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山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

まだまだ続く、ひんやりスイーツの季節

2023年09月20日 | 日記とレシピ

 本日の最高気温、34.2℃。いつまでたっても秋が来ない山形みたいです。

 さて、これだけ暑けりゃ今宵も冷たいスイーツの出番でしょうな。

 で、今回はチョコレートババロアに決めました。

 理由は、美味しそうなことは勿論なんだけど、作りようによっては超簡単にできそうだと考えたからです。早速行ってみます。

 下ごしらえ・調理の部

 まずは、チョコミルクを作ります。

 ・牛乳140gに、練乳とチョコシロップ各30gを混ぜて

 ・ポットのお湯50mlに粉ゼラチン5gを溶いたら、そこに加えてよく混ぜます

 ・牛乳の半量(70g)の生クリームを六分立て(よく分からん)

 ・チョコミルクと合流させたら、もう一度丁寧に混ぜて

 ・網杓子で濾しながら容器へ(茶こしの方が良かったかも)

 ・冷蔵庫へ入れて前半終了

 この間、約10分。感動的な早さです。理由は、砂糖やチョコレートを溶かすために加熱したり、冷ましたりする手間がないからです。

 後半の部

 約1時間後、すっかり仕上がったババロアに飾りをつけます。

       後半で使うのは、これ

 ・今度こそ茶漉しでココアパウダーを振りかけたら

 ・チョコレートを立てて出来上がり

       ピスタチオが写っていなかったので・・・、こんな具合

 超簡単でしょう。

 食後のデザートに戴いたのですが、

       こんな組み合わせにしても美味しかったです

 一番心配だったのが、練乳とチョコシロップの量が、良いのか悪いのかという点。多分、このぐらいじゃないかなってな感じで使ったんですが、ぴったりの甘さでした。家族も喜んで食べておりました。

 この料理の肝は、レンジもコンロも使わない簡単料理というところにあります。しかも美味しいんだから、言うことなしですね。

 最後に添えてみたのは、グレープですけど、他のフルーツもありだろうし、シロップの応用もいろいろできると思います。

 これは、いいものを考えついたわい。

 自画自賛しております。

 ひんやりスイーツの季節が続きます。これは、暑さが退かないということ。それならそれなりにと楽しんでいます。

 こうやって楽しんでいるのもいいけれど、そのうちに、いつかは本当の秋がやってくるよね。

 天気の神様、山の神様、よろしくお願いいたします。


米沢牛恐るべし

2023年09月19日 | 日記とレシピ

 昨夜の芋煮は、かつてないほど美味しく戴けた。調味料の割合は、基本的にいつもと変わらないのだから、美味しさの理由は、『具材』ということになるだろう。さすがは天然マイタケと米沢牛、と言ってよいでしょうな。

 さて、翌朝、出勤前にもう一杯戴いて職場へ。夕方帰宅すると、妻が、

「美味しかったあ。お昼には、うどんを入れて完売よ!」

とのこと。

 山形では、芋煮汁を多めに作って、『締め』にうどんを茹でて食べることが多い。これが、よく合うんですよ。みんな、美味しく食べることが出来たようでよかった。

 さて、今宵は米沢牛料理第二弾となる。

 使うのは、

       カルビだそうです

 この霜降り具合、分かりますか?絶対美味しいに決まっています。で、どうやって食べるかなんですけど、焼肉(またはステーキ)でしょう。姑息な手は一切使わずに真っ向勝負で米沢牛を味わわせてもらおうではありませんか。

 ただ、問題が少々。

 焼きたての肉を味わうならホットプレートが一番なんだけど、茶の間で使うと煙と飛び散る油で大変なことになる。しかし、食事時間には『どうする家康』が茶の間で始まってしまう。どうする、マタギ!

 ・・・

 結論から先に言うと、キッチンで焼肉を食べたら、茶の間に移動してテレビを見るということなんだけど、いろいろ考えた結果も含めて、まとめておきます。

 下ごしらえ・調理の部

 焼肉がメインなのだから、それ以外を可能な限り済ませておくことにしました。

 まずは、焼肉のタレをブレンドしておきます。

       材料のラインナップ

 ・醤油100gに砂糖27g、ニンニク豆板醤ごま油各小さじ1/2と、いりごま大さじ1を混ぜておきます

       最近はこればっかり

 白玉あんみつさんのレシピを参考にしています。

 ・野菜を炒めておくことにしました。

 ・タマネギとキャベツとナスを適量

 ・サラダ油でしっかり炒めて、軽く塩コショウしておきます

 ※これで、食事時は焼肉1本に集中できます(時短にもなる)

 ・すべての準備が整ったところで焼肉タイム!

 ・手加減無用!高温で一気に焼き目をつけます(牛脂使用)

 ・裏返して間もなくしたらセルフサービスでどうぞお取りください

 ・炒めた野菜とともに、焼きたてのお肉にタレをかけて

 いただきます!

 んっ? これは?

 !!!!!!!

 もう箸が止まりません。

 強いて言葉で表現すれば、旨い!ジューシー!とろけるような柔らかさ!

 山形県民だからといって、贔屓するつもりはありませんが、マタギも色々なところを旅して牛肉を戴いてきたんですけれど、これほど旨い牛肉を食べた記憶がないです。

 カルビという部位もさることながら、そもそも旨い肉だということが分かります。これが米沢牛のポテンシャルというやつなんでしょうな。

 いやあ、甘露甘露!

 もちろん、家族も大喜びです。

 思い付きだったけれど、買ってきてよかった!良い買い物をしたと言うことですね。

 全ての巡り会わせに感謝です(『どうする家康』にも間に合った)。

 ありがとうございました。


今こそ食べよう!秋の芋煮!

2023年09月18日 | 日記とレシピ

 県南の米沢市で親戚の法事があった。

 法事自体は1時間ぐらいで終わったのだが、せっかく米沢まで来たのに空手で帰るのもつまらないので、ちょっと寄り道してみた。

       上杉の城下町(さすがに正装なので、山には入りません)

       歴史があるだけに、伝統品も豊富にある

 そんな中で、このところ売り出しているのが『米沢のABC』という食材。上の画像の暖簾にも出ているのだが、リンゴ(pple)と牛肉(eef)と鯉(arp)のことを指すらしい。

 それぞれのいわれ因縁には、奥深いものがあるのだが、今回は割愛します。マタギのお土産としては、Bを選びました。

 何てったって、米沢牛は特別に美味しい。そして、9月と言ったら芋煮会。そこに欠かせないのが牛肉なんだもの。

 道の駅は、超大混み。法事ほどでないけどレジでの待ち時間が半端でなかったです。

    値段は少々お高いのですが、それを支払う価値の十分にある美味しさです

 ということで、今宵のお食事は、芋煮汁になりました。

 軽く調理の流れを記録していきます。

 下ごしらえの部

 

 ・こんにゃく(1枚)は、ちぎって湯通ししておく

 ・サトイモ(500gはあった)は食べやすい大きさに切って一度茹でる

 ※アクというかヌメリが出るので掬い取っておきます

 ・マイタケ(300gぐらい)を解凍しておきます

       かなり贅沢です

 ・水カップ8に、醤油大さじ8、酒大さじ6、砂糖大さじ3の割合(最終調整は塩で)

 ※これで4人分×2食分+αです

 調理の部

 ・まずサトイモとこんにゃくを茹でます

 ※火が通れば浮いてきます

 ・ここで調味料の2/3を入れて、牛肉投入

 ・沸騰するとアクが出てくるので掬い取って

 ・マイタケも投入。残りの調味料も入れます(いい香りが台所中に広がります)

 ※ここで味見。塩を2つまみ足して微調整

 ・お好みのタイミングでネギを入れます

       美味しい美味しい芋煮汁

       芋煮汁は、お汁兼おかずです

 これさえあれば何もいらない。全ての具材が、相当のボリューム感と個性を伴って口の中に押し寄せてきます。そんでもって、一つの作品としてまとまっているから凄いんですね。

 ご馳走様でした!

 大変美味しかったです。

 米沢牛、口の中で融け出すような柔らかさと美味しさです。

 マイタケは、去年の収穫物なのですが、これまた非常に香り高く美味しかったです。

 少々気がかりなのが、このマイタケ、去年のちょうど今頃収穫したものなんです。

 今年はというと、まだまだ真夏で発生の気配なし。つまり、夏が長くなっている分、秋の訪れが遅れているんです。

 どういう秋になるのか、または、秋が来ないで終わってしまうのではないか。

 注意深く季節の推移を見守っていきたいと思います。

 それはそれとして、全ての食材に感謝です。


勿体ないと謂うなかれ

2023年09月17日 | 山菜料理

 諸般の事情により、夕食のメインディッシュを担当することになった。

 今回の場合、素材は最初から決まっている。鶏のもも肉だ。

       冷凍庫に保管しておいたものを解凍中

 了解! と言ってみたものの、先日の焼き鳥をはじめとして、鶏肉料理は、最近いろいろやっているんだよね。さて、何を作りましょうか。

   ポクポクポクポク チ~ン

     チキンソテー ワサビ風味

 このところ続いているワサビ料理と鶏肉料理のコラボレーションというのも面白いんじゃないかい。そう思いついたんですね。

 で、調べてみると、色々ありました。簡単に分類すると3種類です。

 1つ目が、下ごしらえのうちからワサビを使うもの。

 2つ目が、調理の途中からワサビを使うもの。

 3つ目が、調理の後でワサビを使うもの。

です。

 で、その1と2には注意書きがあって、『熱を通せば辛味が飛ぶ』ということを前提にした調理で、『ワサビの風味を楽しむ』のだそうだ。

 言いたいことが分からないでもないけど、多分、辛味がすっかり飛んでしまう『その1』は却下ですね。

 辛味を抜いたワサビなんて、アクションを抜いたジャッキーチェンを観ているようなものです。

 残る2つですけど、まあ試してみるか。

 とにもかくにも、やってみないことには分からないってもんだ。

 それでは、調理スタート。

 下ごしらえの部

 ・解凍が終わりつつある鶏もも肉に酒を振りかけ、塩(3本指で2回)コショウして馴染ませておきます

       こんな感じ(高温の続くこの時期の解凍は気を遣う)

 調理の部

 ・サラダ油を敷いたフライパンに、

 ・皮目を下にして強火で焼きます

 ・周辺が白っぽくなってきたら裏返し(皮がいい色です)

 ※半端に解凍中だったからか、焼き目が入るまで、結構時間がかかりました

 ・蓋をして弱火3分

 ・1個だけ取り出して、表面にワサビを塗りました(試食用に半分切り)

 ・フライパンに戻したら蓋をして、再加熱3分

 ・醤油をさっと回しかけて出来上がり

      見た目は申し分ないですかね

     手前の1個が『わさび焼き』です

       本日の夕食です(栗ご飯 妻が作ってくれた)

 早速食べてみると。うん。結構ワサビの辛味は楽しめますね。

 ただ、後味に少々違和感。

       続いてソテーにワサビを添えてみます

 こちらの方が、若干辛味が強いのはいいとして、やっぱり違和感が少々。

 まあ、美味しいと言えば美味しいんですけど、この妙な味があることとワサビ本来の風味が味わえないことが引っかかります。

 ・・・もしかして、やっぱりそうかな。

 実は、今回の料理、天然のワサビを使うのが勿体なくて、台所にあった在庫のチューブワサビを使っているんです。在庫と言っても、封切りの新品だから大丈夫だろうと思ったんです。

 でも、味が違うみたいです。

 

       箱の成分表示を読むと、色々入っている

 これだけ色々入っていると、味も同じなはずがないですね。

 鶏肉のソテーにワサビの辛味が合うことは分かりました。でも、風味を高めあうには、今ひとつだったと言うことでしょうか。

 今回は、少々失敗かもしれません。

 天然のワサビを惜しまずに使ってみるべきだったと反省させられました。

 勿体ないと謂うなかれ

 これが、今回の教訓かな。

 ま、考えようではいい勉強になったと言えなくもない。ありがたいことだ。

 また、別の機会に、今度は天然ワサビでチャレンジしてみようと思います。


だいじょうぶ!(さんぽうた200)

2023年09月16日 | いきもの

  だいじょうぶ!   すべりひゆ ひょう

 

あつさなんて

へいきさ

ぼくは

じょうぶだもん

 

ひでりだって

へっちゃら

ぼくは

じょうぶだもん

 

きみは どうだい?

くたびれたり

してないか?

 

なつばて

してないか?

 

もし よかったら

ぼくのげんき

わけてあげるよ

 

そうすれば

きみも

だいじょうぶ!

 

       今年の暑い夏

       一番元気だった草の一つが『ひょう』君です

       先端が黄色っぽくなってきたので

       花が咲いたのかと思っていたのですがどうも違うようです

       こんなかわいい花を咲かせるみたいなんです(ネットより借用)

 で、散歩の度に観察し続けたのですが、未だに見ることが出来ません。

 まあ、いつかは出会えると思うので、気長に観察を続けたいと思います。

 ところで、スベリヒユは、当地では夏場の貴重な栄養源です。『ひょう』と呼ばれて、おひたしや辛子和えにして食べると、独特のぬめりがあってとても美味しいです。乾燥保存しておいて、冬場に戻し、煮物にして戴いたりもします。『ひょう』君からは、いつも元気を分けてもらっている気がしています。

 まだまだ元気な『ひょう』君。これからも会いに行くから、そのうち、そのきれいな花も見せておくれ。

 よろしくね。