日本橋で昼になったのでよく行くICCHO(日本橋交差点、東京建物日本橋ビルB1)にある五島列島の魚直送のお店にランチに行く。
店の名前は『ご当地酒場 長崎県五島列島小値賀町』という五島列島の最北端にある小値賀島直営のお店である。
ランチメニューのうち、この日の一押しは五島列島直送の平政(ヒラマサ)、平政丼の他にもサーモン・赤海老・帆立・マグロとの盛り合わせ丼、さらに海鮮丼や煮付け、塩サバなどがある。
やはりヒラマサは外せないが他の刺身もいいかなと『赤海老とヒラマサ丼』(1400円)をお願いする。
店はまだ1145というのに混んでいてようやく3人席が1つ空いていた。奥の座敷では昼から楽しそうに刺身を食べながら一杯、羨ましいかぎり。
私の丼は程なく到着、大きなお盆で登場。丼以外にサラダ、小鉢、味噌汁、鰹の生節が乗っている。丼にはヒラマサが6切れ、赤海老が2尾、ワカメ、海苔、ワサビがついてきた。店員さんの話ではご飯を少し残して食べると鰹の生節を乗せて、白湯スープを掛けてくれ、スープ茶漬けで〆るらしい。
まずはヒラマサにわさび醤油をつけて一口、ハマチほど脂がなく、見た目以上にさっぱり、生が良く美味い。それに九州独特の甘い醤油が美味しくてご飯が進んで堪らない。次に赤海老、まずは頭の殻を外し、かぶりつく。味噌が甘い。身の方も牡丹海老と言われてもわからないプリプリ感、こちらも甘い。
小鉢は牛蒡のきんぴら、サラダもいい箸休めとなっている。
ヒラマサの刺身がたっぷりあるのでご飯を全て食べてしまいそうになるくらいである。
最後にお楽しみのカツオの生節、ご飯の上に乗せ、さらに海苔をちぎり、残しておいたわさびを置くと店員を呼ぶ。
白湯スープを掛けてもらい、サラサラ。鰹の旨みと白湯スープの旨みが重なり、想像以上に美味い。これを発明した人には頭が下がる。
値段は決して安くはないが、新鮮な刺身に始まり、締めのスープ茶漬けまで大変満足した。ご馳走さまでした。
ご当地酒場 長崎県五島列島小値賀町
中央区日本橋1ー3ー13東京建物日本橋ビルB1
05054571713