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山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

リニューアル!砂肝炒め

2022年01月22日 | 日記とレシピ

 当地での降雪と積雪は近年にないハイレベルな状態で、除雪にしても通勤にしても、かなり難渋させられている。

       今朝の様子。久しぶりの日差しに和む。・・けど

「また降ったねえ。」

「うん。今日もだね。」

「体力づくりにはなるけどよお。」

「(雪を)捨てっとこ、なぐなっったず。」

「ちょっと、(降雪も)休んでけねがなあ。」

なんていう会話が、毎朝のように交わされている。

 雪かきは、本当に大変だ。だけど、ご近所とのコミニュケーションを深める素地が、日々整ってきている感じ(この1年で4世帯が近所に越してきたんです)。体力の維持を始めとして、メリットも多いと感じるこの頃だ。

       放っておくと車が雪に埋もれて凍りつく

       お向かいには、雪のピラミッドが建った

 すみません。本題に戻ります。なんの話をしたかったかというと、こんな寒い季節になると、どうしても食べたくなる料理があるってことなんですよ。これまでも、色々と紹介してきたんですけど、山形県民として絶対に外せないものがあります。

  ≪どんがら汁≫

 そんでね、その材料を求めてチラシを眺めいたら、見つけてしまったんです。

 『砂肝、100g58円』

 これは安いじゃない!・・どんがら汁の材料は買いますよ。でも、この砂肝もゲットすべきだ!

 妻に聞くと、

「(どんがら汁の話)いつ言ってくるのかと思ってた。」

だそうです。お見通しなわけね。そして、砂肝の値段を見て喜んでいる。

「安いわね!」

「他に買ってくるものない?」

と訊ねると、大丈夫らしいので、安心して買い出しに出掛けた。

 スーパーをハシゴした割に、買ったのは、『寒ダラ汁セット』に『砂肝』に『タラコ(真子)』だけ。ま、こういう全集中の買い物も、たまにはある。それでは、順次、料理を進めて参りましょう。最初の料理は、

  ≪砂肝の香味野菜炒め≫

 スタートはタラコからだったんだけど、日数がかかる料理なので、先に出来上がったこちらの方から記録に残していきます。

 そんでもって、今回の調理の動機というか目的は、砂肝料理のレベルアップです。今まで、何度も調理してきているんですけど、より美味しく食べたくなって工夫を加えることにしました。

 下ごしらえ・調理の部

 ・砂肝を食べやすい大きさに切り分けます

 ・ショウガ1片を半月の薄切りにします

 ・ヒタヒタの水に入れて茹でます

 ※意外とアクが出るので丁寧に掬い取ります

 ※今回は、この段階からショウガのパワーで「臭み消し」を行いました

 更に、もうひと工夫。

 ・フライパンにゴマ油小さじ1を敷いて熱したらみじん切りにしたタマネギ1/2個を炒めます

        茹でるときに使ったショウガも千切りにして合流

 ・ここに砂肝を入れて軽く炒め和えます

 ・ゴマ油小さじ1と顆粒だし小さじ1、醤油小さじ1/2と塩コショウ少々に粗挽きコショウも加えて、更に炒めます

 ※これも肉の臭み消しをねらっています

 ※意外と水分が出ます。それを蒸発させる気持ちで和えていきます

       はい、出来上がり!

 味の微調整はいらなかったです。とにかく美味しく出来た!私だけでなく、妻も娘も喜んで手を伸ばします。

「1週間ぐらいで食べきれるかな。」と考えていたんだけど、

「こういうものは、悪くなる前に食べなくっちゃ。」

だそうです。

御意! サッサと食べましょう、みんなで!

 砂肝炒め、今までも美味しかったんだけど、これはレベルアップしたと言ってよいでしょう。砂肝の旨さを堪能出来ると思います。暫くは、このレシピを軸に楽しませていただくことにいたします。

 今回はですね、寒ダラを求めた結果辿り着いた、スーパー「オ●バン」のチラシに感謝です。

 暫くはリピートに微調整、続けますよ!

 北国の冬の料理とは、あまり関係ないけど、一年中楽しめる料理。いいものができたと思います。