今年もプロ野球のペナントレースが始まって10日あまり経とうとしている。まだ、各チームに全て当たったわけではないため、まだまだわからない部分も多いが、どうしても気になる点があったので駄文をしたためてみた。
阪神は開幕戦がヤクルト、次は巨人、広島とあたり、9試合を消化、ヤクルトと広島には勝ち越したが巨人には三たこで4勝5敗である。
一方、巨人は開幕戦の広島に勝ち越し、阪神に三連勝、ただ、DeNAには負け越して6勝3敗である。この2チームを比較すると巨人は得点48点失点33点に対して阪神は得点26点で失点40点つまり、ここだけを見ると阪神は失点も得点もセリーグでは最下位である。
何が違うのか、もちろんホームランが巨人12本に対し阪神4本などもあるが、1番違うのはトップバッターの成績である。
まずは巨人、吉川尚輝が9試合全て1番を打っているが、これが33打数14安打でノーヒットの試合が1試合のみ。さらにすごいのは最初の打席は9回のうち5回出塁して得点に絡んでいるのである。一方、阪神は最初の4試合が木浪、そこから北條、上本、鳥谷、近本、鳥谷ときているが、何と31打数1安打、しかも最初の打席での出塁が0なのである。
野球は何と言っても先取点、これにはトップバッターの出塁が大きく絡むのである。この辺りを早く治さないとまた昨年の二の舞になるのではないのかと感じる気の弱い阪神ファンの戯言である。