『鉄道シリーズ』その158。『懐かしのスタンプラリー』⑨。いよいよ残るは11駅、高尾、八王子、町田、小田原、茅ヶ崎、逗子、桜木町、鶴見、川崎、蒲田、有楽町となった。ただ、スタンプラリーも3月6日まで。これは残りを1日で回らなければ完成しない。そこで残りをいかに効率よく周り切るか、じっくり考えた。
スタートは久我山、0636吉祥寺行に乗り、0641終点に到着。総武線各駅停車が人身事故のため遅延発生しているものの、快速は問題なし。0645高尾行快速に間に合ったのでゆっくり一駅毎に止まっていく。立川までは人も多かったが、その先はガラガラ。0723高尾駅到着。
高尾駅はさすがに温度が低い。それにしてもこの山小屋風の駅はとても都内とは思えない。駅構内の柱には第二次大戦の際の機銃掃射の痕が残されていた。
すぐに折り返しの0730東京行に乗車、2つ目の八王子駅で降りる。階段を登り、中央改札を出ると目の前にスタンプ台。夕焼け小焼けのスタンプは子供が2人描かれていて可愛らしい。
すぐに改札を抜けて5番ホームに向かうと0742発磯子行(横浜線根岸線)の電車に飛び乗る。通勤時間でもあり、さすがに座れない。町田まで小まめに停まる電車は車窓が田園風景から住宅地に変わって行くのが面白い。やはり橋本で乗降が多いが、将来はここにリニアの駅ができるのかと想像する。
町田駅には0809に到着。何しろ横浜線町田駅下車は初めて、大混雑に圧倒される。スタンプの意匠が『ペデストリアンデッキのある駅』、確かに大きなデッキだが、他にも何がないのかと思う。
人の波に乗り、小田急線に乗換。0821発小田原行急行に乗車、1時間しっかりと乗る。海老名、本厚木を過ぎると急に里山のある田園風景。
しかし、再び伊勢原、秦野は開けた街となっていた。新松田を過ぎると広がり酒匂川を越える。開成駅から小田原駅まではノンストップ、0921に小田原駅に到着。
JRの改札口の大きな小田原提灯は健在であった。(以下次回)