寒さはピークに近いが、そろそろ春の足音も聞こえてくる頃でいつもの農業公園に出かけた。とはいえまだ前の日曜日の雪は所々に残っている。
東八道路を挟んで反対側には野川が流れている。実は野川の川岸は日当たりがよく比較的早く菜の花が咲くのだが、さすがにまだ早いだろうと見に行く。なんと、まだ1月なのによく見ると岸に近い辺りにまだ数本ではあるが、菜の花が咲き始めている。やはり今年は暖冬なのだろうか。
そして川の流れを見ると、2羽の白鷺が川を挟んで向き合っている。よく見ると少し大きいのがオスで右にいるのがメスのようである。
始めはオスがちょっかいを掛けるが、すぐにメスは小さく飛んで場所を移動してしまう。そして、オスも動き、また川を挟んでこう着状態になる。なんとその間をカルガモが3羽ゆっくりと泳いでいくのが、のんびりしていて楽しい風景である。
これは面白い光景と2羽の白鷺をしばらく見つめていたが、オスはもう打つ手がないのか首を伸ばしたり縮めたり、そのうちにメスは小さく飛んで少し離れた方に行く。
オスはなぜか積極的に動けないみたいで固まったまま5分が経過。思わず『オスならしっかりしろよ』と言いたくなるひとときであった。やはり、もう春は近そうである。