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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

こんな時こそ≪笑い≫!(熱意を考える 2/10)

2011-03-23 | 第八章「魂と聖霊」

 3月15日にU先生の勉強会に都心に行った。流石に11日の震災の後だけに参加者は少なかったが、貴重な時間を過ごした。既に、毎日恐ろしい、悲惨な映像を見続けている人が大半で、U先生が心配されていた。こんな時こそ、≪水戸黄門≫でも放映してくれたら。Aさんのそんな一言がとても印象的だった。

 身体のことについては、ある意味判り易いので、そのダメ―ジなどにはこころを配る人が多いが、こころについては意外と無頓着な人が多い。こころの健康が2-3日のストレスで簡単に保たれなくなるということに気づいている人は意外と少ない。こころも身体と同じで、それほど頑張れない。生き甲斐の心理学を勉強し、自分のことを知るたびに、つくづくそう思う。

 さて、この一週間、いろいろなストレスがあったが、笑いについて時どき考えている。昔読んだ、梅原猛氏の≪笑いの構造≫が気になってパラパラ読んだりしたりしている。

 笑いは、意外にも2歳くらいにその原型があるようで、また、小学生のころには東海道膝栗毛を夢中で読んだりしたこともある。高校生の時の学園紛争等の時も、今考えてみれば、落語研究会のBさんを始め結構笑いがあり、それが救いになっていたことに気づく。40歳台の大変な時も笑いが救いになった。

 今回の、例えば原子力発電所の事故でも、家族で観ながら、不謹慎かもしれないが、海外の報道番組でニュースキャスターが言った、≪Edano Nero!≫発言で笑ったりしたものだ。

 ≪笑い≫は何故良いのだろうか?生き甲斐の心理学から考えると、暗い感情を湧き起こす、人の理想領域(カールロジャースでいうと第二領域)の現実化というか無価値化に関係しているようである。理想と現実のギャップを埋め(瞬間でも)、こころに柔軟性を与えてくれる。

熱意を考える 2/10

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