山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

癒やしのおでん

2022年01月17日 | 日記とレシピ

 仕事から帰宅すると、妻が具合悪そうにしている。

「どうしたの?」

「・・・おもち、食べ過ぎた。」

なるほど。それじゃあ、暫く動けんかも。

 鏡開きを過ぎても、我が家には餅がたくさん残っている。理由は簡単で、供給に対する需要が低すぎるからだ。なんと言っても、最大の原因は私じゃないかな。以前は、『歳の数ほど』とまではいかないまでも、一食当たり十個以上食べていたのが、ここにきてグッと消費数が減ってしまったからだ。残ったお餅の行く末を案じて、日中食べ過ぎたらしい。

 胃に残るんだよねえ、食べ過ぎたお餅って。それで、動けなくなったってわけだ。少々責任を感じる。

 「夕食、思いつかない。」

「作っていい?」

と、やりとりが進んで、私が作ることになった。

 で、何作ろうか?

  ポクポクポクポク チ~ン

   ≪おでん≫

 こういう飽食時には、スッキリ系ですよ。『七草』には及ばなくても、『すずしろ』君が入ったつゆを戴くだけで、身体が癒やされるってもんだ。

 下ごしらえの部

 ・大根1/2本を桂剥きして、厚さ3~4㎝の半月切りに

       ちょっと「ス」が入ってるけど、ま、いいか

 ・圧力鍋でヒタヒタの水で加圧5分

       浮いてしまうんですけど、構わずスタート

 ・こんにゃくも、整腸作用があるとか

       このぐらいあれば良いかな

 ・ひと茹でして臭み抜きをします

 ・冷蔵庫にある食材を切り分けていきます

       かなり、いい感じになってきました

 ※画像にないけど、串の牛肉は湯がいてアク抜きしました

 調理の部

 ・お湯1ℓに対して塩と顆粒だし各小さじ1

 ・沸騰したら火を止めてオイスターソースを大さじ1。これが我が家の定番なんですけど・・・

       今回は困った

 いつも使ってる『azino●●』がなくて、『co-●●』のオイスターソースを使ったら、味が全然違う。申し訳ないけど、「コク」がない。急遽追加。

 ・みりん大さじ1強と顆粒だし少々を加えて、ようやく納得の味に

 ※以下、おでんのつゆは、一切沸騰させずに調理します

       具材を並べて、みんなで鍋を囲んで

       ホカホカを戴きます

 ああ~、美味しかった。

 我が家の場合、お好みでからしを使います。更にあったまり感が増す感じ。

 妻も喜んで食べていました。

 このメニューにしてよかった。

 今回は、台所に待機していた食材たちに感謝ですね。

 ありがとう。そして、ご馳走様でした!

 妻よ、早く元気になってね。