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いま、そのとき、かんがえつつあること。

個別設計

2006-08-03 | 障害学
個別設計というのか、特注設計というのか、まあ、よびかたは なんでもいい。

いすとか、くつはもっと ぜいたくして いいのではないか。ぜいたくというと、なんだか あらぬ誤解をうけそうだが、からだに あわないものをつかいつづけるのは害悪だということ。

たとえば、いすをかいにいく。そこには 専門のスタッフがいて、用途と使用者のからだにあわせたものを販売する、あるいは、特注販売する。そういったシステムがあたりまえになっても よいんではないかと おもうのですよ。あるいは、微妙な調節ができる製品であってもいい。

パソコンのキーボードというのもそうだ。そのひとの手のおおきさなどに対応できるくらいでなければ、なんのための技術なんですかと、ちょっと ひとこと もうしたてたくなるのです。自分にあった製品というものが、それぞれの消費者にわかるものであれば、まだしも都合がいい。けれども、かずかずの製品に精通しているような ひとでなければ、いきあたりばったりで、かならずしも自分にあっているとは いえないもので満足することになるんじゃないか。

技術でできないことではない。経済的に無理だということでもない。値段があがることはあっても、資金とのおりあいでピンキリのなかから えらべば よいのだ。消費者は、もっと わがままになってよいのではないか。