足がつることを『こむら返り』伴い呼ぶが、最近夜中に足がつることが増えた。疲れがひどい昨夏には左右とも足がつって痛みに耐えながら何とかつま先をつかみ回復させたこともある。
そんな中、実は先週ゴルフに行った際に、プレー終了後に激しく左足が攣ってロッカールームの椅子の上で激しく悶絶する羽目になった。後から考えると(1)2週連続のゴルフで足の疲れも残り、さらに前の日の夜も遅くまで起きていた、(2)ゴルフの最中は気温が低かったため、プレー中に水分摂取をあまりしなかった(スポーツドリンクも取らず)、(3)ラウンドは通常カートに乗るが、今回は足で歩くタイプのコースであった、という条件が重なっていたのだ。
こむら返りとは筋肉が疲れなどにより急激に収縮し、弛緩しない状態になり、激しく痛むものをいい、ふくらはぎが多いが、肩、首などにも起きる。
また、人の身体は多量の汗をかいて、電解質を補給しないとこの症状を起こりやすくなるが、こむら返りを度々起こす場合は糖尿病、甲状腺異常、変形性腰椎症などが隠れていることもあるから注意を要するらしい。
こむら返りの治療法は特にないが、小生は取り敢えず起きた足のつま先をつかんで曲げることで大概緩和される。さらに風呂などで暖め、ゆっくりふくらはぎの筋肉を柔らかくすることにしている。
因みに『こむら返り』とはこむら(腓=ふくらはぎ)に炎症を起こすため、この呼び名が付いたのである。
歳をとると起こりやすくらしく、日頃からよく歩いたり、筋肉を鍛えないとますますひどくなるらしく、注意を要する。また、心臓がこむら返りを起こすことを心室細動というが、ここまでいくと命に関わる。とにかく歳はとりたくないもんだ。