hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

かき揚げ蕎麦2杯

2022-12-26 05:00:00 | グルメ
『そばにこだわる』その18。立食い蕎麦の名物がかき揚げそば。季節の味で頂くかき揚げのお話。
立食い蕎麦に行っても、寒くなるとついつい『かけそば』系を注文してしまうことが多くなる。普段行くのは『小諸そば小舟町店』、以前は人形町交差点にも『富士そば』『小諸そば』があったのだが、コロナ禍もあり、相次いで閉店。少し歩くと『ゆで太郎』『おにやんま』もあるが、急ぐときはいつも小諸そばに行ってしまう。

いつもと同じメニューもつまらないし、と思っていたら11月下旬からの季節メニュー『芝海老かき揚げそば』(かけそばは520円)の幟を発見。券売機で食券を買う。カウンターに出すと職人さんが手際良く温めたそばを丼に入れ、ツユを注ぎ、かき揚げを乗せる。

さらに煮たしめじを一匙、柚子の実の皮とごま油を少々足してくれる。

早速ツユから頂くが、僅かなごま油の影響からか、江戸前天ぷらの香り、細かく切った柚子の香りも素晴らしい。

いつも通りネギをたっぷり入れ、七味を振ってそばを啜る。立食いそばの割には白く細い麺はやはり美味い。通常のかき揚げそばが460円だから60円足せばここまでの味を楽しむ事ができる。



次に久しぶりに行った『しぶそば』、東急沿線に店を広げていて今日は溝ノ口店にお邪魔した。ここでも幟に『くわい入りかき揚げそば+九条ネギ』(550円)に目を奪われ、食券を購入する。



小諸そば同様にカウンターに行くと、食券を買うと同時にオーダーは入るので席で待つように店員さんに言われた。しかも食券にあるナンバーを前にあるモニターで確認するJRのいろり庵方式に変わっている。



モニターに食券番号が出ると、店の人も呼び出してくれる。トレイに丼を乗せ、七味を振り、箸を取って席につく。九条ネギは中に入っているが、普通の振りネギはネギ嫌いの人もいるので別皿となる。

かき揚げは分厚く、上手く空気を入れているため、パリパリと揚がっている。パリパリ感を失わないため、汁には最低限しか漬かっていない。かき揚げにクワイ入りとあるが、他にネギとにんじんも入っている。

やはりクワイのシャキシャキ感も素晴らしい。蕎麦も茹で蕎麦ながらコシもあり、ツユのレベルもさらに上がっていてそれを九条ネギがアクセント、美味しかった。

立食そばと侮るなかれ。芝海老かき揚げ蕎麦とクワイかき揚げ蕎麦を食べてみるときっとその美味さに驚くはずである。

小諸そば小舟町店
中央区日本橋小舟町14ー12
しぶそば溝ノ口店
川崎市高津区溝ノ口2ー1ー1