ho999~死ぬ準備~

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消費税のお話

2012年01月07日 | 日記・エッセイ・コラム

消費税が上ることが確実な状勢となってきました。ここでは勿論その是非の話しではありません。
現在の計画では2年間に分けて上げるようです。国民の生活、もしかしたら意識への影響を和らげるためでしょうか。上がるにしても少しでも先延ばしになればそれはそれで有難いことかもしれません。
ここからはいつも通り増税の本質的話から、更に離れます。増税になるとモノの価格が「見かけ上」上がります(本体価格は変わりません=小売店の正味の売上は変わりません)。そうなると小売店は全ての値札を取り替えなくてはなりません。新しく作って、古いのをはずし、新しいのを付けるといった、業種、店舗によっては気の遠くなる作業となります。値札作製システム、たぶん一括操作出来る液晶値札(電子棚札て言うらしい)などを使っているところはともかく、手作業のところは大変です。それが2年続くのです。
以前は本体価格の表示だったのでこの作業はなかったのですが、平成16年より実際に支払う金額を表示することが義務化されました。消費者がわかりやすい表示に変更するのが目的でしたが、将来消費税が上がった時に目立たなくするためだ、などと言う人もいましたがどうなんでしょう。この時も現場は混乱、総額表示した時の1円未満の取り扱いなど、今でも正しく知らない販売員が大勢います。デパートで買い物した時に、表示より1円安かったことはありませんか?これが外税、1円未満の切り上げ表示です。スーパーは内税なのでこういうことはありません。この辺の話しは長くなるのでこれまでにします。
それで、今度の増税ですが、まず8%にして翌年10%になるようです。現在税込105円のものが、108円になり、最終的には110円になるわけです。そこで8%になる時に、翌年のことも考え110円に便乗値上げするところが出ませんかね?そして10%になった時には「価格据え置き!」と謳う。一石三鳥的な手だと思います。もちろん私はやりませんよ。念のため。たぶん(^_^;)


 
ファミレスの看板。
この手の表示はチェーンの飲食店に多いです。きっと法律?法令?には触れないんでしょう
が、他の業種ではほとんど見かけず、税込価格のほうをを大きく表示しています。

20120107