遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

ちょっと、タンマ

2009年05月28日 | つれづれなるままに・・・
 今週も、もはや木曜日の夜となった。時間の過ぎ去るのが本当に早い。
最近、会社の上司から借りた五味康祐氏の「オーディオ巡礼」を読んでいる。この本は以前に絶版となったのだが、最近復刻され販売されている。
 ぼくも一度は読みたかった本なのだが、今回幸いにもお借りできたのである。この本を読むとオーディオに凝りだすと生半可には終わらない姿がわかる。いい音を目指して、スピーカー、アンプ、ターンテーブル、カートリッジなど一つひとつにはまりだすのである。
 
 今だって、一本のスピーカーだって、ベンツ一台くらい買えるものもあるし、アンプだってそうだ。百万円台のものがゴロゴロ・・・。もちろん、アンプだってパワーとプリが別々だし、ターンテーブル・・・レコードプレイヤーだって、国産のデノン、昔のデンオンのものは16万円だろうか。
 
 ぼくにできるのは、新品ではなく、20年、30年前のマイクロのレコードプレイヤーの中古品探しぐらいだ。ところで、このマイクロはかなり古くても作りがしっかりしているから壊れない。今、ぼくの持っているマイクロも20年前に中古品で買ったものだが、ぜんぜん故障がない。

 で、しかし、今のところ山道具集めにいそしんでいるので、当面、オーディオを買う余裕はないのである。だから、今使っている機械を長持ちさせるため、ときとどき通電させている。真空管のラックス38もそうだ。真空管は30数年前から取り替えていないから、相当劣化しているのかもしれないが、ちやんと音楽を鳴らしてくれている。
 タンノイのスピーカーは、いまや、じいちゃんばあちゃんが由紀さおり安田祥子の童謡を聴く大切なものとなっている。たしかに、すばらしい歌声が響くのである。
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