この写真と同じ絵が乗っていたミニコミ誌のタイトル「秋景楼と彼岸花」
これを見てから待っていた この絵と同じ時期にこの建物を見たいと。
こんな里山に洋館がと思うが三田にはこの時期何軒か洋館が建てられている。
そしてある時期には、近隣住民たちのサロンとして開放されていたそうだ。
建物の中は開放されていないけど和洋折衷のような建物の横を行くと玄関になる。
奥の母屋の方に奥様がおひとりで住んでおられるとか。
その横には蓮池がありこの地を見渡すように山が囲んでいる。
そしてヒガンバナが・・・・ひっそりと咲いていた。
少し早いけれど柿にも色がついて
蛾なのかスジクロシロチョウだろうかが休んでいた。
少し行くといつも見るような古民家の前にはまだ稲が。
今日は(18日)台風が来ているというのに奇跡的な晴れ、 あちこちで稲刈りのコンバインの音がして
煙が・・・・
戻っていたところにはまだこれからの蕾が水路沿いに、これが全部咲いた時を
考えるともう一度来たい気持ちになる。
何気なくおかれた石につく苔も面白くこのヒガンバナはこのままで絵になる。
今までこんなにお花をしっかり見ていただろうか。
マクロで撮るようになるとこんな蕊の先の花粉の黄色までが気になる。
カールした蕊はのびやかに誇らしげに 「 ステキでしょう!」と言っている様に思える。
奥様が言われていたという
「豊かな自然に囲まれたここを訪れた人が、心に郷愁を感じて安らかな気持ちに
なってもらえたら嬉しい」・・・と
奥様にお会いしたい
秋景楼秋景色
クリックすると大きくなります