hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

岳南電車②〜終着 岳南江尾駅に到着

2024-05-24 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その240。岳南電車②、ジャトコ前を出ると岳南電車は吉原の町中を走る。『吉原本町』『本吉原』とすぐに次の駅に到着する。それでも駅は殆ど無人駅でアナウンスで無人駅か有人駅かの説明がある。



無人駅で停車する場合は最前列のドアからしか降車できず、運転手は運転席から降りて切符の回収や運賃の精算を行う。一方、乗る人はその一つ後ろのドアから乗るというシステムなのである。

正面にあった富士山が左に移動、『岳南原田』に停車。この辺りからコンビナートの中を走る。岳南電車はコンビナートの夜景を売りにしたナイトクルーズ(?)を行い、人気が高いようである。



『比奈』駅で上り電車との交換、赤く塗装された旧井の頭線3000系が待っている。正確に交換するために駅手前で少し停車、無線で連絡後、ホームに入る。

岳南電車は単線なのだが、この辺りは4本くらいの線路が敷いてある。かつて貨物輸送をしていた痕跡で貨物駅ホームも残されているが、今は使われてはいない。



『岳南富士岡』駅には『がくてつ鉄道ひろば』が併設されていて今は使われなくなった車両や電気機関車が留置されている。と言っても電気機関車3両、貨車2両、電車2両であるが。車両の後ろには富士山、なかなか絵になる。

気がつくと乗客は4人、他に岳南富士岡から乗り込んだ保線関係の人が3人とかなり少なくなってきた。『神谷』駅に止まり、次は終点の『岳南江尾』駅である。



0941定刻どおり、終着駅に到着、反対側には0946発の旧富士急行の電車が待っていた。駅名表示板はひらがなで大きく『がくなんえのお』、これは新しく作られたようである。



駅は2つのホームを備えた島式、奥には駅舎があり、こざっぱりしていてトイレなどは新しく清潔。ただ、特に待合室や窓口もなく、寂しいものである。駅を降りても何にもなく、ここをなぜ終着駅にしたのかは分からなかった。(以下、次回)