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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

2-4月の花粉の季節は私の読書季節 (3/10 五感と縄文時代 )

2025-04-03 | 第二章「五感と体感」

春生まれで春が好きだったのに、花粉症で外出がつらいこのごろ。いつの間にか、この季節は籠って本を楽しむことが増えた・・といって縄文の合間であるが。

もともと、私は少年時代から理科系で科学好きだったので、この季節は理科系の人(今の職業というより理科系出身者や理科系の思考に長けている方か)の書いたものを読むとイキイキしてくる。

最近心に残った本としては、魂の問題を追った本「精神の考古学」(中沢新一著 新潮社 2024)に感動した。仏教だけでなく三位一体の神のキリスト教も理解されたうえで語られており勉強になった。縄文を語る上でも大事な本だと感じた。

また、ギリシャの沈没船での謎の歯車で作られた機械を追った「アンティキティラ 古代ギリシャのコンピュータ」(ジョー・マーチャント著 木村博江翻訳 文芸春秋 2009)は天体と宗教や生活に大事な暦に関する、2000前のギリシャの信じられない知見。さらに、沈没船からの機械を100年くらいかけて解明しようとする人間の真実にむけられる飽くなき好奇心に深く感動した。

そして「脳と魂」(養老孟司、玄侑宗久共著 ちくま文庫 2009)。コロナ前の本ではあるが話題が新鮮で、科学がまだ解明できていない記憶の問題や、宗教体験をシステム的にかたる面白さには驚いた。また、DNAが分かればすべては解明できるというよう な考え方の問題も指摘されていて、科学万能主義の限界や宗教の存在意義についても考えさせられた。

さらに、まだ読み進めている段階なのだが、「おいしさの人類史」(ジョン・マッケイド著 中里京子訳 河出書房新社 2016)は五感と人、さらに生命体を考える上で欠くことができない知見を与えてくれるようである。5億年前のカンブリア紀の三葉虫の化石の中で、ミミズ状の動物を捕食する化石の発見から話が始まるのはすばらしい。ちょうど帝京大学の総合博物館で企画展「ホネホネワンダーランド」で恐竜の骨やアウストラドピテクスの頭骨など夥しい骨を見てきたこともあり、興味津々である。

現在縄文時代のエッセーを連載しています。WebマガジンAMOR「縄文時代のイキイキ生活」。こちら

3/10 五感と縄文時代 

この記事は「生き甲斐の心理学」ーCULLカリタスカウンセリングの理論 ユースフルライフ研究所主宰 植村高雄著 監修2008年第3版 を参考にしています。

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「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」

縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。

入手方法

1.紙の本の入手については・・・

  四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。

  電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)

    住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2  

 なお、国会図書館、八王子市図書館でも閲覧できます。

2.電子書籍版はアマゾンさんで、1000円で購入できますが、

  Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。 


       森裕行

 

 

 


湧き上がる感情の真実・・子抱き土偶雑感 (2/10 五感と縄文時代 )

2025-03-05 | 第二章「五感と体感」

縄文時代の土偶。日本の考古学は明治時代から始まるが、一般には女神像と言われることが多い。国宝の土偶などほれぼれするものもあるが、例えば巻頭の東京都の子抱き土偶を見ると、まず、この像をご覧になった多くの方は、母の子に対する無条件の愛や子の母に対する無条件の信頼を思い出したりし、深い感動を覚えるのではないだろうか。そして、それが約5000年前、つまり150世代とか200世代くらい引き継がれていることを知ると、さらに感動するかもしれない。

しかし、この像をじっくり見ると、何か変な部分がいくつか見つかる。ある考古学者は、単なる女神像ではなく人間以外の生命体=精霊もかたどっているのではないかと言われていたが、たしかにそういう見方もあるかもしれない。

もともと、神仏の像は人智の及ばぬものとし、偶像崇拝に疑問を投げかける先人も多い。一方、日常の中で信仰を求める場合に像や聖所をまったく否定するのも厳しすぎるという意見もあろう・・。縄文時代の像は土偶の他に岩偶、そして有機物で残らない可能性が高い木偶もあったと思う。そして、昔も像に対する何らかの拒否感も働いた可能性もあり、例えば土偶は長い縄文時代の中で、地域や時代により現れたり、消えたりしている。人間が作る像の難しさを長い歴史の中で感じさせられる。

巻頭の子抱き土偶は、5100年前ごろの像と言われている。同じく5000年前ごろにはユーラシア大陸の西のメソポタミアやエジプトには文字があり、宗教活動が記録され始めている。しかし、日本列島では文字が使われてないため、像に見る角度の図像で物語を伝える方式が当時盛り込まれていたのではないかと私は推定している。そして、それにより何らかのメッセージ(感動)が伝わる。その全体像はまだ研究中であるが、当時のストレートな図像表現と喜怒哀楽の感情の対話にとても興味を覚える。

さて、今日は喜怒哀楽、湧き出す感情について考えてみよう。技術的にはかなり進んでいたのに、何か良く分からない土偶を作る。それは考え方によるが感情表現に重きがあったのかもしれないと思う。日本の文化を振り返ってみると、例えば源氏物語は西暦1000年ごろのものだが、長編小説としては最古に数えられる。万葉集も8世紀くらいに成立したと言われるが、4000以上の和歌が含まれるというのは驚異的である。そして、テレビを見たりすると今でも俳句や和歌は人気がある。

私は心理療法の研究も随分やったが、湧き出す感情というのは、非常に意味がある。巷では政治家同士がつかみ合いの喧嘩になるような動画があったりするが、湧き出す感情をそのまま行動に移せばそうなってしまうのが人間なのだろう。しかし、その感情をじっくりと時間をかけたりし、その時点で最善の解釈をすると思いがけない世界が新たにはじまったりするものだ。自然に触れる中で、ふと湧いた感情をじっくり精査し味わっていくと、とんでもない発見をしたりする。それが俳句であり和歌になることもあれば、ニュートンのリンゴやアルキメデスの風呂だったりすることも。

湧き出す感情は生命体の内部からほとばしるものであり、世にある常識や規範を越えた真実の声かもしれない。耳を澄ませて内部からの声をきく大切さを忘れてはならない。

現在縄文時代のエッセーを連載しています。WebマガジンAMOR「縄文時代のイキイキ生活」。こちら

2/10 五感と縄文時代 

この記事は「生き甲斐の心理学」ーCULLカリタスカウンセリングの理論 ユースフルライフ研究所主宰 植村高雄著 監修2008年第3版 を参考にしています。

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       森裕行


味覚に潜む愛・・(五感と縄文時代 1/10)

2025-02-20 | 第二章「五感と体感」

何百種類の動植物と日常的に接していた縄文時代。彼らの五感・体感はどうだったのだろうか。素晴らしい蒸し器に使ったと思われる深鉢や、素晴らしいご馳走が並んだと思われる大振りの浅鉢を見ると、どうしても空想の世界に誘われる。

特に私は20年以上U先生の比較宗教学や比較文化論の影響をうけた生き甲斐の心理学を学んでいて、五感に関わる世界にとても興味がある。そんなことで自分の生育史上の五感、喜怒哀楽、真善美についてはいろいろ研究し楽しんでいる。こうした自分自身の研究が縄文時代の解釈と繋がって、例えば縄文人の味覚について何か分かればとも思うが、それはまだまだ未知の世界である。

私だけでないかもしれないが、五感に対する感受性は低くなり、例えば食べられるか食べられないかを判断するときに、賞味期限表示で見て決めたりする。昭和30年台などの古き良き?時代などでは、そんな表示もなければプラスチック包装など無いにひとしかった。眼で見て、臭いを嗅いで、味を確かめて判断した。

さて、巻頭の写真だが伊豆半島の奥石廊に行ったときのもの。伊豆半島は幼いころからよく行ったが、高校生の時、西伊豆を友達と春に旅行したことが思い出深い。旅程は地図を見てえいやと決めたいい加減さもあり、ある日は昼から歩き始め、夕方には着くはずが日がくれてもつかず、とぼとぼと途方に暮れながら歩いた。運よく軽トラと出会い、暖かい好意で目的地まで運んでくれて、本当に助かった。民宿で腹をすかせた友人たちと夕食にありついたときの嬉しさは何とも言えなかったが、味覚の記憶という意味では、翌朝民宿を発つときに頂いた、酸っぱい夏みかんの味が今でも忘れられない。民宿を出た時の夏みかんと青空とのコントラストも素敵だった。

柑橘類といえば、高村幸太郎の「レモン哀歌」を思い出す。この詩は千恵子の最後を看取る時の詩であるが、題名が哀歌とあり表面的には哀しい感情かと思わせるが、決してそういうではなく、むしろ深いところの喜び(慈愛)を歌ったものだと思う。感情は喜怒哀楽と言葉で表されるが、湧きおこる感情をうまくとらえてそれを喜怒哀楽に当てはめることは、結構難しい作業だ。

さて、縄文時代に柑橘類はどうだったのだろうか。橘を思いつくが、南の方の木で伊豆半島にはありそうだが、関東はどうだろうか。もう一つユズがある。縄文時代に自生していたかは定かでないが、耐寒性が橘よりあり関東でも自生し、縄文人も楽しんだかもしれない。そして、ユズを噛んで一句のような愛の詩もあったかもしれない・・・

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1/10 五感と縄文時代 

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大イチョウのささやき(9/10 縄文時代をどう解釈するか)

2024-06-03 | 第二章「五感と体感」

 約20年前に八王子市に引っ越ししてから、いつも愛でていた大イチョウ。八王子市由木東市民センターのそばにあり、樹齢500年とも言われる。かつては神社の境内にあったそうだが、神社は移設され今は大イチョウだけが残る。この大イチョウのそばの由木東市民センターは、尾根に近く見晴らしがすばらしいので良く利用させて頂いたが、次第にこの清々しい地域の由来に興味が湧くようになってきた。

 やがて、縄文時代に興味を持つようになり、このイチョウの近くに多摩ニュータウン64遺跡があることがわかり、調査報告書を読んだりした。中期と後期(前半の堀之内期)の住居址が二つ見つかり、大イチョウのそばに柄鏡形敷石住居が発掘されたことを知った。その住居址の入口はほぼ真西の向きにあり、春分や秋分の入日が住居の中に差し込むようになっていたようだ。日本独特のあの世観と繋がるのか、甲信地方の同族を意識したのか興味が湧くが、3800年前の祖先は答えてくれそうにない。建物は中心の石囲炉から柄部にかけて部分的に敷石が施されているが,奥から入口方向に馬蹄形の敷石がないところには網代状の敷物が敷かれていたようである。床面積は8.5㎡。6畳にも満たない住居。ここで住人はどのような暮らしをし、精神生活を送っていたのかますます気になる。

 このところ、「わび・さび」の文化についていろいろ考えている。今より縄文時代がより身近だった茶道や禅の発祥の時代も気になるが、世阿弥の芸能の世界、和歌や俳句の世界も気になる。特に何百種類の植物や動物に囲まれて、小林達雄氏の縄文カレンダーではないが、五感体感で季節を感じながらの祖先の暮らしは、恐らく歌や言葉が今よりも魂の輝きに満ちていたのだろうと想像してしまう。

 芭蕉の『古池や蛙飛び込む水の音』について若いころから学校で学んだりしたが、どうも意味がよくわからなかった。それが縄文に凝り東北旅行・青森旅行をする段となり、太宰治の「津軽」を読んで初めて腑に落ちたのだった。学校では古池がどうとか余韻とか風流とかよくわからない説明を聞かされたように思う。しかし真相は日常のなかでの何か貧しいぼちゃりというような音。そこに太宰は芭蕉の名句の意味を重ねたようだ。

 私も青森旅行の時、竜飛岬近くで断崖絶壁上で濃霧に見舞われ、不安の中で車を運転している時、遠くに微かに鳴いている鶯の声を聴いた時の不思議な気持ちにはっとした覚えがあった。五感は浮遊する観念の世界を泳いでいるこころを、今ここの世界に引き戻し、聖なるものとの出会いに導く。私はカトリック信徒なので聖霊のささやきなのであるが、別の信仰を持っている方、あるいは縄文時代の人々も何かを感じるのだろう。

 大イチョウは、今何かを風のなかでささやいているのかな・・・。

9/10 縄文時代をどう解釈するか

WebマガジンAMOR「縄文時代の愛と魂」にも縄文に関する関連記事があります是非ご覧ください。こちら

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国内の異文化結婚、何か寅さんを思い浮かべる・・・(7/10 縄文時代をどう解釈するか)

2024-04-07 | 第二章「五感と体感」

私の祖父母は文字通り東男と京女であった。当時は非常に珍しかっただろうに、夫婦円満で私の母が東京で生まれた。そして、東京で母は育ち、西日本生まれの父と結婚し東京に住むようになった。その後、私は東京に生まれ育ったが、西日本生まれの妻と大阪で結婚した。こうして三代にわたり正月には丸餅と角餅の葛藤(郷にあって郷に従うのだが本音は?)があったことになる。しかし、つい最近まで、そのこと自体が特別なことと全く感じていなかった。

しかし網野義彦氏の「東と西の語る日本の歴史」をパラパラみていたら、東と西が結婚する確率はせいぜい10%くらいだそうで(昭和42年)ふつうは東は東、西は西どうし、明治や平成でその確率は変わるのだろうが、3代にわたり東と西が結婚するのはこの10%の確率を仮定すると、えいやで3代にわたる東西婚は0.1%となり、非常に珍しいことになるようだ。

さて、その異文化の影響はいかにということだが。小学校低学年で約1年アラスカに行った頃の私のことが、両親の持っていた手紙から随分昔のことだが残されていた。戦後間もない1950年代後半の日本に住んでいた私は内向的で神経質な性格で、両親も随分心配したようだ。ところがアラスカで約1年過ごすころになると。内向的なところは変わらないまでも、漫画ばかり読み勉強などはほったからしで、父などは余りのずぼらさにあきれ果て、将来を危うんだそうだ。同じ個性を持った私が環境の違いだけとは言わないまでも評価がこうも変わるのか。おそらく両親も祖父母もどこかで笑みを浮かべていたに違いない。

神経質で甲高いのが、ずぼらでノンビリ。・・・日本とアラスカの文化の違いは当然あるが、東日本と西日本の文化の差も結構ある。経験された方はお分かりだと思う。そして、その違いに翻弄される姿は何かおかしい話題になる。関西でたぬきを頼んだら全然想像とちがったなどなど。

ところで縄文時代。縄文中期文化は同じ村におそらく出自が異なるなどの異文化の人々が住み分ける双分制であったことが知られている。もちろん合理的は双分制のメリットがあったのだと思うが、それ以上の双分制の村の特徴があったのではないだろうか。

私は寅さんの映画が好きであるが、寅さんは東日本を旅することもあるにはあるが、西日本の旅をするときのが多く印象深い。つまりちょっとした異文化での自由さというのだろうか。そして、そこに生まれる笑い。寅さんというトリックスターによる笑い。それは、心の統合にいたる回路なのかもしれない。

7/10 縄文時代をどう解釈するか

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