和久傳の森を1時に出発、天橋立が一望できる傘松公園に向かう。以前に天橋立を歩いたことがあるが、両側に海が広がる松原でいくら歩いても天の橋立の名前の由来はわからない。しかし、ケーブルカーで登ると展望台からの眺望でよくわかる。
私が訪れた時はリフトは運行しておらず、お隣のケーブルカーに乗車、400mしかないが、この間に130m登る。わずか4分、あっという間に眼下に天の橋立がみえてくる。因みに天の橋立は宮津湾と内海の阿蘇海を南北に渡り隔てていり砂州のことで松が揃ったように生えている。伊射奈芸命(イザナギノミコト)が天に通うために梯子を作ったが、大神が寝ている間に倒れて今の形となったという伝説がある。
『股覗き』と言われるが、これは前屈して股の間から見ると砂州が逆さになり、あたかも天に橋がかかったように見える。その場所が傘松公園なのだが、ケーブルカー駅から5分ほど坂を登ったあたりにある。
ケーブルカーを降りて、伊根を目指す。時間もないことから伊根の対岸の中腹にある道の駅『舟屋の里』から眺める。道の駅は湾の一番奥にあるため、かなり遠いが、舟屋を海から望むことができる。さらに良く見たい場合は湾内遊覧船に乗るとよい。
既に3時を過ぎていて経ヶ岬の先端まで歩くことは断念、駐車場まで行き、小さく見える灯台を眺めて終わる。因みにブログを調べると400mしかない灯台まで36分かかったとあった。
本日最後の目的地は夕陽が浦。こんなに急ぐのは日の入りが1701でこれに間に合わせるためである。夕陽が浦温泉街に入り、とにかく海に出なくてはと何とか駐車場にたどり着いたのは1630。慌てて砂浜に向かうと帰るサーファー、夕日を見に行く観光客が交錯する。
しかし、夏ではないため、日が落ちるのはかなり西側の山、思い描いていたなどは違い、平凡な日の入りであった。(以下、次回)