イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

感情にどのように挑戦するか (出会い 8/10)

2019-10-29 | 第二章「五感と体感」

 秋も深まり、夏や台風のつかれも出て様々な感情に出会う季節のようだ。

 さて、この数ヶ月、特に8月から9月は白内障の手術ということもあって、自分の思考・感情・行動の生活バランスは随分違っていたように思う。そして、あらためて思考・感情・行動のバランスの大切さに気がついたようだ。考えなさすぎ・考えすぎ、乏しい感情生活、行動しすぎや・しなさすぎ・・・何かが崩れると例えば行動が崩れると、感情や思考に蔭を落としてしまい全体に悪影響を及ぼす。

 思考生活、感情生活、行動生活を時々思い出して反省することは大事で、それなりのバランスを保つきっかけになると思う。ところで今日のテーマは感情。感情は、どういうわけか低く見られる事が多い。バリバリ仕事をする人の中で、時々感情などない方が良いということを言われる方もいらっしゃるようだ。

 感情といっても、通常は感情を感じて、それを解釈する過程を踏む。感情そのものはセンサーみたいなものだが、それがダメだというのは、センサーそのものより解釈の仕方がダメなのだと思う。感情というとき、感情を感情そのものと解釈の仕方からなると考え、解釈の仕方をいろいろ反省し模索すると随分ちがう。感情のコントロールというとき、感情を抑圧・抑制してへんになるよりは、感情の解釈に焦点をあてると随分良いように思う。

 それから、U先生に教えていただいたことに、感情の経験ということがある。私のように還暦を過ぎた人間は、今まで多くの感情に出会っている。教科書風に分類すると、例えばストレス曲線(不安、怒り、身体症状、ウツ、錯乱)、幸福曲線(平安感、友好的感情、健康感、幸福感、統御感)の10種類について、頻度はまちまちだが全部経験したように思う。従って、これから死ぬまで、いろいろなことがあると思うが、感情という面ではこの10種類の感情以外に出会うことはないと推測できるのだ。従って、感情に関してのこれからは矢でも鉄砲でも持ってこいという感じだ。予測できない将来は不安だが、その中でも予測できる大切なことがあると思うと、何か安心できる。そして、感情の解釈という問題に気をくばる意欲が湧いてくる。

出会い 8/10

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「じゆう」に出会う (出会い 7/10)

2019-10-28 | 第三章「無意識の世界」

 ある読書会にずっと参加しているが、そこではこの1年以上ダンテの「神曲」がテーマであった。神曲は地獄編、煉獄編、天国編と別れていて各々33歌出成り立っている。そして、今回は地獄編を抜け出て煉獄の1歌、2歌であった。正直地獄に辟易としていた私であったが、今回は煉獄といっても希望に輝き、自由を感じる世界で、長い一年以上の労苦もあったのか自由を満喫したような気がする。

 教えていただいた有名な一句。平川祐彦先生の名訳は次のとおりである。
「自由を求めて彼は進みます。そのために
 命を惜しまぬ者のみが知る貴重な自由です」第一歌 71, 72

 ちょうどこの2-3週間、防衛機制の勉強をしていたところだったので、ピッタリだった。私もある日こころを覆っていた防衛機制の霧が晴れた時、今まで見えなかったものが見える経験をした。何かに抑制や抑圧されていた何かがふっきれると、そこには自由と共に人生にとってもっとも大事なことが見える。命をおしまぬほどの何かが見えてしまう。

 防衛機制というこころの仕組みがある限り、おそらく現代の日本人も外国人も、そして、縄文時代の縄文人もおそらくこのこころの自由に出会い、何かが変わるということはあったと思う。比較宗教学などでU先生から教えていただいた公式

 A=B(X+Y)  【 A:人間全体 B:魂。愛そのものといっても良いかもしれない X:生育期 Y:身体】

 このBなのだろう。

 まあ、理屈はともかく人生には晴れやかになれることがあるというのは希望があるものだ。あの世に行くときにも見えることを期待しよう・・・

出会い 7/10

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迷いの道に気をつけて (出会い 6/10)

2019-10-24 | 第一章「意識と知覚」

 今の自分は本当の自分なのか、偽物の自分なのか?自分は何のために生きているのか?こうした自問自答は時に大事だと思う。感情をうまくコントロールすることもできる防衛規制であるが、時ととして人生をへんな方向に導くことはどなたでも経験しているのではと思う。

 学生時代であれば、試験前に勉強をするというストレスに耐えきれず、急に読書したくなったり、旅にでかけたくなったりする、そして、それが原因で試験に落ちたりし人生にも影響を与える。気分がむしゃくしゃしているときに、関係ない身近な人にあたったりする。電車に乗っていると、つまらないことに腹立てて喧嘩を始める人もいる。そういう比較的わかりやすい防衛機制(抑圧、抑制、逃避、置き換え、反動形成、同一化、摂取、投影、合理化、感情転移、退行、昇華、知性化、補償)でつまらない結果をもたらす。

 時には、こころをゆるす人が勧めたAについて、自分で深く考えずに飛びついて、いつの間にかAに囚われてしまう。自分の本来の道だったのか否か思索することがあれば良いが、いつの間にかAを抜け出せなることも。こうした例は、歴史小説をはじめいろいろな人が、人生経験も織り込んで描いている。テレビのドラマや映画でも楽しく学べられて勉強になる。

 神話の世界でも、こうした現象が書かれているので、いろいろ教えられる。神様でも、こうして失敗したのかと思うと、自分の失敗も過度に気にすることもなくなり精神衛生上も良い。

出会い 6/10

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神話を自然体で生きる知恵として読んでみる (出会い5/10)

2019-10-23 | 第二章「五感と体感」

 昨日は鶴見の総持寺周辺で楽しい時間を過ごした。やることが多いのに、何か虚しい気持ちが起こり、不完全燃焼気分があるときに貴重な時間を過ごすことができたようだ。

 最近思うが、一日はさまざまな意思決定に満ちていて、その時々の判断の結果が人生を形成していく。サムシンググレイトの意思なのか、自分の意思なのかはよく分からないが、そういうものなのだろう。昨日の写真のひとときも、沢山の判断の中で紡がれた結果なのだろう。

 さて、今日はそうした判断をより間違いなくするための自然体にかかわる、防衛機制について考えている。私たちは日々いろいろな状況に置かれる。その中で大事なことは、その状況をなるべくフィルターなしで一旦受け入れるということがある。自然体がその時重要な働きをするようだ。とくに大事なのは生命体としての自分の感覚かもしれない。好きか嫌いか、怖いか怖くないか・・・そうした感情・感覚がまずは要なのだ。そのためにはフロイトの14の防衛機制(抑圧、抑制、逃避、置き換え、反動形成、同一化、摂取、投影、合理化、感情転移、退行、昇華、知性化、補償)をなるべく排除する。

 次のステップは、防衛機制も生きる上で大事なので、状況に合わせて無難な防衛機制を使い分けるということなのだろう。現実はそんなに理論的に行かないが、このあたりを意識していると、過去の経験の蓄積などで上手になっていくように思う。防衛機制の使い方、そして感情のコントロールの仕方が上手になっていくことは生きる上でとても大事だと思う。さて、昨日、U先生の昔のブログを読んでいて、神話を防衛機制の使い方という点で読み解いていくと、いろいろなことが分かるということがあった。何千年、何万年という私たちの祖先の経験から生まれた神話は、このあたりの知恵を実に的確に表現しているようだ。週末の10月26日の勉強会ではこのあたりを取り上げるつもりだ。

 古事記や日本書紀などに書かれた日本の神話は、遙か昔の幾つかの部族から生まれ、それが統合されたり断片化されたりして形成された堆積物のようである。そして、ギリシャ神話をはじめとする世界の神話と同じように貴重な知恵の体系である。

 それは比較というキーワードの元に読み深めていくと、さらに、さまざまなことを教えてくれる。日本では演繹法、帰納法は有名な科学的な立ち位置であるが、比較法はどういうことか海外と比べ抑圧されてきたように思える。例えば海外では当たり前の比較広告は日本では嫌われる。比較宗教学や比較文化学、比較神話学などがもっとポピュラーで真面目に取り上げられればもっと良くなるのにと思うが、何故かそうなってない。国際会議で質問をしないことの多い不思議な日本人にとって、比較は苦手なのだろうか。

出会い 5/10

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時が運んでくる危機と向き合う (出会い 4/10)

2019-10-21 | 第二章「五感と体感」

 10年一昔とは良く言ったもので、特に年をとってくると時間の感覚が鈍磨してくるからか、ある問題が生じて、そうだあの人に頼もうとしても、すでに退職されていたりで時の移り変わりの激しさに驚いたりする。

 さらに、今は情報社会に急速に移り変わり、p〇ypayを知らなかったりするといつの間にか損することも(笑)。そんな中で今日は少し考えた。一つは今の自分は本物の自分か偽者の自分かを思索すること。時間が経たないとよく分からないというのも事実かもしれないが、意識して過去の自分のあれこれを考えてみると自分の中心線というのが見えてくるようにも思う。そして、本物か偽物かの感覚を掴んでいると、今の自分はどうなのか、あるいはどう変わって行くかが掴みやすくなるようだ。

 時が運んでくるもの。情報社会もあるが、かつては考えもしなかった激甚災害もある。眼の前の川はどうか、風はどうか?家の近くの縄文遺跡も、そういった眼でみると違ってみえてくる。446遺跡は何故北に丘があり南に川が流れているかなど。縄文時代の地形を推定し縄文小説を書くときに良く国土地理院の防災マップを見た。そんなこともあり、今回の台風19号では思わぬことが役だった。

 最近は太平洋戦争末期から戦後のことも時々考えているが、配給に頼り清く正しく生き、闇米などを食べなかった為に栄養失調で身体を壊してしまったひとを知っている。置かれた危機の時にどのようにアイデンティティを統合したか、防衛機制をどのように使ったかが生死を分けるのも現実のようだ。東京大空襲で防空壕に逃げて命を落とした人。お互いに火の粉を落としながら公園の片隅で命拾いをした人・・・最初から観念的になるのではなく、しなやかに現実を一旦は受けとり、その後防衛機制を働かすという知恵、抑圧しないという知恵。生き甲斐の心理学は役に立つと思う。

出会い 4/10

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