時を紡いで

手芸や町歩きなどを楽しんだり日々の思いを
書いています。
神戸からの発信です

畑さん    (けんか坂下の貸農園で)

2011-03-31 18:44:09 | 思い

        

         昨日久しぶりに畑さんから電話がありました。

       お願いしていたスナップエンドウの苗をそろそろ取りにおいでという連絡でした。

       けんか坂(通称ですが)の下りてから古民家の近くの畑の人でした。

       ついでに咲いていた菜の花をいっぱい頂いてきました。でもこれでも物足りない。

           

         

       畑はこの古民家のすぐ下に借りていました。            

      畑の隅には草花がびっちりと咲いていた。

             

       今は冬から春への移動の時 これからの種がまかれていて小さなポットにもう出ていた。

 

       

           この写真は私がいちめんのなの花が見たいとばかりに言うので写メしてくれたもの。

      山また山のあの場所での菜の花は目を引くだろうな~

                

              もうすぐ日没でしょう春夕焼けです。

 

               

            夕日が落ちる頃駅の近くの辛夷の花が咲いていた。

         そんなイメージでレトロな雰囲気にしてみました。

         皆が私の事を喜ばせようとしてくれている。ありがとう

         春を見つけにまだいちめんの菜の花を見たがっているわがままな私。                              

 

 

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 小説阪急電車より    (逆瀬川駅)

2011-03-30 18:47:01 | お出かけ

    

     この駅は知らなかったけど名前は知っていた。降りる前までどんな所か楽しみだった。
   
     小説をもう一度読んで私ぐらいの立場も似た中年の女性が出てくる。

     それがまたいい。    


     そしてここで次の小林で降りて見たらと勧める。   


    

     駅前からの風景だけどこの日は天気がよく青空に雲が綺麗だった。

    
    

       小説の中で逆瀬川に住んでみたかったというこの駅を私はしっかり見たかった。


    

      ここを流れる川が逆瀬川だからその名前になったのか。


     

     橋のたもとにローズマリーが見事に咲いていました。

  今年こそ庭にハーブコーナーを作ろう、ローズマリー * ラベンダー * カモミール * を買おう。    

      


   

    そんなことを思って道を歩いていたらにゃん子が日向ぼっこしていた。   
      

     なんとも素敵な花が咲いていたけど名前はわからない。
   
     

      逆瀬川駅の表側です。    

     

     ホームに入って逆瀬川の行き先表示を見なおした。

      小説は1駅間1話の形だが何処かでまたつながってくる。
    

 
     映画「阪急電車」沖縄国際映画祭でグランプリ受賞

      長編映画と審査員特別賞に、
      「阪急電車  片道15分の奇跡」が選ばれ映画の製作委員会は
       賞金250万円を義援金として寄付した。

      と新聞にありました。
      私としたらとても嬉しかった。自分が選んだこの小説が映画化され
      それが賞を頂けたこと、そしてその賞金が寄付されたこと
      嬉しかった。
                                                                                                                                                                  

                                     

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春の風を感じて・・・・  (小さな美容室)

2011-03-29 18:33:33 | 思い

    

    買い物に行こうと公園のそばを通ると柳の枝にもう芽が出ていて風に揺れていた。
 
    このきみどりは春の来たことを知らせているのです。


    

    ほらこんなに芽が出ていて遠くまで知らせてくれています。

 
    この日やはりどうしてもカットをしたくて家の近くの小さな美容室に予約しました。

    

    お庭にプレハブの建物小さなドアを開けると小さなカウンターと1台の鏡と椅子、

    何にもないシンプルなお店です。

    何がというとおしゃべりが楽しいのです。ここだけで楽しむ感じです。

    私が阪急電車の話をするとすぐ乗ってきて「私は人が好きだからその話好きだな~、人ウオッチングに

    もってこいだもの」
  
    今、とても好きになれない人があるのなんて話すと「多分その人あなたに似ているのではないの意外とそんなものよ。」
    
    そんなたわいないでも意外と本心の話をするとさらりとのってくれます。

    カットが出来たたころにはすっかり心まで軽くなっていました。

    

  

 

          
       
    

    

いろんな春の花が咲いてきた、もうすっかり春のはずなんだけど今年はどうしてもだめ。       


    


       この間からいちめんの菜の花が見たいと思っていた。

       春色の黄色は春の風を運んで来てくれるのだろう。

     
       大震災でこの近くの桜祭りも中止になったらしい。

       あまりこのムードが過ぎるとどうなんだろう、確かに春色の風に吹かれても心が浮き立ってこない。


       ましてやいつもなら感じる春色のときめきもこの明るい日差しの中でも感じられない。    





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小説阪急電車より    (宝塚南口駅)

2011-03-28 18:30:49 | お出かけ
    


    西宮北口駅へ向かって次は宝塚南口駅です。1駅3分くらいですから座る間もなくホームに降りました。
    駅を出てすぐにあるのが小説でも出てくる宝塚ホテルです。
    今思えばロビーで一人でもいいからお茶してきたらよかった。


    なんてことない再開発から取り残された町という表現にぴったりと言ったらしかられるだろうか。

    

 
    

    降りてすぐのところの花壇には季節の花が咲いていた。

    

    刈り込まれたレンギョウの花が満開やはり此処の方が暖かいようだ。

    


    

   
    

    改札を出てすぐのところにおしゃれなお店がありました。

    


    

    エスカレーターで登ったところにある靴屋さんの前に楽しい手作りのような椅子があったりして。








    


    何にもなかったけれど南口駅は静かな駅でした。もちろん時間もあったのでしょうが。

    宝塚~西宮北口を片道15分で走る阪急今津線を舞台に

    さまざまな「愛」に悩み、やり切れない気持ちを抱えながら

    偶然乗り合わせた乗客の小さいけれど暖かい奇跡の物語。

    全国公開は、4月29日(金・祝)です。



    今年の青春きっぷの旅は取りやめて、スルット関西を買い阪急電車での小さな旅をすることにしました。






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   桜   (読売新聞・編集手帳より)

2011-03-27 19:01:24 | 思い
     大正期の詩人、山村暮鳥に『桜』と題する詩がある。

      さくらだといふ
      春だといふ
      一寸、お待ち
      どこかに
      泣いている人もあろうに



     東北の人情と風物をこよなく愛した人が今日のためにあらかじめ書き残した挽歌ののようである。

     この春、多くの人が愛でるのは、花ではなく、酒でも御馳走でもなく、生きている身の
     ありがたさに違いない。

     宴の筵で、そういう供養もある。


                            編集手帳より
   
     
     

    この分の切り抜きを持ってA地点の家へ行く途中でもう咲いている桜があった。

     バスを降りて見た。
    ソメイヨシノの街路樹の中の2本だけが 寒桜 ? であった。
    
    この文章が頭の中を駆け巡る。



    



    


    

 
    

     優しくほころびかけているピンクの濃い花の塊に「とても綺麗だね」と話しかけた。

     いつもより1区間余分に歩くのだけど真っ青な空が心にしみてきた。

     三田の山並みが綺麗に見えていた。
     


  


     大きな雲を見て歩いていたら毎日メールをしている妹の一文が思い出された。

        
         昨日はなんだかいらいらして周囲の人に八つ当たり最低でした。

         ごめんなさい、と翌日周囲の人に謝りました。

         小さな人間です。
   


      この日の返信メールには自分の人への八つ当たりも書きました。
      
     イライラの八つ当たりは私も最低でした、ごめんなさいと。


      真っ白な大きな雲が笑っているように思えました。
      







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