軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

発地田んぼの野焼き

2015-03-29 19:52:00 | 農業
乾燥が続き絶好の山火事日和の中、発地田んぼの野焼きが行われた。
田んぼと言っても遊休農地、葭や牧草だらけだ。
例年野焼きの頃は雨がり、燃やしたくても燃えないのが通例だ。
だけど今年の野焼きは、マッチ一本でってぐらい簡単に燃え、瞬く間に発地一面と煙で被い、浅間山を隠した。

僕は発地田んぼ水利組合の一員としての参加と消防団員と言う立場での参加と。
そんな時、ブルーベリー畑が燃えそうと団員から電話。
慌てて駆け付ける。
一端落ち着いた火は再び猛威を振るい、熱風で顔と喉をやられたわ。
野焼きで焼死する人って、何で逃げなかったんだろう?って思っていたが、今日逃げられないもんだなって痛感する。
火は下手をすると、川を越え豆腐屋へも行きかねない。
焼けたら焼き豆腐屋になりかねないわ。
豆腐屋の敷地に消防の車を止め、川から水を汲み上げて放水。
この状況下でも豆腐屋からは誰も出てこなかったが、警察が来た。
ポンプを担当している団員に職質。
あり得んだろ!!
こっちは火消してて職質って(*_*)
アホかっ!?
そこが終わると、他でまた火の手が。
それが今度の場所は水利がない。
相当ホースを繋がないとダメな感じだったが、花屋さん(僕達がビニールハウスを建てた)から快く貯水地の水を頂いて、放水開始。
これが終わったら、もうお昼ぐらいだった。
こうして発地田んぼからは火は消えたが、僕の顔の火照りは未だに消えていない。
こんな人の為に消火活動していたら、自分の畑の鹿避けネットなどは燃えていた。
午後雨の中の鹿避けネットなどの補修となった(T_T)
帰り道、堀に軽トラを落としている人発見。
救助しての帰宅。


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