goo blog サービス終了のお知らせ 

山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

大根は続くよ

2019年12月11日 | 日記とレシピ
 冬眠中のマタギは、体力が衰えないように散歩とか運動とかは、やっているんだけど、遊びに行けないというのが悲しい。そんな私の心の内を読んだかのように妻が言う。
「常備菜、なにかほしいな。」
おお、そう言われてみれば、冷蔵庫の中が少々寂しくなってきている。その誘いに乗りましょう!
 さて、何にしようかな。家にある食材を眺めながら考える。
ポクポクポクポク チ~ン

  ≪大根とにんじんの炒め物≫
 材料の部
 ・大根:10㎝ぐらい
 ・にんじん:1/2本
 調味料
 ・醤油、みりん:各大さじ2
 ・酒:大さじ3(増量してみました)
 ・顆粒だし
 ・ゴマ油:適量
 ・白ごま:適量
 下ごしらえの部
 ・大根を半分に切り、それぞれを縦に4つに分ける

 ・厚さ5㎜ぐらいの短冊切りに
 ・にんじんは千切りにする

下ごしらえ完了

 調理の部
 ・分量外のサラダ油を熱し、野菜投入。混ぜながら炒める

 ・大根に透明感が出てきたら、酒と顆粒出汁を入れて、
 ・醤油とみりんを加えて水分を飛ばしていく
 ・水分がなくなってきたら、香りつけにゴマ油を回しかける
 ・火を止めて白ごまをまぶして出来上がり

炒め始めるとあっというまにできてしまうのでお勧めです

 
 やっぱりですねえ、大根消費は我が家の最大の課題ですから、この課題を楽しく乗り越えていかなくてはいけません。今回は、以前作った「大根とトビタケの炒め物」をアレンジしてみました。

 あれ?ちょっと目を離すと減っているような・・・。
 お、また減ってる。

だんだん減っていく

 どうやら、美味しくできたと認められたみたいですね。

神々に見守られて

2019年12月10日 | 日記
  神の眠り

青い空を支える白の陰影
もう 
踏み入ることは 叶わない
清冽の世界

神は 眠りについたよう
人を寄せ付けぬ
力をそなえた
衣を纏って

また来る季節
その時 皆に
生きる者 皆に
力を分け与えるために

眠ろう
私も
新しい 命の歌を
ともに 歌えるように

心地よい神との
戯れを 
夢に見つつ

         マタギ 

 今朝は冷えました。車の窓はガチガチに凍っていました。その代わり、空は真っ青で風も穏やか。放射冷却って言う奴ですね。もうちょっと付け足すと、冬型が緩んだってことです。
 そうなると、見える景色が変わるんですねえ。
 太平洋側の天気って、日本列島を縦断している山々が雪雲を遮ってくれるから、冬場は晴れるんですよね。言い換えると日本海側は、雪雲の影響を受けやすい気候になります。
 それが解消されると、今まで雪雲の盾になってくれていた山々が姿を現すんです。

我が心の故郷 月山


3度目の雪が積もった 葉山


今日は朝日連峰も見えます


蔵王の山も(逆光になってゴメン)

 マタギは、こんな山々に囲まれて暮らしています。
 この山々の共通点は沢山あるけれど、その一つに、昔から神様が住んでいる(もしくは山そのものが神)と崇められてきたことがあります。
 目にしただけで神々しさが伝わってくる山々です。それだけで十分納得できます。だけど、それ以上に、この山々がもたらしてくれる豊かな恵みに支えられてきた多くの人々が、信仰を育んできたのじゃないのかな。
 豊かな水、豊かな森、そこで育つ多様な動植物と人間。私たちの祖先は、この神々に見守られて暮らしてきたし、その営みは、今も引き継がれている。そんな気がするのですよ。
 もうちょっと詳しく言うと、直接山で収穫をしている人間は明らかに減ってきている。だけど、この地形と水と気候とが、山形に豊かさをもたらしているんだと思うんです。
 この季節は、充電の季節。たっぷりと雪を蓄えて、来たる春に恵みをもたらしておくれ。こんな願いを信仰というのか、物欲というのかよく分からないけれど、とにかく、
 ありがとうございます。これからも、よろしくお願いしますね。

大根炊きの季節

2019年12月09日 | 日記とレシピ
 ニュースを聞いていたら、京都のお寺で「大根炊き」なる料理が振る舞われているという。聞けば、使う材料は大根と油揚げだけ。更に心惹かれたのは、大根を大量に使うらしい所。
 早速、ネットでレシピを探してみると、ふむふむ、要するに大根の煮付けってところですね。やってみましょう。

  ≪大根炊き≫

 材料の部
 ・だいこん1/2本
 ・油揚げ3枚
 ・酒、醤油、みりん、砂糖:各大さじ2
 ・顆粒だし

 下ごしらえの部
 ・皮を剥き高さ3センチほどの輪切りにした大根を鍋に入れる
 ・お米を大さじ1杯ぐらい入れて10分ほど茹でる

 ※アク抜きです
 ・油揚げを半分に切って、別の鍋で茹でる 

 ※油抜きです

 調理の部
 ・圧力鍋に下ごしらえをした大根と油揚げを敷いて水をひたひたに
 ・ここに全ての調味料を入れて加圧

 こんな感じに仕上がりました
 ※今回は10分ほどの加圧時間にしてみました

 ※よく味が染み込んで美味しかったです

 調べてみると、この行事、参拝者の無病息災を願ってのありがたいお振る舞いなんだそうです。
 そう言われてみれば、令和元年も、もう残り僅か。新年を迎える季節なんですね。
 大きな事故もなくここまで来られたことに感謝し、新しい年がよい年になることを祈りながら戴くことにしましょう。
 いただきます。

あったまり料理1

2019年12月08日 | 日記とレシピ
 テレビを何気なく見ていると、白菜を使った料理が次から次へと紹介された。私、テレビ番組ってほとんど見ないんで、本当にたまたまなんですけど、おもしろそうで、つい見入ってしまった。その中で印象深かった料理がいくつかあったんで、チャレンジしてみたくなった。
 一番作りたいと思ったのが、ロールキャベツならぬ、ロール白菜。でも、これはメインディッシュなので暫くは無理。粕漬けの魚なんかがあるものですから。
 じゃあ、何にする?
 ポクポクポクポク チ~ン
 これで行きましょう!
 白菜をたっぷりと使って、この寒い季節にぴったりのあったまりレシピです。
  ≪白菜のクリーム煮≫
 材料の部
 ・白菜の葉:8枚ぐらい
 ・水:1/2カップ強
 ・牛乳:200ml
 ・中華だし:大さじ1強
 ・砂糖:小さじ1?
 ・塩・コショウ:適量
 ・水溶き片栗粉:小さじ2
 調理の部
 ・白菜の葉を削ぎ切りにする
 ※口当たりと火の通りをよくできるらしい

魚と比べたら楽チンです


 ・切った白菜をだし汁に入れる
 ※溢れるけど、気にしない
 ・蓋をして加熱(沸騰したら弱火に)
 ※白菜がしんなりして、美味しい汁が出てきます

馴染んできました(もう少しです)

 ・塩(微量)、コショウを加える
 ・牛乳1本を入れて、もう一煮立ち
 ※これで完成と言っても、誰も文句はないと思います
 ・食べる直前に、水溶き片栗粉を加え、一煮立ちさせてとろみをつけて出来上がり

粕漬けと並べて戴きます

 この料理の肝は、白菜のエキス。煮込んだ白菜から出てくるエキスの旨みが半端じゃないんです。
 あったまるう!!
 これも寒い季節には、ありがたい料理だと実感。ハクサイに関しては、調理のバリエーションも、まだまだありそうなので楽しみです。

ごめんなさい

2019年12月07日 | 日記とレシピ
 石巻からの挑戦状に応えきったと思っていた。しかし、氷水の中に1匹だけ残っていました。イシモチです。
 アチャ~!ごめんなさい。
 さて、どうしましょう。たった1匹しかいません。でも、お詫びの気持ちも込めて、ていねいに調理して味わわなければなるまい。
 ポクポクポクポク チ~ン
 うん、これで行きましょう!同じ揚げ物でも、前回の唐揚げよりもボリュームが増すフライです。3日目だから、まだ大丈夫だとは思う。
  ≪イシモチのフライ≫

三枚におろして小骨を抜き皮を剥きます

 ※皮付きだと、皮が縮んで反り返ったり変に膨らんだりしてしまいます(切れ目の入れようで変わるかな)
 ・塩とコショウで下味をつける
 ・キッチンペーパーで水分拭き取り
 ・バッタ液:卵1個をほぐして小麦粉を少しずつ混ぜていき、丁度よい固さになったら完成
 ※濃厚(置いてきぼりにしてしまった償いにスペシャルです)
 ・液につけて、パン粉をまぶします
 ※液が残っているなら、衣をギュッと押し固めてから、もう一度潜らせてパン粉を2重にまぶします
 ※すごく豪華なフライになりますよ

贅沢衣を纏わせて揚げてます


出来上がりました


 美味しく戴くことができて胸をなで下ろしました。これをもちまして、石巻からの挑戦状はクリア。あとは、お正月頃にナメタガレイを解凍して戴きます。
 イシモチ君、寂しい思いをさせてしまってごめんね。