先日、水天宮の話題をのせたが、水天宮は七福神でいうと弁財天ということになっている。ではあとは何処にということになるが、この日本橋七福神は水天宮の仮宮移転を除くと比較的近くに位置するものが多く、歩いて回れる。
そのうち水天宮前駅から最も近いのが、茶ノ木神社。この神社は再開発の高いビルに囲まれた中にあり、通常無人。もともと、江戸時代は3000坪の下総佐倉城主大老堀田家の中屋敷にあったもので、もとは違うところにあったが、地下鉄日比谷線の工事の際に移転、その後、新たな社殿を建てたとのこと。布袋尊が祀られ、茶の木が見事だったため、この名前になったらしい。今も周りにはお茶の木が植えられ、往時をしのばせる。因みに毎日前を通り、できる限り手を合わせるようにしている。