山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

花咲きズワイガニ

2022年01月04日 | 日記とレシピ

 せっかく息子が帰省したのに、お節料理だけというのも寂しいのでと、妻がカニを買ってきた。もちろん今年初めてなんだけど、去年も食べたのは一度だけ。随分久しぶりだ。冷凍されていたので、解凍から調理までを任せてもらうことにした。

       おおっ、旨そうじゃないの!

       万能解凍液で10分強

       結構ありますね

 このままだと、『無言の夕食』になってしまいそうです(殻から身を外し始めると声が出なくなる)。夢中になって食べることも悪くないんだけど、ちょっとねえ。そこで思いついたのが

    ≪カニの天ぷら≫

 これだと、殻外しにとらわれることなく団らんの食卓を囲めそうな気がする。早速やってみます。

 下ごしらえ・調理の部

 ・カニさんの足8本を抜き出して関節以外の殻をキッチンばさみで切り離しました

       こんな感じ

 ・天ぷらの衣に漬けたあと、160℃の油で揚げます

 ※ここからが新たなトライ

 ・天ぷらが浮いてきたら、油をサッと切ってもう一度衣を潜らせて油に戻します

       衣が厚くなりました

 ・再び浮いて、泡が小さくなってきたら出来上がり

       これが最終形

 衣のモコモコ感、伝わるかなあ。こういうのを、『天ぷらに花を咲かせる』と言うらしいんだけど、何となく贅沢感が増す感じ。

 普通は、天ぷらが浮いてきたところに直接衣を足すんですけど、こっちの方が確実かなと思って試してみました。繰り返すうちに衣の中に油が増えてくるみたいだから、大量に揚げるときには、もうひと工夫必要な気がするんだけど、今回は十分成功でした。

       本日の夕食

 お節料理からちょっと離れるのも、また良いものですね。家族からも好評でした。

 新年の目標、もう一つ追加。みんなから喜ばれる料理作りと、そのために腕を磨くこと

 今年も楽しみです。