小春日和 なんでしょうか

2009年01月30日 | 老頭児ガイドのよまひ言
                   寒緋桜と目白


梅は咲いたか 桜はまだかいなぁ~

と 端唄の一節にありますが、沖縄の桜は今ごろ山原の八重岳で開花して那覇の方へ南下(北上に非ず)してきます、これが寒緋桜です。 梅はこの後ですからまったく逆ですね。

伊豆の早咲、河津桜は寒緋桜と大島桜の交配種だそうです、2月には開花でしょうか。

沖縄で桜が咲くころになると鶯が山から民家の里まで下りてきます。 ホ~ホケキョはもちろんケキョ、ケキョとも鳴けず、チッ、チッだけですが。 色もくすんだ茶なので遠見だと雀と見間違います。 2ヶ月もして徐々に囀るようになると山へ帰るようですが。

色と云えば、メジロの方が余ほどウグイス色です。ふっくらとして形も良いし、最初は目白を鶯だと思い込んでいました。 よく観察してみると、食種も違うようです。 鶯は蔦の芽のようなものを、目白は花の蜜を好むようです。

また鶯は一匹の単体行動ですが、目白は必ず雌雄一対です。  こうしてブログをつけている間にも目白と鶯が窓際まで交代で舞い降りてきています。   実は小鳥たちを見ているうちにブログを書きたくなりました。

海の雌雄一対の代表はセグロチョウチョウウオですね、この魚の単体は見たことがありません。





  

アイドルって怠け者

2009年01月28日 | 老頭児ガイドのよまひ言
去年も沖縄が梅雨の頃だったでしょうか、アイドリングストップについてお話したのは。 ガソリン高騰の折、節約のため信号待ちの度エンジンを切る、と云うことを。

2ヶ月ほど測ってみて、3割も差がでてびっくりしました。どうも当初の走行距離の記録違いだったようです。 その後何度か試してみましたが確実に1割は燃費が違いました、神経質にしなくても です。  昔の車だったらプラグが煤ったり、バッテリーが上がったりしたでしょうが。 15秒以上停車する場合は効果があるそうです。
実際、アイドリングストップを心がけると、急発進、急停車はもとより追い越しや対向車にも気を配る余裕ができ安全運転にもつながります。
皆さん一緒にいかがですか、一石三鳥以上の効果はあると思います。
バスやタクシーのプロの方には年間累積して歩合で収入に返還したらどうでしょう、特に沖縄では暖房が必要ない今の時期でもOKです。
これもロートルドライバーの浅はかな思いつきなんでしょうか。

ところで、アイドリングの idle は 動力源は入っているが作動してない状態 を云うそうです。 つまり 何もしない とか 遊んでいる と云う意味で  怠け者  のことだそうです。

  

ちょど一年になりました

2009年01月21日 | 老頭児ガイドのよまひ言
早いものです、ブログにしてからもう一年です、最初の記載が昨年の1/18日でしたから。 途中からダイビングログは省略して海況だけになってしまいましたがこれからはなるべく詳しく付けるようにします。  また私が初めてスクーバーを体験して、今年でちょうど50年になります。古き良き思い出なども取り混ぜて語らせていただこうと思います。

ところで最近パスワードの問い合わせがありますが、コメント投稿するのにパスワードは必要ありません。
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怖いですぇ バードストライク

2009年01月17日 | 老頭児ガイドのよまひ言
ハドソン川の不時着、本当に奇跡だと思います。 機体に大きな損傷もなく乗員乗客全員救出。 水面も40m上空から落下するとコンクリートと同じだそうです、衝撃は。  その上、水には粘度があるから陸地への不時着より難しいのでは‥ 素人考えでしょうか。
機長の冷静な判断力、奇跡的に揃った条件、その上での神がかりな操縦能力、乗務員の適切な指示、誘導、乗客の協力。 なに一つ欠けても奇跡は起きなかったでしょう。

バードストライク   主に飛行機が鳥と衝突する事故のことを云うそうです。
離着時にジェットエンジンの空気の吸い込み口に鳥が吸い込まれ、ファンやエンジンに損傷を起こし、最悪の場合はエンジンストップに繋がるトラブルで今回は2基のエンジンに起こったようです。

ところで、那覇にはカラスがいないんです。  いや、3羽だけいて名前も付いている‥‥なんて云われていますが、どうも眉唾モンです。 宜野湾辺りから南ではほとんど見られません、恩納村には居るし、ケラマでも居るようです。 暮には引越しのゴミ捨てに糸満に何度か行きましたが確認できませんでした。 ゼロではないんです、声だけは年に1度ぐらいは聞くようです。   5年ほど前、上の娘が庭の木にカラスを見つけて大騒ぎしたことを覚えています。 スズメはいますしハトもいます、メジロもウグイスもヒヨドリもシロガシラも。 捨てゴミは多いし、水場もあります、寝ぐらになるような大きな森もありますし、好条件が揃っていると思いますがカラスだけがいないんです。

一説によると、嘉手納飛行場、普天間飛行場、那覇空港のバードストライクを避けるために 米軍が特殊電波を流している なんて云われていますがどうでしょう。

そう云えば、漁港が多いわりにはカモメも見当たりません。  これも特殊電波の影響でしょうか。  

今年は丑年

2009年01月15日 | 老頭児ガイドのよまひ言
‥‥と云うわけではないでしょうが、これからがウミウシのシーズンです。
特に1cmたらずのウミコチョウは3月ごろまで潮のない浅場の岩礁地帯で良く見うけられます。 沖縄ではムラサキウミコチョウが多く、振袖を大きくひろげて羽ばたくように泳ぐ姿は妖精のように愛くるしく、見飽きることはありません。
去年、野崎や黒北にに出現したミカドウミウシも3~4月のころでした、本当にコイツは大きすぎて出現という感じです。 唐馬でウデフリに逢えたのもこの頃だったと思います。 シーサーみたいなウミウシ、アカフチリュウグウウミウシにあえたのも冬場でした。 ウミウシマニアの皆さん、狙い目は3月です。水温も20℃ぐらいですのでスーツは5mmのワンピースに3mmインナー多用でOKです。

奥武島の年越しダイブ

2009年01月04日 | 老頭児ガイドのよまひ言
今年も大晦日、元旦と奥武島から出航です。 北寄りの風15m、最低気温12,5℃、水温22℃。 条件は厳しかったですが2隻ともボートを回してくれたので楽勝でした。 ポイントまでは10分足らず、変化に富んだ地形、透明度の良さ、その上これほど温水シャワーの有り難さを感じたことはありませんでした。

今年は水温が下るのがちょっと早いようです。 この儘下がると1月中に20℃を切ると思います。 このところ水温が高めで去年は冬場を通して20℃を割らなかったようです。 

慶良間ではメッタに見られないミカドチョウチョウウオに昨年は何度か遇えたし、暮にはアリガケーブルでシチセンチョチョウウオに、沖縄では初めてです。 ピエロのような縦切れの目の模様はシチセンに間違いないと思います。

死滅回遊魚も冬を乗り切り繁殖を続ける種もあるようです。 パラオで見られたシチセンチョウチョウウオが慶良間で見られると云うことは海の世界も北上が続いているのでしょう。