「予 め」

2012年04月12日 | 老頭児ガイドのよまひ言
 天気: 気温26℃ 南東の風

 ゛あ ら か じ め ゛と読むンですね。  志の輔の独演会がありまして、沖縄ではちょうど一年ぶりです。  古典は『井戸の茶碗』、新作はたぶん『予め』。 演目、張りだすわけじゃないので、たぶん、でしょう。  つまり、「予めおことわり申し上げます」とか、「予めおわび申し上げます」とか、前もって予告したり、謝っちゃったりするときに用うわけですが、この新作゛あらかじめ゛で始まり、゛あらかじめ゛で終わるぐらい予めがでてくる。 だから、たぶんにしちゃいました。

 ところで北朝鮮、やけに゛あらかじめ゛が多くありませんか。 わが国をはじめどれだけの国が「人工衛星」を打ち上げているか知りませんが、あらかじめお断りしてましたか、打ち上げ推進エンジンがどこに落ちるか、その他の部品も。  3年前に北朝鮮は「人工衛星」の打ち上げと称して、大陸間弾道ミサイル「テポドン2号」の発射実験を行っています、日本上空を通過する東向けの軌道で。 ロケットの打ち上げは確認されましたが、周回軌道上には認められませんでした。 各国は打ち上げ「失敗」と報道していましたが、北朝鮮は「成功」とバンザイをしていました。 あらかじめ「テポドン2号」の発射実験だけだったら、大成功だったでしょう。

 それにしてもどうして今回は推進部分の落下地点をルソン島の東側海域にしたのでしょう。   もしですよ、もしも、ある的を狙っての「大陸間弾道ミサイル」の発射実験だけだったとしたら「失敗」と「成功」は表裏一体になるでしょうか。        
        それとも老頭児のとり越し苦労。 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿