問題になってきました。
無用の長物になるか前国で2000人だけの漢方専門医
専門医を取るのもきついが5年ごとの更新もきつい。10例の症例報告と50例の事例報告。かなりの負担です。 さすが今は軽減されていますが。
後発メーカーも機能せず。漢方も不足。マスメディアにも上げられないのが不思議。 コロナも終わった感じでみんないるが、毎日コロナ、病院や老人ホームでクラスターです。 薬が無いので1~8波より状況が悪い。医療費抑制で患者も医師もとても困難な状況になるでしょう。 もうからないクスリは作らない。もぅからない医療はしない。という事にこれからなるでしょう。 それにしても五苓散が無くなったのは堪えます!!
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医療従事者受難時代、現場は大混乱に・・・

2024-03-10 14:00:51 | 時事ニュース
これから開業医の平均寿命がもっと下がる!

開業医師の平均寿命は岐阜県の調査では70,8歳で一般人よりはるかに短い。
特殊な人をのぞいて大体68歳から73歳でかたずいてしまう。
私の親友の開業の同級生も2年前に死にました。
もっと若く死んでいる後輩も多い。

開業医の診療報酬にメスを入れる

今回、令和6年度の診療報酬改正で、開業医はもうかっているという事で診療所の診療報酬はマイナス0.25%減額となるが、
日経新聞によると開業医の主たる「診療報酬にメスを入れた」と書いてある。
メスは医師が使うもので、医者にメスを入れてどうするのか?!という感じですが、
確かに、重要項目なので大きな衝撃となるでしょう。
多分うちのような弱小クリニックでは1%くらいは減収になると計算しました。
人件費を上げるどころでは有りません。いったいどういう統計を取っているのか分かりませんが、
儲かっているというデータに美容成形や眼科、透析クリニックなどが入れば、大きく平均給与を上げるでしょう。
また2020年はみんながコロナを恐れて、クリニックに来なかった年、
2022年はコロナが多くななり患者がクリニックに殺到した年と比べれば、
売り上げも増益率も高くなるのは当たり前、比較に意味が有りません。
コロナは一過性でその分、医療従事者柄の危険性と過重労働が増えています。



74歳老医師、さすがに怖い老人ホームのクラスター
巷ではコロナが大流行多くの体力のない老人がかかります。
免疫力に自信があっても14人のコロナ患者の診察はやはり怖い
高齢の開業医には命がけです。
コロナで儲けたからそれで人件費を!とのお達しですが、今日貰えるのは処方料の一人680円だけです。
介助の看護師の人件費も出ません。
医師は儲けるためだけに働いている分けではなありません。

医師の時間外労働は80時間以上
開業医は長時間労働です。座ったままで2000歩くらいで心臓が悪くなくても足がむくみます。
エコノミー症候群も心配です。時々今日はハワイに行けるくらい座ったな~と思う事が有ります。
休診日バイトで1万歩近く歩くと、足がむくまず体調は上々です。
80時間以上の時間外労働で倒れたら企業では即労災です。
開業医師には何の保証も有りません。
10年以上の寿命を売って、時間外労働を80時間以上して、コロナ診て売り上げが多いから原価引き下げでは、
これからの開業では地獄への運命システムが強まるばかりです。
開業したいと思っている人はっきり言ってやめた方がいい。

勤務医はサラリーマンで開業医は事業主
勤務医の年収が「1400万」に対して開業医が「2700万円」盛んに引用されるが、
上記の理由とすなわち仕事で寿命がみじかくなり、時間外労働が80時間超えているので仕方ない。
多くの医師がお金を使う暇もなく死んでいる。
開業医は勤務医でなく事業主だから建設資金の莫大な借金の返済や、医療機器の設備投資金も大きい。
これらの維持費や時に設備の更新が有ります。その時は医療機器は値上げしてさらに消費税も上がっています。
人事労務の仕事も有り申告も大変です。
会計士に申告のための高い申告料を払いますが、それにも消費税があります。
税金を払うのになぜ税金がいるのでしょうか?

開業医はウィンドーズ7を使っている

医療機器もさすがに7では対応できなくなった。
今度デジタルレントゲンのためCRを200万円以上使います。
消費税が20万以上あります。





機材は多いので電気代も月10万かかります。月2万のリース代金の発熱外来もさらに電気が要ります。
当分昼はインスタントラーメンで手塚治のように胃がんになって死ぬのを待ちます。

開業医と勤務医を比較してはいけない
開業医と勤務医は役割が違います。
勤務医は基本的には決められた時間の間に仕事をすればいい。
救急医をのぞいてはそれほど超激務では有りません。
勿論勤務医もコロナ前より仕事量が多く残業も多いはずです。
勤務医もサービス残業しているかもしれませんが、
開業医の残業はほとんど書類書きが多くあります。
開業医が訴えられると一人で対処しなければなりませんが、
勤務医は大きな病院がバックに有るので病院に任せればいい。
人事労務もある経営形態が違う事業主と勤務医を比較するのが大体がおかしい。

繰り返されるマスコミの開業医2700万円の医師患者関係の悪影響
今心療内科の患者さんはコロナ鬱や経済うつでかかっていますが、
経済的不安は病状が極めて悪くなります。
そんなさなか自分の主治医が2700万円も我々から稼いでいるのかという見られ方は医師患者関係を極めて悪くします。
統計というものはデーターになった元と中央値を出さなければなりません。
私なんか月50万もらえる月があれば良い方で、ほとんど休診日のバイトで生きています。
患者さんはなにも言いませんがおそらく「俺はこんなにお金が無くて苦しんでいるのに、この医者は2700万円も稼いでいるのか」と思われているでしょう。
勤務医との年収の比較も、勤務医と開業医の年収比較の繰り返し報道は辞めて欲しい。
病診連携の妨害になります。

医療は終活の時代に入った。薬が無い


薬がありません。風の薬もありません。
抗生物質がありません。


 医師も患者も終活競争で終わり
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令和6年度診療報酬改正の衝撃、医療現場から

2023-12-25 01:19:55 | 時事ニュース

医療崩壊の始まり、働く人がいなくなる

診療報酬が改正されました。

本体0.88%上げですが、薬価が0.96%下げられ実質わずかですがマイナス改定です。

ことも有ろうに診療所では賃金上昇のさなかでありながら0.25%の下げになります。

もはやこれからの医療はどうやりくりするかではなく、どう逃げるか、副業をするかという事になると思います。

開業医の寿命は70.8歳、平均時間外労働80時間越え

開業医の収入はばらつきが有ります。収入が苦しい開業医は閉院となる可能性が出てきました。

収入が多い所でも楽に稼いでいるわけでは有りません。時間外労働80時間後はもう法律違反のようなものです。在職死亡では即労災ですが、開業医師にはありません。

45時間でも産業医の面接が労災に慎重な企業では行われます。

実際私の先輩どころか同級生や後輩の開業医がどんどん死んでいます。

毎日死ぬかかもしれないと思って働いています。

それは勿論、大阪の心療内科の放火殺人事件ではなく、過労死の事です。

医師会長の「心が折れる」のあいまいさ

医師会は自己表現が上手くありません。

同情を買おうとするとかえって逆効果になり、相手のザディズムを引き出します。

事実を言えばよいのです。開業医は命を削って、人生の時間を犠牲にして働いています。

時間外労働を80時間以上して収益率が下がれば大変です。

高齢の開業医はお金より時間が欲しいに決まっています。

当方では事務員募集を1年半労基署に掲げていますが、応募は誰も有りません。

人件費高騰の折、これは取り下げます。看板も2か所取り下げました。

胃カメラもスタッフがいないし利益が出ないので、やめて中古で売り払いました。

患者を減らさないと自分が「危ない」です。

医師会はこういった医療の現状を率直に表現すればいいのですが・・・

これはもう薬業界のストライキか!?

薬が有りません!

私の診療机の上には無いクスリと無くなる薬の状況の張り紙で一杯です。

風邪薬はほとんど在りません。後発品も有りません。

もはやもうからないクスリは本気で作っていないようです。

今コロナ前より患者数は変わらなくても1,5倍働いている感じです。

診療中に発熱外来が始まると、看護師が防御着を着始めますが、

心療内科の診療中にそれを見るとまたかと嫌になります。外は寒いし!

それで薬が無いので大変です。薬価の切り下げもきついので、医師が自由に使える薬は少なくなるでしょう。

患者が多くなればますます薬が無くなるでしょう。

セレスタミンよお前もか!

昔子供が食事性のアナフィラキシーによくなっていたので、一刻を争う時にセレスタミンを緊急に使っていました。

これを使うと救急車を呼ばなくても良いから、いつでも使えるよう冷蔵庫にいつも張り付けていました。

一作年から養蜂をしています。

ミツバチにすでに5回刺されましたがアナフィラキシーにはなりません。

しかしまだオオスズメバチに刺されてはいません。

これはミツバチとレベルが違うので私が刺され異変が起こった時にのすぐ飲めるようにしてます。

 

いずれにせよ、薬が無い、人がいないではもう医者も丘の上の河童です。

私は将来は養蜂家に転職するつもりです。

そのうち若い医者は日本を出てアメリカに行きます。

アメリカでは若い日本人医師の年俸は40~50万ドルと聞いています。

医療介護福祉を抑制して行けば誰もいなくなります。

実際産業医で企業に行くとすでに医療事務を止めて転職している人を見かけます。

看護師も13%看護師を辞めていると聞いています。

ただもう祈るばかりですね。。。

 

 

 

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劣化する医療(令和6年度医療費改正)

2023-11-24 01:29:05 | 時事ニュース

分どり合戦!

今から55,6年前、私が高校生の時に友人に言われたことが忘れられません。

彼は「人生は所詮分どり合戦だ」と言いました。

彼についてはその言葉しか思い出しません。

高校生の時私はその言葉に何か強い印象を受けました。

以後70歳を超える時までその通りだと思ってきました。

税金をどう使うかもある意味「分どり合戦」です。

高齢化と共に伸びる医療費はもはや分どり合戦の様相を呈してきました。

令和6年度医療費改正は医療崩壊につながる恐れ

今病院の8割は赤字ですが、今回の改正案ではマイナス改定の可能性が有ります。

さすがの医師会も今回は危機に迫るものがあり必死です。

実際令和4年度の医療費改正で精神療法が5%切り下げられましたが、仕事はコロナも入り1.5倍の忙しさです。

収入はかえって減っている感が有ります。

今でも毎日2~3回は防御着に着替えなければならない

プレハブまで結構外は寒いぞ!!この後は心療内科の新患で時間がかかる

他の患者さんは今日も2時間待ちです。

 

高齢で早く閉院したいが、子育て中の従業員がいるので死ぬまでやらなければならない状態に追い込まれています。

ちなみに開業医の寿命は70.8歳、60代の死亡は30~40%です。

実際後輩や同級生の開業医が死亡している状況もあり、まるで死神が後から走っている若い後輩を食いながら私に追いついてきている感じです。

たしか法句経に「我やさき 人やさき けふともしらす あすともしらす」という人生の儚さの白骨の章が有りますがそんな感じです。

そう言った感じの中、医療従事者が金銭に困れば、医療従事者は自己防衛に走り「医は算術」に変身し、

まずは人員がカットされるでしょう。給料を上げるどころではありません。

いま日本では医療従事者数は介護を含めて全労働者の13.5%です。900万人います、家族を含めると相当なものです。

これらの人が困窮すれば経済にも計り知れない影響が出るでしょう。

医療医従事者は馬鹿々々しくなり他産業に逃げて、医療劣化のしわ寄せは患者にも来て、ある意味では医療崩壊です。

金の切れ目が縁の切れ目

以前私が企業の産業医をしていたころ笛や太鼓で迎えられましたが、

バブル崩壊、リーマンショックと会社が傾くや態度が一変しました。

リストラ時代に突入し社員の見方をする産業医は会社にとっては目の上のたん瘤です。

社長、総務部長、事務長と辞めれコールでした。もちろん昇給などほとんど在りません。

金の切れ目が縁の切れ目だと、心から学ばせて頂いた時代でした。

そのころ病院でバイトをしていましたので、病院に来るとほんとに心からホッとしていました。

やはり利益一本やりの企業と違って、医療従事者は愛というか精神的なレベルが高いと思っていました。

食客的立場の病院からリストラされる

しかしながら小泉首相の十年間の医療費抑制、さらにそれからも継続で医療も厳しくなりました。

そして私もそのほっこり病院からリストラされました。

そこでは患者を診るだけでなく、人材紹介までしてやって高く評価できる食客的仕事もしていたのに、

病院の経営が苦しくなり、余分な人材はカットであっさりと食客待遇でもある病院から首にされたのです。

また友人がガンになり6か月後の厳しい治療を乗り越え治り復帰したとたんのリストラ宣告です。

オイオイ、これでは病院も企業よりひどいぜという感じでした。

最近は仕事が無い先輩などから「非常勤で雇ってくれないか」という電話も有ります。

高齢の医師は開業していなければ仕事が無く経済的に困る医師もいます。

大学に長くいたりすると老後のお金が有りません。

これからの医師は若いころからお金に敏感でないと老後はキツイかもしれません。

金の切れ目が縁の切れ目、医療の世界も貧すれば根本は企業と何の変りもないのです。

衣食足りて礼節を知る(貧すれば鈍する)

医療従事者がこれ以上貧困になれば精神的に激変します。

やがて患者に波及し日本人の心は疲弊する。

病期になったらなった時にとか自分は病気にならないと思っている人がいますが、

なった時は想定以上の悲劇です。やはり予防が大切です。

医療従事者が貧して鈍したらもっと悲劇になります。

もう薬も有りません

私の机の前に貼られた警告

薬が有りません。長い医師の生活でこんな事はありませんでした。

これはあくまでも私の勝手な予測ですが、民間薬局が買い占めて処方薬が作りにくくなっている。

あるいは薬会社がもうからない製造ラインは放棄し始めたのではないかと思います。

もう長期間続けられている薬価切り下げの影響は骨髄まで来ているのではないでしょうか。

以前はもらっていたカレンダーやボールペンさえ薬会社からはももらえず。

タクシー会社やガス会社が立派なカレンダーをくれます。

もう薬会社にも貧すれば鈍する時代が来ているのではないでしょうか。

若い女性の自殺が増えている

皆さんは近年自殺が増加しだしたことはマスコミ等でご存じと思いますが、

特に若い女性の自殺が目立ちます。

今日たまたまかたずけていたら、自殺した患者さんから貰った花束に添えられた手紙が出てきました。

本当に現在心療内科精神科医療は厳しい所に有ります。

精神療法は下げられましたが、切ったり貼ったりするのが医療だけではありません。

病が重く診療を待つことも、苦しくて出来なくなる患者もいます。

だから診療を今までの1.5倍の速さでやりますが、キツイキツイ!

わたしは長時間労働面接を良くしていますが、初めて知りました。

きついのは仕事の時間が長いかではなくその人が仕事を急いでいるかどうかです。

自分の診療体験を通して知りました。

 

うつの方は自殺しないように参考にしてください

 

コロナでは儲けたという見方はしないでほしい

コロナで儲けたお金で賃上げをという話も有りますが、

何か考え方がおかしいのではないでしょうか。

以前担当の老人ホームがコロナのクラスターになり大変でしたが、

大学病院に行った一人を除いて50人以上を全員助け隔離期間終了になりました。

当時入院できず、ほとんどホームで治療しました。

高齢多忙睡眠不足の中自分も罹るかもしれないのに、儲けだけではエネルギーは出ません。

この他にも学校の校医や公務員などの高ストレス面談なども有ります。

以前は日曜当番、土曜の急患当番も有りましたが、医師会に高齢だからと泣きついて今年から免除してもらいました。

開業医の寿命が70歳のゆえんです。もうはるかに超えてるぜ!!

神よ救いたまえ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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