hokutoのきまぐれ散歩

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長崎飯店渋谷店~渋谷グルメ

2015-06-05 05:00:26 | グルメ

東京で食べるチャンポン・皿うどん その10。いままでは全てランチで食べていたが、流石に日中の気温ではあまりチャンポンに足が向かない。そんなこともあり、今回の長崎飯店渋谷店は夜お邪魔した。

前回の高田馬場店の際に書いた通り、渋谷店と高田馬場店は同系列で箸袋も同じ。場所は道玄坂の真ん中あたり、坂を上り、丸亀製麺の先を左に入った路地にある。道を曲がると急に昭和の渋谷にタイムスリップできる。夜なら店を示すネオン看板もあり迷うことはない。

伺ったのはPM9頃だが、宴会やっているグループもあれば夕食に来ている若いサラリーマン風の2人連れも。店内の客には女性はおらず、1人で来ている男性もほぼスーツと客筋は思いの外良い。

今回はまずはビールと焼き餃子(5個、570円)を注文。ラジオからは野球が流れ、この店も昭和。店員は厨房内が2人、外に女性1人。店は間口に比べ奥が広くなっており、8人テーブルが2つもある。7、8分で餃子が焼き上がるが、驚くのはそのはね。褐色の皮で覆われており、餃子の形が分からないほど。少し大きめであまり九州風ではないが。アツアツではねが香ばしくビールにぴったり。


隣の人が後からきてチャンポンがすぐ出たため、餃子4つ目でチャンポン(930円)を注文。

あえて特製ではなく、普通にしてみる。餃子を食べ終え、ビールを飲むとチャンポンが到着。

やや、色が地味だが、赤いかまぼこが少ないせいかも知れない。野菜はキャベツ、モヤシ、玉ねぎ、キクラゲ。海鮮はイカ下足、アサリ、さらに干した牡蠣も存在感あり。もちろん、肉とさつま揚げも入っている。

麺も味が染みている割にはしっかりしている。スープはやや化学調味料の味がやや強い気もするが、牡蠣など海鮮ととんこつのバランスがよく小生は好きなタイプ。これなら1140円の特上でなくとも十分である。

量は普通で餃子も食べたし、ちょうど満腹、よく汚な美味い店と言われているようだが、どちらかというとクラシックな美味い店だと思った。周りでは仕事の話を熱っぽく話す若者やバイト先の悪口をいう学生など都会の片隅の情景を見ることができる懐かしい店である。ごちそうさま。

長崎飯店渋谷店
渋谷区道玄坂2ー10ー12新大宗ビル
0334640528