年末には毎年浅草に買い物に行くことにしている。最初に銀座線浅草駅で降りて隅田川を渡り、アサヒビールの前を通り、『こんぶの岩崎』に行く向かう。
浅草駅を降りたのが16時過ぎのため、ちょうど夕日にスカイツリーが照らされてピンクに染まる姿をしばし眺める。
橋を渡り、海老屋という佃煮店の横を抜けて次の清澄通りを渡ると『こんぶの岩崎』はすぐ前。右を見るとスカイツリーの大きさに圧倒される。
小生自体、すぐ横にある歩道橋からのスカイツリーが最も迫力があると自負している。さすがに『こんぶ』と屋号につけるだけあり、こんぶの品揃えは豊富で日高昆布や利尻昆布など高価なものも多いが、昆布の佃煮や塩昆布など多岐に渡る。
その中で小生のおめあては『おぼろの実』、簡単にいうと即席の昆布のお吸い物の元。3種類(梅、海鮮、和風)が2つずつ入り927円。つまり、一つ100円以上するが、お椀に入れ、熱湯を注ぎ、ほぐすともう昆布だしのきいたお汁の出来上がり。一度食べるとはまるうまさである。
次にまた浅草駅まで戻り、雷門から観音様をお参りに行く。仲見世にはもう来年の干支の飾りが付けられている。
お参りをすませると一本外の道へ。少し行くとお祭り用品を売る店の先に『ふじ屋』という手拭い専門店がある。ここで翌年の手拭いを買うのが恒例でもう15年くらいにはなる。
これを買って翌年の正月飾りにする。まだ、開けていないので、いま掛けてある雪だるまの手拭いをお見せしよう。
毎年年末風景を眺め、最後に薬研掘の七味を買って買い物は終了、いつも浅草は賑わっている。最後に『小舟町』の名が入った提灯、立派なもんである。