『1丁目1番地1号』その12。雷門から浅草1丁目を左に曲がり、浅草通りを右に曲がったあたりが『台東区雷門1丁目1番地』、ライジングプレイス浅草というマンションがある。1階はイタリアンで国旗がはためいていた。
浅草通りは広く、雷門近くほど観光客もいないが、少し先にある田原公園の桜をみていたインド風の男女が店を探しながら歩いていた。
何となく後に続くとビルに入っていく。そこには藍問屋の小売部門が入っていた。こんなところに藍問屋があることも知らなかったのに、外国人がこれを探して行くとは。
そのまま歩くと地下鉄浅草線田原町駅近くに出るが、通りを挟んだ仏具屋の隣が『台東区西浅草1丁目1番地』であり、そこには浅草郵便局がある。
今度は交差する国際通りを蔵前方面に歩く。この辺りは『台東区寿』、昔風に言うと浅草寿町である。その1丁目1番地を探しながらしばらく歩くと春日通りとの交差点となるが、まさにここであった。その場所には合成皮革を扱う仙田株式会社のビルがある。
その先には都営地下鉄大江戸線蔵前駅があるが、都営地下鉄浅草線蔵前駅まではさらに300m地上を歩かないとたどり着けない。
なお、台東区の地名表記はすべてふりがながふってあり、さらにローマ字が付記されているのは外国人観光客を意識したものだろうか、日本人にとっても大変ありがたい。