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山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

赤い実の謎

2019年12月25日 | いきもの
 クリスマスの朝、外の景色を見ると、うっすらと銀世界が広がっている。ああ、ホワイトクリスマスだ。

日が当たったところから雪が消えていく

 かなり気温が低いけれど、天気は良さそうだ。今日は、仕事が休みなので、家の周りを散策してみよう。本日のテーマは、木の実。どんな木の実に会えるか楽しみにしながら暫く歩き回る。




 この子達も「実」だよね。アサガオは、春になると芽吹くはず。春が来るまで、種を守っているという感じ。だけど、ハナズオウ(だっけ?)とか薔薇の実ってどうなのかな?知ってる人がいたら教えて欲しいですね。
 それよりもずっと目立ったのが「赤」。






 花が落ち、葉が落ちるこの季節に、すごく目立ちます。この季節に自分の姿をアピールする目的があるのだろうか。
 花だったら、虫を呼んで交配を進めるという目的があるよね。実についてはどうなのかな。
 多分、冬眠しない動物(野鳥等)の餌になるのだろう。そんなことを考えて調べてみると、確かに冬鳥の餌となる木の実も少なからずある。その結果、鳥に種を運んでもらい生息域を広げていくのだそうだ。ただ、毒性があって食べると中毒を起こすものもあるらしい。逆じゃないか。 う~ん。
 パッと思い浮かんだのが、ミノカサゴ。非常に美しいが、アンタッチャブルなお魚君。触れば、その毒による激痛で、7日間は苦しむという。つまり、私は危険よ!というアピールをしているわけだ。
 どっちかな?どっちもありかな?
 この美しい赤をそれぞれの樹木が、自分の目的に応じて、食べられようとしたり、食べられないようにしたりしている。そして、いずれにしても、新しい春の子孫繁栄に備えているのだ。
 今回のお勉強は、この辺が結論かな? また、散歩しながら楽しんでみましょう。