イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

どんな時でも、≪私は私≫を忘れない!(感謝と満足 10/10)

2011-03-21 | 第七章「光と復活体」

 東日本大震災の為の義援金や募金がいたるところで行われている。募金に参加している知人も何人か知っているが、若い人が、信じられない金額を募金箱に入れて、心配になった知人もいた。思わず、≪ありがとう、でも後で身体を壊さないで!≫とこころに念じたそうだ。

 我が家でも、娘たちが厳しい風紀委員のように、電気を消しまわり、ボーとしている私を叱咤したりする。こころ優しい人は、大活躍である。

 さて、日本人は、外国人と比べ、甘えの構造とか独特の文化があるようだ。それが、災害時に日本人は整然としているというような評価につながることもあるが、風説等で付和雷同することもあるようだ(外国人も当然あるだろうが)。心理学用語でいうと、防衛機制の同一化(この場合、理想を共有するというのだろうか)が特徴のようだ。

 例えば、私は外資系企業で約28年お世話になったが、会社をやめて2-3年して、やっと心理的に会社から離れることができたように感じる。その位、自分の深層を会社が支配していたようである。

 それが、良いか悪いかは状況しだいであるが、非常時の時などは、≪私は私≫をより意識化したほうが良いように思う。こころ優しい人より、私は私の≪いじわるばあさん、いじわるじいさん≫が良い時もある。自分は自分でしか守れないということにも通じる。

 最後に、感謝と満足10回が今日で終わる。ちょうど、東日本大震災の時期と重なってしまった。こんな中で、≪感謝と満足≫といっても、何か絵に書いた餅のようなところが自分でもあった。頭で考えた、≪感謝と満足≫になりがちなのである。

 しかし、本当の意味は、実感のこもった≪感謝と満足≫なのだ。自分でも反省するが、こころを落ちつけ祈ることと≪感謝と満足≫は微妙に繋がるように思う(祈りはお願いだけでない)。祈りとともに、今日はブログを終えることにしたい。

感謝と満足 10/10

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