暑い時に熱い物はなかなか食指は動かないが、私はカレーだけは違う。カレー粉が漢方薬のようなスパイスの塊だからかもしれないが、食べたくなることがある。
カレーにも色々と種類があり、本格的なインド風、欧風カレーと言われる洗練されたもの、スープカレーなどあるが、今日お邪魔する『ニホンバシハルヲ』は昔ながらのカレーである。
基本のカレーは3種類、小盛(ごはん150g 500円)、並(同250g、600円)、大盛(同380g、700円)。かかっているビーフカレーは同じ、ねっとりとした甘辛味である。トッピングは色々とあるが、コロッケ100円が人気である。セットにすると温玉、サラダ、千切キャベツが付いて800円(並)とお得である。
私は『並+コロッケ』(700円)をお願いした。先客は2名、店主がワンオペでやっているため、混むとまずいのだが、幸いすぐにカレーは到着した。
まずはそのままで頂く。たっぷりと福神漬を取って一口、スパイスの香り高くなかなか美味い。やや甘めの味付けだが、だんだん辛味が後でやってくる。ビーフの肉塊もちゃんと2つ入っている。
ただ、やや刺激が足りないので真ん中のテーブルに置いてある辛味調味料を加えるが、ハラペーニョソース、デスソース、ハバネロソースなど5〜6種類ある。ハバネロソースを少し掛けるがやはりかなり辛い。
コロッケにもウスターソースを掛けて頂く。揚げたてほくほく、火傷しそうな熱さだが、辛味の増したカレーとともに頂くと味変になり、食欲が増す。あっという間に完食してしまった。店主はワンオペだが、丁寧で店を出るときも『ありがとうございます。またよろしくお願いします。』と元気に見送ってくれる。
気持ちの良いみせであった。ご馳走さま。なお、ランチはお隣もカレーをやっているのでお間違い無く。
ニホンバシハルオ
中央区日本橋本町1ー6ー3
09041275317