hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

スペキエ〜西永福ランチグルメ

2018-06-10 05:00:48 | グルメ

『あいぼりー』という京王電鉄の広報誌に西永福の『specie』というカレーの店がコラムに掲載されていた。ちょうど永福町駅周辺の坂道巡りに行ったので一足伸ばしてランチにお邪魔した。


日曜日12時ということで多少の混雑は覚悟したが、店は7分程度の入りでカウンターに座る。もちろんカレーを選ぶのだが、辛さが分からないのが初めて訪れたカレー店でいつも悩む。

辛口・中辛・甘口とあるが、チキンは辛口、エビは中辛、キーマカレーは甘口か中辛とある。まあ、こんな時は2種類のルーがあるミックスを選択することに。エビとキーマカレー(1050円)、ちゃんとパクチー抜きが選べるのが嬉しい。

先客の隣の女性も同じメニューのよう。結構ルーもたっぷりである。また、あいぼりーにあった通り、夜は飲める店のようでカレー以外のメニューも充実、カクテルも種類が多い。


5分ほどしてサラダが登場。これを食べ終わるころにカレーがやってきた。ライスにはジャガイモとレタスの酢漬けが添えてある。

まずはエビから食べるが、メニューにある通り素材の甘みが生きていてこれぞエビカレー。サラッとしているのでスープカレーのように食べて行く。

一方、キーマカレーはとろっとしていてとってもスパイシー。これならば酒のつまみにもなりそう、甘みも少なく、エビカレーと好対照。食べ進めていくとジワっと辛味が効いてくる。いや、これは美味い。

これならきっとチキンカレーも美味いだろう。つぎは辛味増しをお願いしてビールと供に戴きたいものである。


スペキエ
杉並区永福3ー55ー3
0363793150

富士見ヶ丘駅(1)

2018-06-09 05:00:09 | 日記

『井の頭線気まぐれ散歩』その17。このシリーズにしていないのは吉祥寺、渋谷、下北沢、久我山の4駅かなとは思っていたが、実は富士見ヶ丘を取り上げていないことに気づく。それなればと久我山〜富士見ヶ丘〜高井戸を気まぐれに散歩してみることにした。


まずは久我山駅南口からスタート、駅前から神田川沿いに歩き始める。神田川をみると沢山の鯉が優雅におよいでいる。

川沿いの道は周辺住民によりしっかりと管理されていて矢車草や黄色い百合など百花繚乱である。左手には京王電鉄富士見ヶ丘検車区が置かれている。


その先に京王電鉄富士見ヶ丘検車区入口がある。検車区の見学会や3000系のサヨナラ運転の際に訪れたことがあるが、その後は中々行く機会がない。

検車区の前の専用橋を渡り、坂を上っていく。かつては本州製紙の社宅やグラウンドがあったが、全て取り壊されて一部が向かいの富士見ヶ丘中学のテニスコートとして使われている。


突き当りが元NHKグラウンド、現在は杉並区が公園を造成中で一部を遊び場110番として解放されている。地域の人にとっては有名な桜の名所、地面には芝が敷き詰められていて私も20年以上毎春に行き、花見をしている。

グラウンドを出て少し行くと富士見ヶ丘のメインストリート、その昔『東京朝顔園』という京王が沿線対策でやっていた公園が近くにあったがこの道をバスが通っていたとは思えないほど狭い通りである。ただ、環八の抜け道としては有名で朝夕は結構渋滞する。

この道を左に曲がり、しばらく歩くと富士見ヶ丘駅に出る。(以下、次回)

人形町 花〜人形町ランチグルメ

2018-06-08 05:00:06 | グルメ

以前のブログにも書いたが、人形町には鳥料理をランチに出す店が多い。先日の『おが和』の焼き鳥丼に引き続き、『久助』の焼き鳥丼を食べに行ったが、11時40分でもう10人以上も列を作っていて断念。今回は『人形町 花』の鳥玉手箱を食べることにした。

『鳥玉手箱』はこの店が作る贅沢親子重、赤鶏さつまを使用したもので今回は普通(1200円)に出汁茶漬け用の出汁100円を付ける。ちなみに特上は1600円とランチでは予算オーバーである。

店は古民家風、注文を聞いてから作るため、7.8分かかる。目の前には食べ方を書いた紙があり、よく読んでおく。『玉手箱』登場、ほうれん草のおひたしと水菜のサラダ、味噌汁、漬物がつく。

黄身を崩してまず一口、あまり甘くないタイプ。また、鶏は銘柄地鶏だけあってシコシコ、噛むほどに旨味が出てくる。ほうれん草は薄口の出汁醤油、水菜は和風ドレッシングにごま油が加わり、中々美味い。

食べ進めながら薬味のゴマや大葉の刻んだものなどを散らすがまあ普通。ただ、柚子胡椒は味が引き締まり美味くなる。


レシピ通り4分の3を食べたところで出汁を御願いする。残りを茶碗に移して出汁茶漬けにするが、これも中々いい。最後はそらさらといただく。

少し七味を振って出汁とともにいただくが、やはり鶏が美味いのか。大変満足、他にも鶏ハーフ丼や鶏カツ煮丼などもうまそうである。ご馳走さま。


人形町 花
中央区日本橋人形町2ー24ー6
0366610240

永福町付近の橋

2018-06-07 05:00:41 | 川と橋

『ぶらり橋巡り』その71。今回は永福町付近の神田川に掛かる橋を明風橋から一本橋まで8本をゆっくり渡ってみたい。永福町駅南口から神田川に向かうと最初に出会うのが『明風橋』、奥に見える竹林が風情がある。


ここから川を遡って行く。次に見えてきたのが『蔵下橋』、ちょうど井の頭線の鉄橋の先にある橋である。左側に見えるヤマト運輸のターミナルはかつては高級音響機器メーカー山水の本社であった。


そこから川沿いの道が上り坂になり、井の頭通りが走るのが『神泉橋』である。この先はちょうど河川工事中で左側の道しか通行できない。さらにその先の『永泉橋』は鋼矢板の中にあり、様子も確認できない。



和泉学園(和泉小学校と和泉中学校を小中一貫校にしたもの)の横を通って、先に日大鶴ヶ丘グラウンドがあるところに『宮前橋』。これはすぐ左手に熊野神社があるためであろう。

その先の橋が『中井橋』、かなり新しい橋で周辺にはソメイヨシノ、春は美しそうである。ソメイヨシノだけではないと言いそうなアジサイの花も中々美しい。


その次が『番屋橋』。中井橋や一本橋に比べて錆も出てきている。川底を見ると意外に綺麗で驚く。江戸時代に番屋が置かれたことから周辺の坂には番屋坂、この橋も番屋橋と付けられた。

その先が『一本橋』。よく、丸太一本で作った橋を呼ぶ名前ではあるが、この橋もかつてはそうだったのかもしれない。


明風橋から一本橋まで川沿いの道を散策してきたが、あまり面白いものはない。ただ、周辺は豊かな住宅街が続くのんびりとした街であった。




せね家〜市川ランチグルメ

2018-06-06 05:00:31 | グルメ

立ち食い蕎麦と言ってもいくつか椅子はあるが、雑然とした店内、券売機はあるが、全てのメニューに対応しておらず、ここにないものは現金でお払いくださいとある。そんな店が市川駅横にあるビルの2階、だだっ広いピロティの端っこにある。実はJR市川駅は立ち食い蕎麦激戦地で駅の構内にはJR系の『いろり家きらく』、タワーマンションイーストタワーの2階には『鈴家』があるが、タワーマンションウエストタワーにある『せね家』だけが食べログの評価が高い。

接客や設備はどう見ても大したことない、それならば味?と思い入店。店のおすすめ、ざる蕎麦(350円)にミニかき揚げ丼(250円)をつけるが、丼は券売機にはなく、なんと現金払い。

カウンターの中にはおじさんが1人で奮闘中。席には『混雑時にはおまたせすることがありますが、ご了承を』と書いてある。そんなに混んでいないため、5分で到着。

ざる蕎麦は黒っぽい蕎麦、しかし、茹でたてを氷水で締めて腰がある。辛目のツユだが、気にならない。喉越しも良く美味い。これは驚きの旨さである。


つぎにかき揚げ丼に移るが、七味をかけてかき揚げから。揚げたての熱いかき揚げに適度にタレが染みていて美味い。

かき揚げは玉ねぎ、にんじんのシンプルなものだが、どんどん箸が進む。なるほど愛想もよくないし、店も狭く、椅子も高い。それなのにお客さんが次々に来るのは美味いからなのだ。気がつくと店はほぼ満員、しかもいつも来るような人ばかり、人気店の理由がよくわかった。ご馳走さまでした。

せね家
市川市市川南1ー10ー1タワーズウエスト2階

真間山弘法寺(2)

2018-06-05 05:00:57 | 日記

『古刹を巡る』その47。手古奈霊神堂を出て元の参道に戻る。目の前には聳える階段。気温も高いので気が滅入るが、階段を一段ずつ登っていく。27段のところに涙石と呼ばれる常に乾かない石があるが、つい暑い中を歩いたからか、ぼっーとして見過ごしてしまう。ただ、両側にはアジサイが植えられているが、まだほとんど花はなかった。

参道から15分、階段は62段上り、仁王門までたどり着く。振り向くと石段の下、長くまっすぐな参道が見える。作夏歩いた福岡県の宮地嶽神社のように素晴らしい風景、まあ、残念ながら参道の先は海でなく、再開発ビルではあるが。

仁王門には仁王像、右に少し登ると鐘楼が見える。

弘法寺の縁起は行基が手古奈の菩提を弔うために建てた求法寺が始まりとされ、これを空海が伽藍を構えて弘法寺にした。しかし、その後、住職が日蓮の意向を受けた富木常忍の問答に敗れて日蓮宗に改宗して現在に至っている。その後は太田道灌、徳川家康、徳川光圀などからも保護を受け、紅葉狩りの名所として栄えた記録もある。

仁王門から中に入ると目の前に祖師堂、実は明治時代に焼失して建て直されたものである。

厳かな中、お堂の中を見ると日蓮聖人像がある。また、本殿にもお参りした後、少し境内を歩くと祖師堂の右側には樹齢400年の伏姫桜という枝垂れ桜。


さぞかし開花時期に来れば美しい姿が見ることができたであろう。隣には少し小ぶりな月見桜もある。

真間山弘法寺(1)

2018-06-04 05:00:34 | 日記

『古刹を巡る』その46。今回は千葉県市川市にある真間山弘法寺(ままさん こうぼうじ)を訪ねた。総武線市川駅に降り立ち、北口ロータリーには弘法寺までの参道の地図が散歩コースとして掲示されている。

駅前の道をしばらく行き、国道14号を左折、すると参道の入口になる。タイルが敷かれた一方通行の道だが、車は殆ど通らず、道もまっすぐ小高い山に向かって伸びている。

この道を歩き始めて両側には商店がぽつりぽつり、懐かしい簑や藁でできた箒、竹細工などを売る店もある。約5分で京成本線の踏切、さらに真間川にかかる入江橋を渡る。


昔は江戸川からこの辺りまで入江が伸びていて真間の入江と呼ばれていた。


参道にある小さな赤い欄干の橋は『真間の入江』にかかっていた『継橋』で、万葉集にも詠まれ、広重の名所江戸百景絵図にもある。万葉集にあるのは
『足の音 せずに行かむ駒もが葛飾の
真間の継橋 やまず通わむ』という詠み人しらずの句である。

さらにその先右側に手古奈霊神堂の入口がある。これは1300年前の手古奈の悲しい話に基づき、その慰霊のために作られたお堂であり、山部赤人が詠んだ『葛飾の 真間の井見れば 立ち平し 水汲ましくむ 手古奈し思ほゆ』という句で有名になった。手古奈は真間の地を守護する女神として信仰を集め、特に子育て・安産・良縁祈願に御利益があるといわれている。

入口から参道を100mほど行くと静けさの中に小さなお堂が佇んでいる。また、境内にはかつて市川市に住んでいたさだまさしが植えた桂の木がある。(以下、次回)


早慶戦2018春観戦記

2018-06-03 05:00:39 | 日記

今年も春の早慶戦観戦、ただし、私は優勝が決まった後の早慶戦に行くのは40年近く観戦する中で初めて。11時40分には神宮球場には着いたが、もう人でいっぱい、特に三塁側は。大先輩たちの談笑する姿や附属中学校の生徒が騒ぐ姿など盛り上がっている。


今回は友人のTくんが頑張ってファミリーシートを押さえてくれたため、テーブル付きのシートでゆっくりと見ることができた。とはいえ、学生席の隣で塾旗入場やエールはしっかり対応した。


晴天の中、13時プレイボール。慶応は高橋亮、早稲田は小島。共にピンチはあったが粘り強くピッチングを行ない、なんとか凌ぐ。

しかし、早稲田は3回表に9番小島のヒットを足がかりにバント、うまい走塁で2アウト3塁の好機。このタイミングで郡司のパスボールで1点先制を許し、さらに4番福岡にもヒットを打たれるがこれは何とか抑える。


一方、慶応も4回に柳町、郡司の連打で無死1、3塁を作るが、嶋田がファールフライ、内田が三振でチャンスは潰れかける。しかし、今度は早稲田捕手岸本が僅かにファンブル、これをスタートよく柳町が本塁を陥れ同点。今までならこれで終わるところだが、さらに8番瀬戸西が右に叩きつけてゴロを打ち、これが2塁手の頭を超えて2点と逆転する。


このあと、いくつかは両軍チャンスはあったが、あと1本がでない。慶応は高橋亮、高橋佑、早稲田は小島一人で投げ抜き、3対1で慶応先勝となった。

まあ、よく考えると両チームかなり気負った面が走攻守に現れ、共にパスボールで先取点、さらにイレギュラーヒットで決勝点と約3時間もやっていたが、共に内容の少ないゲームであった。

しかし、秋春連覇の慶応は塾長まで応援に現れ、観客でも早稲田を大いに上回り、終始楽しく過ごした。そして、最後は早慶戦勝利の際に歌う丘の上を斉唱、また銀座ライオンに飲みに行った。いやーストレス発散できました‼︎

我が家の庭の花たち

2018-06-02 05:00:15 | 日記

6月の我が家の庭は今まではアジサイが幅を利かしていたが、今年は小さな蕾が1つ。かといって何もないわけではない。シランの白い花は終わりに近づいているが、クリスマスローズはまだしぶとく咲きつづけている。

その中で美しいのはナデシコ、数年前に鉢植えを買ってそのまま毎年花を咲かせてはいるが、驚くのはそのせの高さ。どんどんヒョロと伸びて支柱がないと倒れそうになる。


ムラサキツユクサも毎日青紫色の花を数輪付けて咲いている。かつて向かいにあった大きな庭がある家、主人が亡くなって売られてしまう間に更地となった土地に生えていたものをいただいた。花は毎朝咲くが、昼前には萎んでしまう。しかし、沢山蕾を付けて楽しませてくれるのである。


庭の門柱の上の寄せ植えも植え替えて小さな様々な色のケイトウ、白いスーパーアリッサム、黄色いガーベラ、そして前から植えていたゴールドクレスト。

よく見るとガーベラの花の中に小さなカマキリが。可愛そうでそのままにしてしまった。他にもラベンダーが良い香りである。

常盤館〜下仁田ランチグルメ

2018-06-01 05:00:25 | 日記

諏訪神社を出て昼前になったため、昼食を食べる場所を探す。しかし、『一番』は臨時休業、『きよしや』は定休日、喫茶店のような『茶々』はやや気が引け、『コロンビア』のすき焼きは重すぎると店探しに悩む。しかし、蒸し暑くこれ以上店探しも辛いと思っていたら、旅館の常盤館の前にランチの掲示がされていたので、取り敢えず中に入ってみる。

がらんとして呼んでも中々出てこないが、上品なおばさんが登場。ランチもやっているとのことで無事入店。


中は歴史のある旅館、立派な掛け軸がかかり、大きな4人用のテーブルと椅子のある部屋に通してもらい、やや恐縮。外は蒸し暑いため、クーラーをつけてもらい、ほっと一息。お茶とおしぼりをもらい、悩んだがやはり名物のカツ丼(880円)を御願いする。

部屋はシーンとしているが、クーラーの風が心地よく、眠くなってしまう。するとおばさんの足音が聞こえ、丼、味噌汁椀、漬物、こんにゃくの小鉢を運んで来た。

早速、丼の蓋を取ると大きめなカツが2枚、いずれも3つに切ってある。カツを一口、味が似ているのは新潟タレカツ丼だが、少したれが『うなぎのタレ』風、ご飯もたっぷり。うな丼同様、タレご飯だけでも美味い。カツも柔らかいヒレカツ、揚げたてで衣もサクサク。卵とじより、カリカリしていて全体にはあっさりしている。

小鉢のこんにゃくは醤油味の煮物でやや味がかぶり気味だが、ご愛嬌。味噌汁は豆腐で満足。

食べ終わり、勘定をしようとすると反対側にも入口がある。こちらが食堂の入口らしく、さっきのは宿の入口。

どおりで立派だったはずである。勘定をしているとスタンプはいかがですか、とスタンプラリーの紙にスタンプを押してくれる。秋までやっていますから、ぜひまたお見えくださいと言われたが、カツ丼だけのために再訪は難しいかもと思いつつも貰ってしまう。因みに常盤館にはカツ丼以外にもとり重、こんにゃく尽くしなどもあり、また温泉宿としても営業しております。

常盤館
下仁田町下仁田359ー2
0274822216