中年男の一言 「ヒデの日常」

サイクリング・キャンプ・トレッキング・釣り等を通して北海道の自然を紹介、カメラはニコンD7100がメイン。

カーディナル50・150シリーズのカタログ

2016-04-15 20:02:43 | ABU Cardinal
1983年12月のABUのカタログがあったので一部抜粋。

ウォームギア内蔵のアウトスプール型カーディナルはC3・C4・C4X・C5が
知られてますが、それ以前に50・150シリーズがあったんですよね。

カタログを見ますと「1978年、ABUでは始めてのアウトスプールのスピニン
グリールを生産開始」となってます。

こちらが50・150シリーズです、50シリーズはハンドルを左右どちらでも付け
られますが150シリーズは左専用で安価版という位置づけです。

150シリーズは安価版だけど1,000円や2,000円の差ってどんな意味がある
のでしょうか?

インスプールの3・33シリーズと比べると小細工が過ぎたように見えます、
そのせいもあってか糸巻き量に対してボディが大きすぎ重すぎに思えます。
(同意見の方も多くいるようです)

商品価値を上げるために頑張り過ぎた感じが否めません。

より平行に巻かれる機構は大きい機種の55と57に組み込まれております
が国内のルアーの釣りで55や57クラスを使う機会はそう無い。

3や33に該当する53・153が無いのも疑問である、33は0.2mmが200m巻け
るけどより小さな52・152は140mしか巻けない、ギア比が1:4.5ということも
あり渓流で使うには不足だろう、一番小型軽量なモデルだけど33よりも重
いのも気に入らない。

52・152は管理釣り場で使うのに適しているのかもしれません。

一つ上の54・154は4・44と同程度なので湖用として使い易いとは思います。

日本で使い易い3・33クラスのものが無かったのと、安くも無い安価版を出し
た余計なコストが商売的に失敗だったのかもしれませんね。

55・57の内部です、無くても困らない機構のために複雑になりました。


こちらは4の内部です。

ルアー用のリールは感度が命だろう、シンプルだからこそ得られる高性能という
のを具現しているのがこのリールだ。


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